2015年11月13日金曜日

【バレーボール】2015年 眞鍋監督は何故ハイブリッド6をしなかったのか

今日 書くことは、全くの個人的な推測です。


今年のVリーグが始まって、相変わらず素晴らしい
バレーセンスの新鍋選手を見て、ふと考えた一つ
の仮説です。


2013年のMB1、2014年の「ハイブリッド6」発表へと
眞鍋監督は新戦術の進化を目指してきました。

2015年4月の新登録メンバーの発表の時も、ハイ
ブリッド6の更なる進化をしたいと述べられています。

それが2015年の火の鳥は結局 普通のMB2で戦っ
ていた。これは やはり変です。


実は、ハイブリッド6をしたかったが、出来ない事情
があった。というのが真相ではないでしょうか。


ハイブリッド6は、良く知られている様にMBの数
を減らしてWSを投入する事で得点力を上げようと
するもの。

但しその弱点として、ブロック力が衰えるので
レシーブ力に非常に負荷がかかります。


2014年は佐野選手や佐野選手に認められた筒井
選手というリベロに加えて、新鍋選手がしっかり
レシーブ力を支えていました。

彼女らがいる前提で、MB1やハイブリッド6構想は
成り立っていたのだと思います。


2011年から2014年まで、新鍋選手、岩坂選手は
ずっと全日本に登録され続けてきました。
眞鍋さんの期待と信頼があるのだと思います。

でも、2015年は登録出来ませんでした。
4月の発表時に、二人とも参加要請をしていたの
だけど参加にならなかったとの説明が荒木田さん
からありました。


又、佐野選手は引退(これは予定どうり?)に
加えて筒井選手は海外移籍を決めて、ワールド
カップに出る事ができませんでした。(筒井
選手の海外移籍も佐野さんや眞鍋さんが何か
関連しているのかもしれませんね。欧州の高い
スパイク環境で筒井選手が成長して来てくれれば、
すごい戦力になってくる可能性高いと思います)


勿論、古賀選手等の大型新人選手を全日本に
馴染ませる為に従来型の方がやり易いという
面もあったのかもしれません。 ただ、もっと
大きかったのは、フロアディフェンス力が
新戦術をするには足りなかったという事だと
思えます。


5月に久光が出た世界クラブ予選が終わっても
新鍋選手が全日本に来ない事がハッキリした
時点で、翌日急遽 MBの荒木選手と島村選手
の追加登録が発表されました。


これは、新戦術を完全に諦めてMB2シフトを
引くという意思の表れだったのではないで
しょうか?


その後の展開は、皆さんが見た通りです。


新戦術は出来ませんでしたが、古賀選手や
大竹選手、鍋谷選手の大成長は大きな収穫
だったとは思います。


もしかしたら、新鍋選手は久光で世界クラブ
やアジアクラブの国際試合を勝ち抜こうと
考えておられたのかも知れないし、頑張った
末に準優勝になってしまったVリーグの結果
のまま、座安、古藤、長岡、石井、筒井、
新鍋、岩坂がチームから抜けてしまうのは
心配だったのかも知れません。

復帰を狙う座安選手、初召集の古藤選手には
ぜひ全日本に行って欲しいかったので、自分は
チームに残るという選択をしたのかも知れません。



2016年に対する私の個人的希望では、新鍋選手、
と筒井選手に全日本のコートに立ってもらい、
進化した大竹選手や古賀選手等と上手く組み
合わせて、MB1やハイブリッド、MB2を場合場合で
使い分ていって欲しいという物。

そうなると、面白いだろうと思います。


選手の皆さんは大変ですが。
金メダルを狙うには、それぐらいが必要では。。。






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