構想から取り壊しまで、初めての事で、色々と迷いながらの作業でしたが、ポイントになったと思う事を書いてみます。
最初に行った事は、関係者の理解を得る事。
登記上は母が所有者なので、母の了解を得る事。
人生と、思い出が沢山詰まった家なので言い出すのも辛い気がしました。
状況を十分に説明した上で、何回かに分けて確認をしました。
人間 その時は良いと言っても、一人でじっくり考えると、違う感情が湧いてきてやっぱりイヤだという事は起こり得ますので、3回ほど時間を置いて確認をしていきました。
並行して、姉・兄への説明と同意取りを行います。
父が遺言で不動産の相続の仕方なども方向性を示していてくれた事も大きく、母も姉も兄も了解・同意してくれました。
でも、この実家は私自身も何年か住んでいた思い出の場所であり、父母の記憶と密接に結びついた建物なので、たたむという決断を最初に自分の中で決断するまでに、葛藤がありました。
これは、ノスタルジーではなく将来を見た合理的判断は何かという事を自分に言い聞かせて、信じ込ませる事が必要でした。
税金の事、維持するとしたらしなければならない事、自分たちの今後の生活変化の見通し。
土地と建物関係、どういう選択肢が考えられるかなどなど、、調べ・考えて結論を出しました。
ここが、第1の関門。
親兄弟の同意を得るのが第2の関門ですね。