2014年10月25日土曜日

【本 人物】ドクター・中松の発明ノート PHP研究所

TVや都知事選でドクター・中松の名前は知っていましたが、正直 少し変わった面白い目立ちたが

り屋な人? という程度の認識しかありませんでした。



この本では、中松さんの生い立ちから、今まで行ってきた発明がマジメに語られています。


この本を読んで、中松さんは現代の鬼才・天才だという様に私の認識が変わりました。



フロッピーや家庭用液体ポンプなどが有名な発明品だという事は聞いて知ってはいましたが、それ

らだけでなく、三井物産社員ながら数々の業務用の実際にビジネスになる発明や実用新案もされ

ていて、実に地に足がついた実際的発明家である事を知りました。



日本では、下手をすると芸能人のように、バラエティ向きの人という認識になっていますが、海外

(特に欧米)ではその成果を高く評価されていて、尊敬される人物と言われているようです。実用化

された実績を見ると、高く評価されるという方が正当に思えます。



きっと、サービス精神が多すぎるのかと思います。実力よりもバラエティ的にマスコミに扱われてし

まいがちだった岡本太郎さんと共通するような方に思えます。



余命2年と医師から宣告されたと公表されていますが、出来ればぜひ一度お会いして本当の姿に

接してみたいなと思いました。




2014年10月15日水曜日

【食べもの】ウイスキー

下期の朝ドラ「マッサン」を見ています。


ニッカウヰスキーを立ち上げた夫婦のお話ですが、それを見ていて

長年の疑問が解けました。



学生の頃、ウイスキーといえば、サントリーのホワイトとか、レッドなどの

安酒を飲みました。就職して、角瓶とか接待の時はオールド、リザーブなど

を飲むこともありました。



独身寮のビールケースにあったものサントリービールで、若い頃に飲んだ洋酒

は多くがサントリーだった気がします。



でも、いつも思っていました。



ウイスキー(ビールもそうだったかも)を飲む度に、”なんだか変に甘ったるい

なあ。プリンにかかっているカラメルが入っているみたい。”とずっと思って

いました。



当時バーボンやスコッチを飲む機会もありましたが、それらは全然違っていて、

強い!キツイ!でも男性らしい という印象でした。



カラメル味は、なんだか子供扱いされている気がして、それ以来 サントリーは

飲まない様になりました。



でも、周りの人はオイシイとサントリーを飲んでいます。



私にとってはずっと疑問でしたが、「マッサン」を見てトリイ社長は日本人好みに

なる様に、ワザと甘く調合しているとのことを知りました。 それで合点がいきました。



この10年はウイスキーはバランタインしか飲んでいませんでしたが、

ドラマに刺激されて、久しぶりにスーパーニッカを買ってきて飲んでみたら、とても

良い甘い香りがして、丸い味わい。でもカラメルや糖蜜の味ではありませんでした。



今週は、スーパーニッカをゆっくり楽しみたいと思います。

【心と身体】 忘却力はお得

以前に「鈍感力」とか「老人力」という言葉が流行りましたが、

最近 どんどん「忘却力」が成熟してきたのを感じます。



50の手習いで、囲碁を始めました。


と言っても、図書館で囲碁入門の本を何冊か借りて読みだした

というぐらいで、やっと初歩の初歩が少し分かってきた所です。



通勤時には、カバンに基本詰碁の本を持っていくのですが、

一問考え始めるとすぐに30分は経ってしまいます。

あっと言う間に目的地に着いてしまう感じです。面白い。



しかも、「忘却力」が強化されてきたので、先週解いたはずの

前の方のページの問題もすっかり忘れていて、本当に新鮮な

気持ちでくり返し取り組めます。



”困ったもんだ”と思うのではなく、「なんだか得した」と

思ってしまうのは、「あんまり悩まない力」も付いてきたのかも

しれません。



どんどん進化している?、、、それとも、、、、


でも、何となく手筋の感覚がつかめてきているのかもしれません。



どこまで進化するか楽しみな様な、怖いような。

2014年10月5日日曜日

【バレーボール】世界バレー 2次ラウンド

今朝のイタリア戦、残念でした。3次ラウンドへの道は無くなりました。


選手は精神的にも大変な状況で迎えた試合だったと思いますが、頑張っていたと思います。


何で点が取れないのか? 点を取られるのか? とシロウト目で見ていて感じた事を書きます。


①サーブミスやスパイクミスが多いこと。

②ロンドン組では起こっていた、絶対的プレシャー下での神業的ディフェンスが出来なかった事。

③シンクロ攻撃が成り立っていないし、それをカバーするコンビも少なく攻撃が単調すぎる事。

という気がしました。



①は各選手の高プレッシャー下での動作の精度がまだまだ足りないという事なのでしょうか。


②は、より安定した動きができるリベロの筒井選手が出なかった事とディフェンスに対する意気

込みが弱い選手(ポイントゲッターと称されているが)がどうしても多くコートにいる事に思えます。

イタリア戦では、スーパーディグが殆ど見られませんでした。日本の個々人の攻撃力は長身の外

国選手に比べてどうしても低いのですから、スーパーディグで、あなたのスパイクは日本には効か

ないよと示す事が必要です。そこから試合の流れが変わる事が日本戦では多いと思います。

リベロの徹底強化と、ポイントゲッター選手のレシーブ力の向上か、レシーブ力のある人の起用が

必要と思います。


③サーブで崩されて、宮下選手が身体を姿勢を崩しながらトスアップする場面や、中道選手がコー

トサイドから反対側サイドの選手へ大きなトスを上げるシーンが多かった様に見えました。どちらも

シンクロ攻撃が出来ない形です。それならば、コンビやトリック攻撃を増やせば良いのですが、そう

いう練習が全然出来ていないのではと見えます。山口選手はブロードやクイック攻撃も出来ます

が、本来はコンビ攻撃を組み立てるキーパーソンとして召集されたのだと思っています。忍者なの

ですから。全く生かされていません。勿体ないです。

今のハイブリッド6はサーブで崩されたら、殆ど機能できないというパターンになっているようです。

サーブで崩されても単調な攻撃にならない動きをぜひ作ってもらいたいものです。



リオに向けての課題が良く見えてきたのだと思います。


コーチ陣は冷静に分析して、各選手と課題の共通認識化をして欲しいと思います。

各選手は所属チームに戻ってしうのだと思いますが、各々が何を改善し行けば良いのか理解して

次の半年を使えればと願います。



木村選手は心も身体もボロボロなのではと思いますが、よく頑張ってくれました。

ファンとして感謝したいと感じています。


今晩のドミニカ戦で、悔いを残さない闘いをしてくれればと思います。


PS.

今回の世界バレーで、キューバの若いチームが非常に印象的でした。まだ技術レベルは粗すぎる

のだと思いますが、リオまでの2年間でも急成長してくるのではないでしょうか。

そうなると、手が付けられない強さを出すのではという気がしました。 目が離せないです。