2018年5月13日日曜日

【実家の片づけ】2.関係者の気持ちの整理を兼ねて

取り壊しに関して、関係家族で基本合意が取れたら、次の具体的なステップに進みます。

まずは、実家にある物を出来るだけ全部ザっと見てどういう種類の家財があるか、文書や本、食器なども含めて、家族各位と深い関係のありそうな物があるかなどを把握します。

実家ですので、既に独立した兄弟の持ち物等も当然残っているでしょうし、亡くなった親父の遺品として残すと良さそうなものや、これは家族の誰が持っていた方が良いか、または廃棄する判断をしてもらう必要があるか等を見ておきます。

価値のある物などは、相続的な観点でも見る必要があります。

大体の感じが把握できたら、残った母親や、兄弟に一度に同じ日に実家に集まってもらい、取り壊す前提で、各自が持って行きたい物を持って行ってもらいます。必要ならば、相談して誰が持つかを決める事もします。

ここでは、「これはとても懐かしく、思い出が詰まっている物なので、私は今の家には持って帰れないけど、残しておいてよ。」という話が必ず出てくる事。

そういう話は膠着状態になってしまうので、必ず最初に「皆が持って帰らない物は、全部廃棄するから」というスタンスを明確にする事。

言っている自分自身も、これは懐かしいから残しておきたいな、、と思う物が多いと思いますが、ここで、心を鬼にしないと、次へ進んで行く事ができません。

この、関係者全員が一同に集まって、各自が欲しいと思う物を持って帰るというステップを行う事が本当に重要だと思います。

ここがクリアできれば、次は、自分との闘いになります。