2016年8月28日日曜日

【バレーボール】新鍋選手の件

正直、1マスコミの記事で、それが真実だと
思う事はできないと思います。


但し、もしもこんな事が、新鍋選手が15年、16年の
全日本で戦ってくれなかった理由であるならば、
非常にがっかりします。

本当であるならば、選手個人間の事よりも、管理職
である眞鍋監督と中田監督に第1の責任があると
思います。

特に眞鍋監督です。


メンバーが期待のパフォーマンスを発揮できない事は
どんな仕事でもあり得る話です。メンバー間のトラブル
も。

又、上位の立てた戦略が現場の実態と合わずに関係者が
一丸と成れずに成果を出せない事も当然あります。

そういう事を、一つ上位の者として先手先手で予防・修正
していくのが管理職の役目です。

組織の目標に向けて、矛盾をマネージするのが仕事。
責任があります。



経緯や真相はどうであれ、本当に木村選手は可哀想、
不憫に思います。

意を決してキャプテンを引き受けたのに、信頼してい
た戦友が離れていく。その中で良くやってくれました。


新鍋選手の考え方と振る舞いは、Vリーグの他の選
手も知っていたのでしょう。その上で戦わなければな
らなかった各選手。

特に、久光の長岡選手、石井選手、座安選手は
板挟みの苦しい心情だったのではないでしょうか。



日本バレーボール協会は、組織として上手く機能し
ていないのではないかという印象が以前からあります。

試合で芸能人が大騒ぎしたり、特定選手をタレント
の様に扱おうとするマスコミの見世物的なやり方を
言われるままに許しているのも、行き過ぎではない
でしょうか。

男子の監督も、あれだけ短期間で解任されたら
戦略は作れませんね。



久光選手の皆さんは、こんな騒動は無視して、

今は、10月の世界クラブ女子選手権大会で自分達
の信じる戦いを見せて欲しいと思います。

2016年8月19日金曜日

【バレーボール】リオ五輪 火の鳥ニッポンご苦労様でした

リオで戦った火の鳥ニッポンの選手・スタッフの
方々、ご苦労様でした。

そして、木村選手 本当にありがとう。
とても苦しい4年間だったと思います。でも、強い決意を
ずっと持って、頑張ってくれました。
素晴らしい姿でした。

特に、OQTでのチケットを取りに行ったゲームは、ロンドン
の時以上に、一人でチームの弱さをカバーしようとした
鬼気迫る姿、決意に感動しました。

荒木選手も、本当に頑張ってくれました。


今回のチームは、やはり若く、絶体絶命での経験の浅い
選手が多かった事が弱みになった様に見えました。

迫田選手は、4年前は「優秀なバックアタッカー」でした
が、今年は「高いレシーブ力(意識)、ブロック力、サイド
アタック力のある優秀なバックアタッカー」になられて
いました。オポジットなのに。

ロンドン組の4人は、オリンピックでは全ての出場選手
が攻守共に力を振り絞らなければならない事を身に染み
て知っておられた。

若い選手はそこまでの意識が出来ていない気がしました。

だから、ロンドンチーム時には起こった、「どんな相手が
どんなスパイクをしても拾ってしまう。」という神がかっ
た場面を見る事ができませんでした。
(ただし、石井選手はブラジル、アメリカ戦ではその意識に
なっていた様に見えました。)

今回の若いメンバーが次回にはそいう事を実現していって
もらいたいものです。

10月にFIVB世界クラブ女子選手権大会2016があり、久光
が出場します。

久光には守備の良い新鍋選手、筒井選手がいます。
それに、今回を経験した長岡選手、石井選手が加わるので
すから、もしかしたら素晴らしい結果を作ってくれるかも
しれません。楽しみにしたいと思います。

2016年8月11日木曜日

【バレーボール】火の鳥ニッポンの守備力

本日 リオ予選ブラジルとの試合をTVで見ました。

3-0という残念な結果でしたが、サーブで崩す
場面や、拾って粘るバレーも一部出てきており
頑張れる切り口も少しずつ見えてきてるのでは
ないかと思いました。

一方で、どうしても思ってしまうのがロンドン
時と比べての守備力の違い。

あの時のチームは、厳しい状況に追い込まれる
と、神がかり的に拾って拾って突破する場面を
何度も見せてくれました。

今年の眞鍋監督の人選は、「チームワークと
ディフェンス力を重視」で行ったとの事です
が、ロンドン組の時の様な粘りに少しでも近
づけたいという狙いなのかと思えます。

当時のメンバーで、守備力といえばダントツ
の佐野さんは別格としも、竹下さん、新鍋
さん、中道さんが優秀なリベロ並みの力を
持っており、それに続くのが木村選手とい
う感じだと思います。

それでも世界相手では、Aパスはなかなか難
しい時もあり、竹下さんはBパス、Cパスを
サバいて戦っていたのが実態でした。

ただ、それだけの守備力があったので、
背の高い外国選手のブロックで戻った球の
フォローを粘り強く行い、何度も攻撃に
繋げることで、突破や相手のミスを誘う
事ができていました。神がかりのレシー
ブですね。皆さん、床に身を投げ出して
レシーブをされていた。MBもWSも皆ブロ
ックフォローに飛び込んだ。

これは、技術というよりも、気持ちや
意識の力で、そういう状況を選手の皆さん
は作り出していたのではないかと思え
ます。 ゾーンに入る というヤツで
しょうか。

現在のリオメンバーの皆さんも、技術
は良い物を持っていると思いますので、
出来る可能性は高いと思います。

ただ、国際経験の薄いメンバーも多いの
が苦しいところ。

予選を勝ち進めながら、そういう面の
集中力も高まって行くと思いますので、
期待したいと思います。


こういう状況を見ていると、どうしても
当時の新鍋選手がいてくれたらと思って
しまいます。

言っても仕方がない事ですが。。。

OQTで引退した方含めて殆どのロンドン組
のメンバーがTVで応援していましたが、
新鍋選手だけは出られない。アナウンサも
解説者も一切触れない。訳があるのでしょ
うが、まるで、タブーか ”名前を言っては
いけないあの人” 状態に見えるのは私だけ
でしょうか。

2016年8月7日日曜日

【海外出張】シニアのエコノミー席 サバイバル

欧州の出張だと、十時間以上 飛行機に乗って
いく事になります。

ビジネスクラス!ならば良いのですが、悲しい
かなエコノミークラスしか許されない場合、
お尻や腰痛が心配な私の旅テクを書いてみます。

腰痛も心配なのですが、飛行機ではやはり
色々なお酒を飲みたいという気持ちもあり、
座席をとる時は、最後尾の通路側を狙います。

一般的にエコノミーでの席は前の方の通路
側を推奨している人が多い様に思います。

お酒を飲むとトイレが近くなりますので、
通路側は必須です。キャビンアテンダント
にも声をかけやすいので、お酒のお代わり
も頼みやすいし。

足元が広いという事で、非常口の前や
壁の前が良いと言っている人も多い様で
す。

私も、若い時はそこが良いと思って
いました。

でも、今は違います。

前方の席は、気楽にリクライニングが
できないからです。

腰が痛い場合、機内標準の枕か、持ち込ん
だ首枕を背中や腰に入れてランバーサポート
をするのですが、そうすると前の座席と
近くなって、何かと不便。

最後尾のシートだと、後ろを気にせず。
最大限度までリクライニングをする事が
出来ます。

勿論、離着陸時はリクライニングを戻し
ますが、後ろがいないので食事の時も
リクライニングのままで怒られません。

しかも、最後尾にはギャレー(配膳
等をする所)があって、2歩歩いて
ギャレーに行けば、いつでも好きな
お酒や飲み物、おつまみをもらう事
が出来ます。

腰痛持ちの飲兵衛には格好の場所です。

JALの欧州便では、59Gか59Hというの
を私はねらい目にしています。
59Hは2席シートで、すこしシートの
周りもゆとりがあります。
もちろん、反対側通路の対象位置で
も良いと思います。

後部シートは降機が一番遅くなるの
で入国審査などで並ばなければなら
ないので良くない。と書かれている
人もいますが、普通のエコノミーの
荷物は一番後に出てくるので、結局
バゲジクレームを待つ間に、追い
ついてしまう事が殆どで、空港を出
る時間は前に座ろうが後ろだろうが
エコノミーではあまり気になりません。

先週の出張は、58Gという席しか
予約できなかったのですが、運良く
(悪く?)その席のオーディオが
故障していました。真後ろの59Gも
同様の故障をしているとのことで
空席で、59Fに移ることになりまし
た。 つまり、最後尾のシートで
しかも59F/Gの2シートを自由に使
える事に。

フルリクライニングで、お酒も
日頃は頼まない日本酒をもらって
飲んで、一寝入りをする事が
できました。

シニア飲兵衛のエコノミーでは、
最後尾席 穴場です。

2016年8月6日土曜日

【海外出張】ドイツ フランクフルトの楽しみ方

2週間ぶりに、又 ドイツに1週間 出張になりました。
この2年間で5度目のフランクフルトです。

正直、「又かよ」という気持ちを持ちながら訪問しまし
たが、新しい楽しみを発見をしましたので、書いてみま
す。

ホテルは利便性を考えて、いつも中央駅前のビジネス
ホテルに泊まります。そこを起点に、昼は仕事の打ち
合わせに行き、夕食を街に食べにいきます。
出張最終日は飛行機の時間が夕方なので、昼間の散策
をする事もできました。

初回訪問時は、見るもの聞くもの珍しく、とにかく
街を知るべく、歩き回りました。

EUの世界銀行の横を通って、ゲーテハウス、レーマー
広場、大聖堂(DOM)など歩いていきます。石畳を何
キロもひたすら歩きました。

EU世界銀行は大きなユーロのモニュメントがあって、
’EU’という国を超える試みの大きさを感じる事が
できます。

レーマー広場は、いかにも中世のドイツの街並み
という様な場所で、いつも観光客が多くいます。
初めてフランクフルトに行くならば、一見の価値
があるでしょう。
冬はクリスマスマーケットにもなって、多くの
屋台がでます。今週は、マイン川祭りなので
また、屋台の準備をしていました。

DOMは静謐な感じの大聖堂。歩き疲れた時に
心も身体も休められるという感じ。

ユダヤ人墓地には、無くなったユダヤ人の方の
膨大な名前が墓地を囲む壁に書かれていて、
その時代の悲劇を感じられます。

これらを歩き回って、ヘトヘトになりながら
街の配置を知ることができました。

夕食はビアホールに行ったり、レストランに
行ったりしますが、やっぱり地元の人が沢山
入っている店は美味しい様です。

2回目訪問以降は、旧オペラ座などなどもっと
街を面として歩き回ったりしました。
エリア切符を買った時は、UバーンやSバーン
という鉄道を使って動き回るという事も出来
ます。

今回の訪問で、見つけた新たな楽しみで、
一つ目は路面電車です。泊まったホテルで
エリア切符をサービスで作ってくれたので
路面電車に挑戦しました。

路面電車は地元の人の足だという事がよく
分かりました。観光客は殆どいません。
狭いので、トランクなどを持って載るのは
歓迎されません。

停車場の間隔は数百メートルぐらいなので
至る所に停車場がある感じ。ルートだけ
確認して気楽に乗って、降りる事ができます。

UバーンやSバーンとの違いは、この停車場が
いたる所にある事と、街を見ながら行けるの
で、もしも間違った方向に行ってもすぐに
降りることもできます。

何より、普通の地元の人や子供たちが乗って
いますので、ドイツの日常に浸れるという
楽しさがあります。

二つ目はお店。
今回は、路面電車があるのでマイン川の向こう
岸の地区にも気楽に行ってみました。

ガイドブックにあったアドルフ・ワーグナー
という店に行ったら、とても良い店でした。

フランクフルトに来るとバカの一つ覚えの
様にビール(各種ある)やワインなどばかり
飲んできていましたが、この店は地元の
リンゴワインで庶民料理が食べられる店
でした。

地元の人が沢山来ています。リンゴワインは
アルコール5%ぐらいのワインですが、それ
と一緒に伝統的なドイツ飯を食べられます。
満足度がとても高かったです。

三番目は、訪問場所。
DOMの近くにクラインマルクトハレという市場
(といっても建物の中)があります。
屋台見たいな店がギッシリ詰まっていて、
肉(ソーセージやハムなど)やチーズ、ワイン、
果物、花、海産物などを売っています。

ドイツの町は、スーパーも色々な所にあるので
そこで肉類やチーズも沢山の種類を見る事がで
きますが、この市場はそれをもっと専門的にし
た店で一杯です。あまり見た事のない商品が
色々。 一般向けの小売り市場ですので、
食材を買うなら良いかも。料理に興味のある人
は一度覗いてみると面白いのでは。

そして、ジュテーデル美術館。これもマイン川
の向こう側なのですが、路面電車で気楽に行く
事ができました。

本当に有名な画家の絵が沢山あり、それをゆっく
り、静かに好きなように見る事が出来ます。
美術に興味のある人には、絶対にお勧めです。

フェルメール、ドガ、ピカソ、ルノワール等
本当に沢山の巨匠の絵があります。遠くから
あの絵はルノワール風の描き方だな、、と
思って近づくと本当にルノワール作だった
という様な事が何回もあります。

ルーブルは膨大な数の展示物があり、とても
全部を見れないので、どうしてもピンポイント
的に見たいものだけ直線的に行って、見ると
いう慌ただしさがあるのですが、この美術館
はゆっくり、自分の好きな順路で回って行く
と、思いがけないところで巨匠に会えます。