2019年2月13日水曜日

【自ら人体実験】夜のトイレ対策

この半年、夜中に何度もトイレに行く様になってしまいました。


年を取るとそういう人が多いと聞きますので、そんなものなのかな?と思いつつも、睡眠の質が悪い! 朝までグッスリ寝たい! という不満がどんどん蓄積してきました。


お酒を飲んだ夜は、脱水による二日酔いを防止するためにビタミンCと水をかなり飲んで寝ます。そんな夜は何回もトイレに行くのでも仕方がないかとも思うのですが、お酒を飲まず、食後も何も飲まない日でも2回ぐらい起きてしまうのは本当に腹立たしく思いました。


頻尿改善のための薬や、薬用風の食品など色々と広告が出ていますが、そいうコマーシャルに乗せれれるのはシャクですし、元来がケチなのでもっとお金のかからない対策方法は無いのか? 生活習慣を変えるだけで改善しないのか? を試してみました。


結果、新しい方法を始めてから既に7晩連続で朝までトイレに行かずに眠れる様になりました。毎日 連続記録を更新中です。
お酒を飲んで、大量に水分を取った夜でも大丈夫でした。

もしかしたら、画期的な事なのかもしれません。


やっている事はたったの2つだけ。

一つは、

風呂に入りながら、湯舟の中で自分の足裏のマッサージをする事。
5本指の間を開いたり、各指を回したり引っ張ったり、足裏のツボ押ししたり。

もう一つは、

風呂上りに首や身体を冷やさない様にする事。
風呂から上がったらすぐにベッドに入ってしまう。又は、風呂上り後に長時間起きている時はガウンに加えてマフラーをして首を冷やさない様にする事。

これだけです。


二つの事が相乗効果で効いているのか、どちらか一つが効いているのかは分かりませんが、両方ともを行うと、朝までトイレに行かないで大丈夫です。

夜中に、もしかしてトイレに行きたいのかも?という感じになる時もあるのですが、無視して寝ているとそのまま朝まで寝ていられます。


多分、血行が良い状態で入眠しているというのが勝因なのかと推測しています。

他の人にも同じ様に効くのか分かりませんが、少なくとも私には効きました。
同じ悩みを抱えられている方は、試してみる価値があるかもしれません。
少なくとも、やってみて損はしないと思います。

もう真夜中のトイレ起きはイヤなので、これからもこの対策は続けていきたいと思います。

2019年2月9日土曜日

【本】私の愛する憩いの地 兼高かおる 新潮文庫

世界中を旅してきた兼高さんが、「既に海外旅行済みの中高年の方々に更なる旅行地」として、30選んで紹介する本です。


いわゆる有名観光地では無い所(穴場?)が多いのですが、”ホテルは清潔で安全、現地での交通は万全、そして歴史やその他の知識が伝わってきたり、珍しい、面白いことのある所を選びました。”との事。


戦後14年目から、年の半分を世界中を旅する事を31年間続けて、その移り変わりを見てこられた兼高さん。31年を3期に分けて変化をあとがきに記されています。


第1期 「世界の人々が大戦のもたらした荒廃から、一生懸命復興に力を注ぎ、自ら人と人が助け合っていたました。」


第2期「近代化の繁栄の時代。アジア、アフリカに数多くの独立国が生まれ、同時に近代教育や人権などがあまり普及されていなかった地域の若者の間に広まり、古くからある風俗、習慣が壊れ始めました。それに伴って、個性ある街の姿も自然も、破壊されていきました。一方、私はどこへ行っても土地の人たちと親しくできました。それは当時の人たちが神を畏れ、慈悲のある心豊かな人たちが多かったことが、大いに幸いしたのです。」


第3期「1990年からを第3期、大変化というか破壊期に入ったと思ってみております。人々が心より物に支配され、人に出会ったら微笑よりも疑心の眼で見るようになってきました。」


でも、この本で選んだ旅行は、ごく少数を除いて大きく変わらない所でしょう。それにしても旅行は思い立ったら吉日、早く行く事です。


この美しい星 地球の姿を、早く見て知って欲しいのです。多くの人が見て知ってくれれば、地球をこれ以上痛めつけなくなるかもしれません。それを願い、早く地球を見て回って欲しいのです。


との事。


兼高さんの本は何冊も読みましたが、この本は TVでやっていた「兼高かおる世界の旅」の正に書物版と感じながら読みました。

各地各地の風景が目に浮かび、すぐに世界地図で場所を探してしまいます。行ってみて、兼高さんと同じような気持ちを味わってみたい と思います。

各地、味わう点が異なります。
30は無理でも、せめて1つぐらいは行ってみたいものです。

紹介されている地名は、

北極、
ミディ運河(フランス)、
シナイ山(エジプト)、
フロリダ・キーズ(アメリカ)、
ペトラ(ヨルダン)、
ガラパゴス諸島・イースター島(エクアドル・チリ)、
オウツホールン(南アフリカ)、
スピッツベルゲン(ノルウェー)、
キャンディ(スリランカ)、
イスタンブール(トルコ)、
セント・アイヴス(イギリス)、
チュニス(チュニジア)、
グレンイーグルス(スコットランド)、
ハルガ(エジプト)、
マスカット(オマーン)、
ノーフォーク(イギリス)、
ロフォーテン諸島フィンマルク(ノルウェー)、
コロラド川(前)(アメリカ)、
コロラド川(後)(アメリカ)、
タラワ島(キリバス)、
ラヴェンナ(イタリア)、
リパリ諸島(イタリア)、
スル海(フィリピン)、
ロックフォール(フランス)、
ドナウ川(オーストリア)、
ミクロネシア(ミクロネシア連邦)、
ミシガン(アメリカ)、
カリブ海(ジャマイカ)、
ライン川(スイス、ドイツ)、
世界の温泉

どういう意味で憩いの場として取り上げているのか? 
どういう楽しみ方をすると無上の喜びを得られるのか、、それは、この本を読んでのお楽しみです。

「兼高かおる 世界の旅」のワクワク感を再度味わいたい人に、お薦めの一冊です。