2016年3月27日日曜日

【本】その痛みやモヤモヤは「気象病」が原因だった 青春出版社 渡邉章範

前から、低気圧になると身体の調子が
おかしくなる気がしていました。

そこで、この本を読んでみました。

日本では馴染みが薄い「気象病」という
ものの存在は、海外の方が研究が進んで
いるとのこと。

ドイツでは「生気象学」の教科書には、
気象病の病気予報図が出ていて、寒冷
前線が通る時には、高血圧、狭心症、
リウマチ、関節炎、ぜんそく、腹痛など
が、温暖前線が通る時には、低血圧、
血栓症、心臓不調、頭痛、集中力不足、
気分の落ち込みなどが予想されている
とのこと。

こうした予想はアメリカでも既に一般
的に行われています。

これらは、気温、湿度、気圧の急変が
原因。

自分の不調の状況を把握しておけば、
天気図を見て今後の自分の体調の変化
を予想する事ができるとのこと。

その知識があれば、どれぐらいの時間
で不調が終わるのか、それに備えて
どういう事に気を付けたら良いかなど
が分かります。

原因は複合的にありますが、要は
自立神経が狂う事によって起こって
いるらしいのではとのこと。

交感神経と副交感神経のバランス
です。

バランスを整える為にすると良いの
は、呼吸法やリラックス、姿勢を正す
事など。

具体的な方法もこの本に書かれています。

最近の住宅は断熱材等で高断熱で温度
変化の少ないものが徐々に増えつつあり
ますが、リウマチや関節炎を持っている
人には、それに加えて、自然調湿の出来
る住宅が良いだろうこと。

(人工的な温湿度一定化している環境は
会社の中にあるのですが、その中に居れ
ば健康的かと言われると、そんな事はな
さそうというのが実感です)

又、いつか書こうと思いますが、Z工法
などで建てた家が身体に良さそうです。

いずれにせよ、天気予報で雨の有無や
気温だけでなく、気圧や前線などにも
っと関心を持つだけで生活の質を上げ
る事ができそうです。

原因が分からないが、時々不調になる
という方は、気象病かもしれません。

一度、この本を読まれると共感できる
所や参考になる所があるのではと思い
ました。お薦めします。

2016年3月21日月曜日

【自ら人体実験】少食と納豆と

以前のトピックで1日1食を試してみる
と書きました。

その後の中間報告です。

1日1食は3週間ぐらいやってみました。
ただ、完全に1食というのではなく、
腸内細菌叢もしっかりしておきたい
と思ったので、朝食代わりにヨーグルト
におからパウダーを入れた物を食べて
出勤しました。

ヨーグルト+おからパウダー+オリゴ
糖は私にとって、味の相性も良いし腹
持ちも良い気がして、それで夕食まで
あまり食べないでいる事ができました。

但し、副作用があって、便秘がちにな
ってしまいました。

どうも、スッキリしないので、方針を
変えて、朝食はヨーグルトではなく
納豆を1パック食べる事にしました。

納豆は、それだけでは食べにくいので
少量(30~50gぐらいか?)のご飯と
一緒に。

すると、便秘はすっかり解消。
非常に快適になりました。

毎朝 納豆+少量ご飯、みそ汁、紅茶
とマルチビタミン、ビタミンC1gを摂
って4 か月。

全く違和感ありません。

冬になって寒くなると、エネルギーが
足りなくなるのか、身体が昼食を
要求しだしたので、軽く摂る様に
しました。

昼と夜を食べても、体重は標準体重
-2 Kgをキープしたまま。変化あり
ません。

快調なのですが、一つだけ問題が
起こってきました。

春になって花粉が飛び出したら、
この数年すっかり治っていた花粉症
が少しぶり返してきました。

鼻水や目のかゆみがあります。マス
クをすれば全然大丈夫な程度ではあ
りますが、去年までは殆ど治まって
いたので悪化と言えます。

これは大腸細菌叢が納豆菌だけでは
ちょっと足りていない。という事
なのだと思います。

今日からは、ヨーグルトもできる
だけ摂るようにして、来年の花粉
シーズンに備えたいと思います。

2016年3月19日土曜日

【バレーボール】2016全日本代表メンバー2

今年の全日本は、召集されて練習期間は
ほぼ1か月だけで中国遠征をしなければ
なりません。

それだけの練習期間では、お互いを知りあう。
コンビを合わせるなどだけでも、相当難しい
事になるのでしょう。

眞鍋監督は、多分 レシーブ力とサーブ力、
外人向けブロック力、相手の高いブロックを
利用するアプローチをこの合宿で強化される
のでしょう。


所謂、新戦術の練習は第2回合宿の2週間で
という事になるのでしょうか。


荒木選手、江畑選手も帰ってきましたので
ロンドンに近い戦術に戻されるのかもしれ
ませんが、それだけでは銅以上は難しそう。

何か、新しい方法を眞鍋監督は考えておら
れるのだと思いますが、一体 どういう事
が見れるのか楽しみです。

2016年3月17日木曜日

【バレーボール】2016全日本代表メンバー

オリンピックのある大事な年のメンバーが発表に
なりました。


28人というのは、かなり多い人数です。
熾烈なポジション争いになるのだろうと思います。

選手の皆さんは、怪我だけはしないように気をつ
けながら、アピールしていってくれればと思います。


今年の発表で、やはりガッカリしたのは新鍋選手
が出ていない事。

Vリーグの結果を見ても、彼女が日本のトップ
プレーヤーで技術も、経験も、根性も持っておら
れる事は明白だと思います。

その彼女が参加していないのは、本当に日本の総力
を上げた全日本なのだろうか?と素朴に疑問に思い
ます。

彼女が居る、居ないで取り得る戦術も変わり得るの
ではないかと思うのですが。


勝手な憶測ですが、なりふり構わっていられない
はずの眞鍋監督が新鍋選手、岩坂選手に声をかけ
なかったハズはないと思います。

今回 二人とも名前がありませんから、ケガなど
ではないでしょう。


Vリーグファイナルで久光が勝った時の中田監督
のインタビューで、新鍋選手の話をする時に、
彼女が最終戦で大活躍したのは、「彼女の意地
だったと思います」と言ってから、中田さんらしく
なく、下を向いて目がうつろになっていた事が
とても気になっていました。

もしかしたら、全日本に参加しないという事に対
する罪悪感を中田さんは感じていたのかもしれ
ないなと思いました。

中田監督は久光の優勝も大事ですが、それ以前に
強い選手を育てて、世界(=オリンピック等)で
日本バレーが勝てる様にしたい。という思いを
監督就任当時から持っておられました。

だから、狩野選手をセッター育成しようと試みた。

長岡選手、石井選手、筒井選手などは正に、そう
やって育った方々だと思います。

当然、新鍋選手、岩坂選手も全日本で戦って欲しい
と願っていると思います。

それが、出来なかった為に罪悪感になっておられ
たのかな、、と感じました。


不参加の真因は分かりませんが、せめて、「引退」
という事では無いことを祈りたいと思います。


昨年も、荒木選手、島村選手の全日本への追加招集
がありました。今年も、この二人が追加招集になれ
ば良いのですが。


私は久光というチームのファンでも何でもありま
せんが、オリンピックの今年の全日本には総力
を結集できればと思います。

PS.
しょうも無い事ですが、バレーの勝利インタビュー
では、インタビューアーの「おめでとうございます」
という言葉に「ありがとうございました」と過去形で
答える選手が非常に多いです。
選手の皆さんは、(皆さんのご声援)「ありがとうご
ざいました。」という気持ちだと思いますが、一応
インタビューアーに対する返事になるので、やはり
奇異だと感じます。
「ありがとうございます。ファンの皆さんのご声援
のおかげです、ありがとうございました。」
という様に言葉を省略しないのが、大人の会話
だと思います。
それ以外は、長岡選手の受け答えは良いなとい
つも思います。


2016年3月12日土曜日

【囲碁】コンピュータ(アルファ碁)と人間

今日で人間側の3連敗になりました。

今回のこの対決での、マスコミや囲碁界の方
達の反応に正直 驚いています。

囲碁界の方達はかなり落ち込んでいる様子。

マスコミは、AIが人間を超える大ショック
が起こったと騒ぎ立てる。

私には、囲碁だけはコンピュータも太刀打ち
できない神秘的なゲームだと思っていたとい
う前提が理解できません。

元々、石を置くか置かないかという単純な
構図で、コウの扱いを除けば、コンピュータ
が力任せに、しらみつぶしに打ち順を調べて
データベース化してしまえば、その後は確率
計算だけという事の様に思っていました。

単純にしらみ潰しで調べるには、19x19=361
ですので、361の階乗が最大の組み合わせの数
になります。 ゼロが800弱つく位の大変な
組合せになりますが、いずれは計算し尽される
事は必然です。(ルールや一線から打ち始める
事はあり得ない、対象の手も割愛する、などの
事を考慮すればゼロの数は減らす事できます。)

よって、コンピュータに人間がいつか負ける様
になる事は必然でした。

今回のアルファ碁は学習機能で過去の棋譜
やルールを踏まえての仮想対局で学習して推論
できる様になったという事が脅威だという話は
あります。

アルファ碁の場合、3万局/日の仮想対局をする
事ができるという。人間ならば、一局1時間とし
て毎日10時間=10局打って、1年で3650局のみ。
全然、人間とは経験の蓄積速度が異なります。

但し、これは既にIBMのワトソンが実証して
きている話で、アメリカでは2011年にテレビの
クイズ番組で対決してワトソンが勝利しています。

クイズ番組では出題者の話言葉で問われた質問
を理解して、文脈を含めて質問の趣旨を理解し、
適切な回答をする必要があります。

その為に、本・台本・百科事典などの2億ページ
分のテキストデータを読み込ませて学習させた
とのこと。

日本では一般にはあまり知られていないのかも
知れませんが、マスコミは当然知っているハズ
の内容です。

別に目新しい技術ではないけれど、盛り上げて
ニュース性を出す為に、大騒ぎしているのでは
ないでしょうか?

100m走を人間と自動車で競争させる事はしま
せん。100m競争は人間同士でします。
スポーツの世界では、とうの昔に当たり前の話。
ソロバンとコンピュータで対決もしませんよね。

もしも、囲碁で人間がコンピュータに勝という
構図がどうしても欲しければ、19路を25路盤に拡張
したり立体19路盤にするなど、誰にとっても未知で
既存データが無い土俵を作ってしまえば、当面は人
間が勝てるのではないでしょうか。

でも、そんな事にどんな意味がある?

囲碁は人間対人間の戦いに意味があるのだと
私は思います。

2016年3月9日水曜日

【囲碁】 ペーパー初段でも、実戦で弱いのは

ペーパー初段となっても、実戦が弱い自分の
理由を考えてみました。

①紙上認定問題は、布石と詰碁。どちらも
 一人で考えて解く問題。

 私の場合は、通勤電車の中で定石や布石、
 詰碁等の本を読んで、知識として考え方を
 理解していきました。頭デッカチですね。

 紙上問題も、一人で盤面で試しながら解
 きました。

②実戦は、通っている月に2回の囲碁教室で
 1~2局を同レベルの人と打つだけしか機会
 がありません。

 少ない機会なので打ち始めると、頭の中に
 ある「あの定石、この手筋、有名布石」を
 試して見たい。という気持ちが先に立って
 しまって、部分の対応を色々試して満足し
 てしまいます。

 大局に見たり、自分の頭で次の1手を考え
 て判断するという事まで、気が回りません。

 もっと沢山 打つ機会があれば、定石や
 手筋も一通り経験して、もっと勝つ為の
 戦略を考えての打ち方を考えられるのだと
 自分の性格から思われます。

 分かっていながら、それが出来ない。
 だから、空中戦が弱い。

 ネット上では、1000局打てば実力初段にな
 れると書いている人もいます。
 知識を持っている事は悪くないのですが、
 それにバランスする実戦経験がないと活き
 ないですね。

他の方の理由は別かも知れませんが、私の
現状は こういう事だと思います。

次回の対戦からは、部分より全体を意識して
打って実力をつけて行きたいと思っています。

2016年3月6日日曜日

【囲碁】日本棋院の紙上段位認定問題 ペーパー初段 50歳代でも大丈夫です。

囲碁をゼロから習い始めて1年強。

どうせ勉強するなら、何か目標を持ちたいと
思っていました。

そこで、目標を碁会所に行っても、相手にし
てもらえるであろうレベルは初段ぐらいでは?
と思い、「目指せ初段」と置いています。


碁会所はとても強い人が多いと聞くのですが、
例え4-5段の人が相手でも、こちらが初段
ぐらいならば石を4つぐらい置いてもらえば
相手をしてくれるかも、、という位の考えで
はありますが。


初段と言えば、日本棋院での段位認定試合に
出て4勝するというのが目指すレベルになる
と思いますが、そこに行く前に、まずは紙上
認定で所謂「ペーパー初段」を取るというの
をまずの目標として取り組んできました。


囲碁を習い始めて、教室では最初の4か月は
9路盤、次の5か月は13路盤、それ以降は
19路盤という様に進んできました。


家で取っている毎日新聞には日曜日に日本棋院
が行う段位認定問題というのが掲載されていて、
布石問題、詰碁問題が週替わりで出題されます。

1週の問題は20点満点で、往復はがきに答え
を書いて送ると、採点されて戻ってきます。

10週連続での合計点が150点を超えると初段、
160点で2段、、、200点で6段の認定を、その
はがきを証拠に申請する事ができます。
初段だと3万円ぐらいで免状をもらえるらしい。


私の場合、13路盤をやっている時分から往復
はがきを出し始めて、この段位認定問題に取り
組み始めてから41週目で、やっと150点を超え
る事ができました。

本当は囲碁を習い始めて1年で、150点を達成
したかったのですが、少し遅れてしまいました。


当初は、これ以外に日本棋院のHPでやっている
段級位認定問題(月1回出題される)もやって
みたのですが、こちらは新聞の問題よりも
易しくて、特に詰碁は3択的な出題なので、まだ
13路盤でやっているレベルの時でも、「4段」認定
になる点数が取れたりしてしまい、正直 この
認定問題では、全く実力を反映しないなと
判断しました。

一方、毎日新聞の認定問題の詰碁は、答えを選ぶ
のではなく、自分で考えて見つけなければならない
かなり難しい感じです。

しかも、10週のトータルで見るので、マグレの
要素は薄まって、こちらは比較的実力が反映さ
れて、やりがいの有る問題だと思いました。

という事で、しつこく頑張りました。


当初は、ヤマ勘で解いて正解になったりする事
もありましたが、それでは安定して点が稼げま
せん。又、翌週出る正解の考え方を見ると、
たとえ答えは合っていても、考え方が全然異なっ
ている事も沢山ありました。

布石は、布石に関する本を何冊も読んでみて、
又、定石を勉強していく事で、次にどういう展開
になると予想されるので、この答えになる。という
のが段々分かる様になりました。


詰碁は最初の1手を書かなくてはいけないのですが、
最後の形は合っているのに1手目ではなく3手目(黒、
白、黒の順で打つので)を書いてしまって、×にな
る事も何回もありました。

勿論、勝手読みをして全然見当違いの答えを書いて
しまう事も。

詰碁は2問ずつ出題されるのですが、2問とも正解に
なるのは本当に難しいと感じました。

いい加減に考えていたら、20点は取れないと実感
した後は、想定した手順に対して、相手はどうい
う抵抗が出来るのか全てのパターンを実際に並べて
検討してみるという事を始めました。

すると、本当に重要なのはどの石なのかや、その
詰碁にはどういうトリックが隠されているのかが
徐々に分かる様になってきた様です。

150点を超えられた日は、本当にホッとしました。


紙上認定での段位は「ペーパーx段」と呼ばれる
様です。それは紙上認定での初段者が実戦で初段
の実力があるかどうかは分からないから。

私も、実戦では級位者の仲間と勝ったり負けたり
が続いています。

でも、ペーパー初段を取るために勉強してきて
考え方や石の見方は、確実に上がって来ていると
実感できます。


「たかがペーパー初段、されどペーパー初段」
という気がします。取ってみると、やはり見える
世界が少し変わった気がします。気持ちの上で
少し余裕が出来たような。


実戦で勝っていないのは、紙上認定問題とは違い、
盤上を見るだけで答えを直ぐに出さなければなら
ない事と、部分部分は良く分かっていても、それ
らを上手く繋いで1局全体をコントロールする
力が付いていないからと感じます。

私は 19路盤はまだ30-40局しか打った経験が
ありません。囲碁の勉強は主に通勤電車の中で
本を読むことだけしか時間が作れませんでした。

でも、このペーパー初段を期に、パソコンで対
局する事に時間の重点を移していこうと思います。


運転免許で言うと、ペーパー初段で 学科試験は
クリアできたので、次は実技試験に集中するぞ
という感じでしょうか。

実力初段を目指したいと思います。