2014年10月5日日曜日

【バレーボール】世界バレー 2次ラウンド

今朝のイタリア戦、残念でした。3次ラウンドへの道は無くなりました。


選手は精神的にも大変な状況で迎えた試合だったと思いますが、頑張っていたと思います。


何で点が取れないのか? 点を取られるのか? とシロウト目で見ていて感じた事を書きます。


①サーブミスやスパイクミスが多いこと。

②ロンドン組では起こっていた、絶対的プレシャー下での神業的ディフェンスが出来なかった事。

③シンクロ攻撃が成り立っていないし、それをカバーするコンビも少なく攻撃が単調すぎる事。

という気がしました。



①は各選手の高プレッシャー下での動作の精度がまだまだ足りないという事なのでしょうか。


②は、より安定した動きができるリベロの筒井選手が出なかった事とディフェンスに対する意気

込みが弱い選手(ポイントゲッターと称されているが)がどうしても多くコートにいる事に思えます。

イタリア戦では、スーパーディグが殆ど見られませんでした。日本の個々人の攻撃力は長身の外

国選手に比べてどうしても低いのですから、スーパーディグで、あなたのスパイクは日本には効か

ないよと示す事が必要です。そこから試合の流れが変わる事が日本戦では多いと思います。

リベロの徹底強化と、ポイントゲッター選手のレシーブ力の向上か、レシーブ力のある人の起用が

必要と思います。


③サーブで崩されて、宮下選手が身体を姿勢を崩しながらトスアップする場面や、中道選手がコー

トサイドから反対側サイドの選手へ大きなトスを上げるシーンが多かった様に見えました。どちらも

シンクロ攻撃が出来ない形です。それならば、コンビやトリック攻撃を増やせば良いのですが、そう

いう練習が全然出来ていないのではと見えます。山口選手はブロードやクイック攻撃も出来ます

が、本来はコンビ攻撃を組み立てるキーパーソンとして召集されたのだと思っています。忍者なの

ですから。全く生かされていません。勿体ないです。

今のハイブリッド6はサーブで崩されたら、殆ど機能できないというパターンになっているようです。

サーブで崩されても単調な攻撃にならない動きをぜひ作ってもらいたいものです。



リオに向けての課題が良く見えてきたのだと思います。


コーチ陣は冷静に分析して、各選手と課題の共通認識化をして欲しいと思います。

各選手は所属チームに戻ってしうのだと思いますが、各々が何を改善し行けば良いのか理解して

次の半年を使えればと願います。



木村選手は心も身体もボロボロなのではと思いますが、よく頑張ってくれました。

ファンとして感謝したいと感じています。


今晩のドミニカ戦で、悔いを残さない闘いをしてくれればと思います。


PS.

今回の世界バレーで、キューバの若いチームが非常に印象的でした。まだ技術レベルは粗すぎる

のだと思いますが、リオまでの2年間でも急成長してくるのではないでしょうか。

そうなると、手が付けられない強さを出すのではという気がしました。 目が離せないです。


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