2021年9月27日月曜日

【自然栽培ビギナー】庭で趣味の野菜作り

 数年前に引っ越してきた時に、庭に小さな畑スペースを確保しました。


植物栽培は小学校のアサガオ以外にやった事ないけれど、一度ちゃんとやってみたかったのです。


教育テレビなどでやさい栽培の番組を見ますし、近くには農家が沢山あるのでそれらの畑も興味深く見ていました。


でも、毎回毎回あんなにたい肥や肥料を入れ込んで、プラシートを敷いたり、農薬を使ったりするのってとっても人工的で自然じゃないよなという違和感がありました。

工場のような鳥小屋に並べられたブロイラー飼育のような印象です。




折角やるなら



無農薬でやりたい。


出来るだけプラの廃棄物を出さない様にしたい。


野生の植物の様に、植物自身の力で自然に育てられないか?



という思いがありました。



図書館でたまたま借りた「家庭菜園の不耕起栽培」という本に出会って、コレだ!!と直感しました。


野山の自然力をマネする作り方です。




不耕起なら、力仕事いらない。 無精な私にピッタリ。


雑草含めた根の力で土を耕し、肥やしていく。徐々に肥料もいらなくなる。


小さな野生に近い自然環境を作ることで、天敵も住むし、のびのび元気に育った野菜は自然の抵抗力も強く、病害虫にも負けない。よって農薬もいらなくなる。


地面の保温等なども、草や枯れ葉などを敷くことで良く、農家やNHKの番組でやっているプラフィルムによるマルチシートを使わなくてよさそう。




ただし、庭の地面に自然の野山のような生態系を持たせるには、時間をかけてゆっくり進める必要があります。




そういう考えで進めてきて、3年目になりました。


毎シーズン思いもかけない経験の連続ですが、少しずつ土が出来てきつつある事を実感します。



自然農法は、手っ取り早く、大きくきれいな野菜を作るという事にはなりませんが、自然の変化を楽しみながら成長させていくというとても面白い方法です。

毎季節新しい発見やお試しの連続です。



趣味でやる家庭菜園にはとてもお勧めの農法だと実感しています。


これから自然式の家庭菜園にご興味を持たれる方も出てくるかもしれませんので、私の体験を時々書いていこうかと思います。