2020年12月20日日曜日

【読書】ライト文芸

 私はネット小説やライト文芸は読んでいなかったのですが、

たまたま図書館で借りて読んでみたら少しハマってしまい

ました。



以前 NHKで放送していた鴨川食堂というドラマの原作を

読んでみようと思い図書館で検索したら、原作本の近くに

「懐かしい食堂があります」という文庫本があり、ついで

に借りました。


作者の似鳥航一さんという名前も私は全く知らなかった

のですが、フランス料理の腕を持った料理人が、下町の

食堂を舞台に料理で色々と問題を解決していくという

展開。


1話1料理になっています。鴨川食堂は記憶の味を再現す

る中で事件を解決していくというスタンスですが、こちら

は料理で人の心を繋ぎ合わせていくという流れ。


懐かしい食堂シリーズを読んだら(まだシリーズは発刊

継続中)、同じ似鳥さんの「お待ちしてます下町和菓子

栗丸堂」シリーズにも自然と読み進んでしまいました。


こちらは、下町の和菓子屋で和菓子職人が問題が和菓子

で問題を解決していくスタイル。

1話1菓子です。



そのシリーズを読み終わって、図書館の本棚を見ると

別のライトノベルシリーズがありました。


「ビブリア古書堂の事件手帖」三上延著 です。

これは、古書店の店主が古書にまつわる事件を解決

していくというストーリー。、

1話1古書 です。


これも軽快かつ面白く、全冊読破しました。



こうしてみると、あるジャンルに特化した領域で

1話1題材 というスタイルで話を作っていくという

のが共通するパターンなのでしょう。

もしかして、書きやすい型なのかな。



読む方も、水戸黄門の印籠ではありませんが、予定調和

的な展開に、安心して読んで行けるというメリットがあり

ます。


寝る前にベッドで毎日ちょっと読むというのが

私のパターンになりました。


さて、次はどういうライト文芸シリーズに出会うの

だろう?