2015年11月22日日曜日

【自ら人体実験】1日1食

今まで、時々昼飯を抜いて1日2食をして
いました。その日の気分で昼飯は食べたり
食べなかったり。

先週、船瀬俊介さんの「やってみました!
1日1食」を読んで、一念発起して一週間
1日1食をまずやってみました。

1週間の結果は、、
とても体調が良くなる事を感じました。

1日に1~2回、お腹すいたなあと感じる
時がありますが、15分ぐらい耐えると
いつの間にかその空腹感が消えてしまいます。
だから、それほど苦しくはありません。

習慣や、1日3食が正しいという先入観
とどう戦うかだけがポイントでした。

月曜から始めて、金曜日に感じていたの
は、
①体が軽くなった
 すでに、二十歳の体重に私は減らして
 いたので、これ以上体重は減らないか
 なと思っていましたが、まだ1Kgぐらい
 減りました。でも、体重以上に減ったと
 感じるのは、身の軽さ。
 車で言うバネ下重量が減った感じとで
 も言うのでしょうか? 本当に身が
 軽くなった感じがします。

 物理的にも、歩く速さが早くなりました。
 前を歩いている20歳ぐらい若い人に
 普通に歩いていても追いつき、追い越し
 てしまいます。

②頭がサエます
 詰碁などをやると、その時点の頭のサエ
 状態が如実に現れるのですが、血液が内臓
 ではなく十分頭に行くからでしょうか、
 明らかにサエが違います。
 この1週間、昼休みの時間でかなり碁の
 勉強が進みました。

③味覚に敏感になる
 身体から毒素?が出ていくからかもしれ
 ませんが、スナック菓子やコンビニで買う
 食品などが、違和感のある味に感じられ
 ます。人工化学的な添加物などを身体が
 拒否しようとしている感じです。

④内臓の状態を感じられる
 食べると食物が、今 食道にいる、
 今 胃の上部にいる、、腸に移った
 など 感じられる様になりました。

⑤体力が落ちる事なし
 全く体力が落ちていないと感じます。
 逆に筋トレなどしたくなってきました。
 面白いものです。

全体的に、1日1食はメリットはあっ
てもデメリットは感じませんでした。
私には合う様です。

出来るだけ継続していこうと思います。

2015年11月13日金曜日

【バレーボール】2015年 眞鍋監督は何故ハイブリッド6をしなかったのか

今日 書くことは、全くの個人的な推測です。


今年のVリーグが始まって、相変わらず素晴らしい
バレーセンスの新鍋選手を見て、ふと考えた一つ
の仮説です。


2013年のMB1、2014年の「ハイブリッド6」発表へと
眞鍋監督は新戦術の進化を目指してきました。

2015年4月の新登録メンバーの発表の時も、ハイ
ブリッド6の更なる進化をしたいと述べられています。

それが2015年の火の鳥は結局 普通のMB2で戦っ
ていた。これは やはり変です。


実は、ハイブリッド6をしたかったが、出来ない事情
があった。というのが真相ではないでしょうか。


ハイブリッド6は、良く知られている様にMBの数
を減らしてWSを投入する事で得点力を上げようと
するもの。

但しその弱点として、ブロック力が衰えるので
レシーブ力に非常に負荷がかかります。


2014年は佐野選手や佐野選手に認められた筒井
選手というリベロに加えて、新鍋選手がしっかり
レシーブ力を支えていました。

彼女らがいる前提で、MB1やハイブリッド6構想は
成り立っていたのだと思います。


2011年から2014年まで、新鍋選手、岩坂選手は
ずっと全日本に登録され続けてきました。
眞鍋さんの期待と信頼があるのだと思います。

でも、2015年は登録出来ませんでした。
4月の発表時に、二人とも参加要請をしていたの
だけど参加にならなかったとの説明が荒木田さん
からありました。


又、佐野選手は引退(これは予定どうり?)に
加えて筒井選手は海外移籍を決めて、ワールド
カップに出る事ができませんでした。(筒井
選手の海外移籍も佐野さんや眞鍋さんが何か
関連しているのかもしれませんね。欧州の高い
スパイク環境で筒井選手が成長して来てくれれば、
すごい戦力になってくる可能性高いと思います)


勿論、古賀選手等の大型新人選手を全日本に
馴染ませる為に従来型の方がやり易いという
面もあったのかもしれません。 ただ、もっと
大きかったのは、フロアディフェンス力が
新戦術をするには足りなかったという事だと
思えます。


5月に久光が出た世界クラブ予選が終わっても
新鍋選手が全日本に来ない事がハッキリした
時点で、翌日急遽 MBの荒木選手と島村選手
の追加登録が発表されました。


これは、新戦術を完全に諦めてMB2シフトを
引くという意思の表れだったのではないで
しょうか?


その後の展開は、皆さんが見た通りです。


新戦術は出来ませんでしたが、古賀選手や
大竹選手、鍋谷選手の大成長は大きな収穫
だったとは思います。


もしかしたら、新鍋選手は久光で世界クラブ
やアジアクラブの国際試合を勝ち抜こうと
考えておられたのかも知れないし、頑張った
末に準優勝になってしまったVリーグの結果
のまま、座安、古藤、長岡、石井、筒井、
新鍋、岩坂がチームから抜けてしまうのは
心配だったのかも知れません。

復帰を狙う座安選手、初召集の古藤選手には
ぜひ全日本に行って欲しいかったので、自分は
チームに残るという選択をしたのかも知れません。



2016年に対する私の個人的希望では、新鍋選手、
と筒井選手に全日本のコートに立ってもらい、
進化した大竹選手や古賀選手等と上手く組み
合わせて、MB1やハイブリッド、MB2を場合場合で
使い分ていって欲しいという物。

そうなると、面白いだろうと思います。


選手の皆さんは大変ですが。
金メダルを狙うには、それぐらいが必要では。。。






2015年11月12日木曜日

【本】仕事で使える心理学 榎本博明 日経文庫

仕事で顧客と折衝していると、つくづく
仕事は心理戦だと思っていましたが、それ
を明確に言った本を探していました。


この本は、読んでいて「うんうん その通り」
と肯ける話題がてんこ盛りです。


第1章 交渉力を高める心理学
第2章相手の術中にはまらないために、
第3章リーダーの為の心理学
第4章組織の意思決定を効果的にする心理的要因
第5章ストレスに強くなる


新書の形なので、簡単に読めます。

対顧客だけでなく、社内でも学校内
でも使える手筋が出ています。

若いビジネスマンにぜひお薦めの一冊です。

2015年11月8日日曜日

【本】沖縄の米軍基地  高橋哲哉 集英社新書

ここ数年 沖縄の人の辺野古基地への
反対運動が全ての沖縄の政党政治家も
含めて起こっています。

県知事の極限まで頑張っている反対行動も
ニュースで報道されます。

これだけ、全県を上げて反対している
事について、本質を知りたいとこの本を
読みました。

本州に暮らしている自分にとって、耳の
痛い事ばかりですが、「その通り」だと
思う事が沢山あります。

中身を要約する事は、その迫力まで
含めて表現できないので しませんが、
米軍基地(イコール安保問題ではない)
に関して、沖縄以外の他都道府県での
分担、県外移設をリスクも含めて本気で
取り組む事が日本国民として当たり前の
義務と感じます。

一つ、この本で知ったショッキングな
事があります。

実は、米軍基地が沖縄にある必然性は
無いという事。中国などにも近いので
軍事地理的に有利を思い込でいまいし
たが、米軍からも、日本の防衛高官か
らも必ずしも沖縄にある必要は無いと
いう事は公言されているとのこと。

さらに、米軍から沖縄基地の縮小や
海外移転の提案を何回か受けていたの
に、日本政府側が引き止めているとい
う事。

殆どの国民は、米軍の要求があって
沖縄に基地が置かれていると思い込
んでいると思います。政府もマスコミ
もそういう説明しかしていない。

ここでも、国民を欺く「常識の嘘」
がある様です。

日本政府は沖縄に米軍基地を残す事
によって何を得たいと思っているの
でしょう。

一方、自民党(小泉政権)の時も
民主党(鳩山政権)の時も、県外移設
を検討したが、他県での受け入れ地が
ないとの事で、頓挫しているという
実態もあります。

放射性廃棄物と同じ構図ですが、上辺
だけの「臭い物に蓋」では済まされない
事態になっている事を、直視できる
様にすることが必要と思います。

尚、この本は「反戦論者」や「安保反対
論者」に対しても批判をしています。
分けて考え、議論すべきとの提言です。

沖縄で何が起こっているのか、沖縄の人
はどう考えているのかを知るには好適な
一冊です。

【海外出張】中国で感じた事

初めて出張で中国へ行きました。

20-30年前に、返還前の香港には行った
事がありましたが、中国は初めて。

中国と言っても、今回 行ったのは
上海に2泊3日なので、中国の中でも
非常に特異点的な地域だとは思いま
す。

まず空港について感じたのは、以外と
落ち着いた雰囲気だという事。もっと
喧騒状態かと勝手に思っていましたが
しっとり落ち着いた雰囲気です。

街中も、印象としては大阪の街という
感じで、親しみが持てました。

郊外に向けて車で移動しましたが、
街中を走っている車が大型の高級セダン
が非常に多い感じです。ベンツなども
沢山は走っています。

街中は広い路、近代的なビルが立ち並ん
でいて非常に整理されている街並みです。
キレイ。

高速道路も非常に多く、どこに行くにも
高速をフルに使って移動できる感覚です。

ダウンタウンの方に行くと、よくニュース
などに出てくる超高層できらびやかな
LED照明でデコレーションされたビル
やマンションが沢山立ち並び、「近未来
都市」に来たという雰囲気。

汚い、とか 一歩 裏通りに入ったら違う
風景が出てくる、という事も全く感じま
せんでした。

付き合っていただいた上海生まれ育ちの
中国の人(日本に来て何年か暮らした経験
を持っている)の話では、この10年ぐらい
で急速に街が変わってきているとの事。

物価も上がって、マンションなども1億円
を超えるものが沢山売られているらしい。

夜、住民にも人気の中華料理店に連れて
いってもらいましたが、美味しいと同時に
非常にキレイで清潔な店で、日本の西新宿
か西麻布あたりで食べている様なムード
です。

9月に行った韓国では、自然の多い風景や
庶民の暮らしの中に、時々 超近代的な
超高層ビルやマンションでニュキニュキ
立っていて、急速な近代化が起こっている
のだと感じましたが、上海は全く違い、
道路や街全体のインフラ含めて全てを
強制的に作り替えた超近代都市という印象
です。

近代化のスケールが全く違う事を感じます。
一党独裁だから出来る事なのでしょう。

通訳の人とも、酒を飲みながら中国国民か
らみた政治について聞いてみました。

①南沙諸島に関しては、「中国は本当に我慢
している。中国はベトナムやフィリピンな
と戦えば必ず勝つと分かっているが武力に
訴えるのは我慢している。南沙は昔からの
中国の領土なのは歴史上の当たり前の事な
のに、がまんしている」とのこと。

小学生の頃から、中国で習う歴史では昔
から中国領土として習っているので、そ
れが正しいと考えている感じ。

子供の頃に教師から習った事は、子供は
それが正しいと信じるので(どこの国で
も)、歴史教育の差異や歪がこういう問
題の核心になっていると強く感じます。

個人個人で会って話すと、悪い人ではない
のに、各々が正しいとか、良いことと考え
ている事が食い違う。 「政治」による翻
弄がここにもあると感じます。

中国の人も、日本人 一人一人は礼儀た
だしいし、良い人なのに、、と言ってい
ました。

②周近平をどう思うか?
「彼は、すごい英雄。いままで出来な
かった事(汚職の摘発など)をどんどん
進めている。彼の代になってどんどん
世の中が変わって来つつあると思う」

③中国経済は不景気になりつつあると
感じるか?
「全くそんな事はない。上海地区の人
の今後数年の憧れは高級車を持つこと。
給料は毎年上がっているので、皆 貯
蓄はしない」

④上海の各ビルはすごいデコレーション
だが、各企業が競争しているのか?
「デコレーションをすれば政府からお金
が出る。」

⑤上海はどんどん変わって行って、例え
ば自分の母校とか無くなってきている
と推測するが、どう感じているのか?
「街は良い方向に変わってきていると
思う。昔は、緑なんて全く無かったのに
今は計画的に公園や街の色々な所に
緑がある。公害もこの1-2年無くなって
きた」

との事。

話をしていて感じるのは、この十年で
全く生活環境が変わっており、非常な
自信と将来に対する成長やより良い生
活への夢を抱いている、日本でいう
「高度成長時代」の感覚にある様に
感じた。

街の近代化に合わせて、自分の生活も
住居や車や家電などなど、、近代化やより
良い暮らしに対する具体的な欲望を持ち
それを実現する為に努力している。

そんな印象です。

日本に戻って感じるのは、道路事情や
住宅事情など東京の方がよほど古く、
車も日本ではワンボックスやワゴン、
小型車が多く、「憧れのクルマ」では
なく「実用としてのクルマ」という
社会になっているなという事。

上海の新築の超近代的な超高層ビルの
横に、高層マンションだけど15-20年
ぐらい経ってているかもしれないとい
うものもあります。そちらは、想像以
上の劣化して見えます。

新品を立ててキレイな街をつくる事は
出来ていますが、メンテ維持するとい
う点はまだまだかもしれません。

旅行するには、キレイで便利な都市
であると思います。

文化的な一番の驚きは、近代的ホテル
でもトイレットペーパーを流してはい
けなかったという事。
物価は、よく選ばないと非常に幅が
ある事。(ペットボトルのコンピニの
水でも2元から12元まで幅がありました)

少しだけ、中国の人の感じ方が理解
できた様に思える旅でした。