2014年11月22日土曜日

【消費税と国防費】どこまで国民を騙すのか?

ほんの数日前まで、「解散・選挙など私は言ったことが無い」と言っていた安倍首相は解

散を宣言しました。


その目的が「アベノミクスの是非を問う」とは、国民をどこまで騙そうとしているのか。

本当に恐ろし確信犯の政治家達をそのままにしてはいけないと思います。

安倍首相は、ずっと以前から国民をはぐらかす見え透いた発言が非常に多い政治家と思います。



今回の選挙も、経済を人質に取って過半数を得られたら、集団的自衛権についての法制化や原発

の問題などの信任を得たとしてどんどん突っ走る積りなのは明白です。今までの彼の振る舞いか

ら、本当に明白です。



そして集団的自衛権を実行する為には、海外派兵や武器の増強など国防費がどんどん必要に

なります。又、国民生活がキツクなれば、自衛隊に入れば給料出るよと誘い、さらに国防費を増

やす方向を加速させるでしょう。



現在の消費税問題は、国防費が従来程度であっても国は赤字でどうしようも無いから上げるという

議論でした。。国防費が増加すれば、その財源として消費税は10%を軽く超える様な事が必要に

なると思います。



そんな事はとっくに自民党と官邸では試算済みのハズですが、安倍首相は国防費を増やすには財

源が必要になるなどと決して選挙前の今は言いません。



特に、安倍政権の政治家の選挙区の方々には、今回の選挙はこういう事を考えて、投票をしてい

ってほしいと思います。



アベノミクス という言葉も、当初 面白がってマスコミが付けましたが、 新経済政策は安倍首相

でないと出来ないという物ではありません。言葉に踊らされない様にしないといけませんね。


2014年11月16日日曜日

【バレーボール】今年のVリーグ

いよいよVリーグが始まりました。

バレーボールファン、特に火の鳥ニッポンファンの私には今年のVリーグはとても楽しい試合ばか

りです。


今年 全日本で頑張った選手たちも、自分のチームでの試合はとてもリラックスして楽しそうです。



初日の 久光対東レは 両軍ともスター選手目白押しで、見ているだけで楽しい上、昨年の久光一

強状態から、木村選手も入った東レは本当に接戦の実力で内容的にも手に汗握る展開。ファンに

とっては本当に面白い時間でした。



岡山対デンソーも3対0ではありますが、激闘というのがふさわしい試合だったと思います。従来か

らの拾って拾って拾いまくり熟成してきている岡山と、若さと元気の良いデンソー。


山口舞選手、宮下選手、井上選手、大竹選手、鍋谷選手、 そして佐野選手の動きを見られるとい

うのも本当に嬉しい状況です。


国際試合では厳しくストイックな表情の佐野選手ですが、Vリーグの試合ではリラックスして楽しそ

うです。


3セット目での宮下選手のサーブ対佐野選手のレシーブ勝負など、シビレました。



アナウンサーの人の説明では、デンソーはハイブリッド6の様なマルチタスクの戦術を採用して、選

手達も楽しんで戦っているとのこと。



放送では鍋谷友里枝選手への期待がかなり語られていました。鍋谷選手と言えば春高優勝時に

ボロボロに泣きまくっていた事が印象に残っています。ひそかに「泣き虫 鍋谷さん」とニックネーム

をつけてデンソーに入ってからも注目していました。


試合でも色々な場面で活躍していましたが、器用貧乏にならないように成長して行って欲しいで

す。攻撃のパワーがもっともっと付けば、守備力もあり、忍者コンビプレーもこなす現在の新鍋選手

+山口選手の様な選手になってくれるのではないかと期待しています。



岡山リベロの丸山選手も注目しています。相手のスパイクコースの読みが良い選手なのではと感

じます。海外に武者修行に行って、もっと外人スパイクに慣れてくれれば全日本にとっては大きな

武器になってくれると思うのですが。


今年のVリーグ各試合は目が離せませんね。楽しみです。各選手 怪我だけはしないことを祈って

います。

2014年11月9日日曜日

【シニアからの囲碁】超初心者の気持ち

囲碁を勉強してみようと思って1ヶ月強。

面白いとは思いますが、本当に難しいとも感じています。


だんだんと、分かってくると感じ方も変わってくると思いますので、時々 どういう所が難しいと感じ

ているのかを、書いてみようかと思います。


最初は、入門書という類の本を図書館で借りて4冊程読みました。

全てが理解できませんが、とにかく読んでみるという戦法です。



仕事で、新しいジャンルの事をしようと思うと、まずは関連しそうな本を4~5冊とにかく目を通しま

す。そのジャンルの言葉や考え方、何を大事にしているのかを把握できればその分野の人と話が

出来る様になるからです。



囲碁はどの本も、囲碁はルールの数が少ないから誰でもすぐに打てる様になる。と書いてありま

す。だけど、4冊とも他の3冊には書いていない事が何かしら書かれています。


普通、入門書といえばどの本も殆ど同じような事が同じような順番で書かれているのが世の常です

が、囲碁に関してはどれか1冊を読めばまずは一通り分かるという事にはならないのに驚きまし

た。



そして、ルールの後はいきなり事例集の解説ばかりになっていく事が多いのです。


一つ一つはこういうロジックになっているのか、、とじっくり考えれば理解できますが、考え方のイロ

ハの様な事があまりなくて、急にシチョウやゲタなどの基本の個別論が出てきます。



説明も普通の日本語とは思えない言い回しが多いし、詰碁などは相手がなぜそこに打ち返してくる

のかが理解できずにいたり、行き着く所まで解説をしないで途中で結論(これで白死にとか)だけ書

いてあるような本も本当に多いと思います。



書いている人は、自明の様に先の展開が読めているので、そこで解説をはしょるという事なのでし

ょうが、こうい読み手を意識しない不親切に満ち溢れている解説本というのは、他の世界の解説本

では今まではあまり見た事がありません。



本当に閉じた世界なのかなという印象です。

色々な本を見て、やっと部分部分が分かってきて、元の本に戻ってみると初めて理解できるという

事が非常に多い感じです。


まず、最初につまずいたのは、「欠け目」という概念。本では例を示して、「この状態は欠け目です」

などと書かれていますが、一体 欠け目ってどういう定義なのかをはっきり表現しきれている本は

少なかった気がします。



プロ棋士は若い人しか成れませんし、若い人は幼児や小学生から初めていて、ロジックよりも絶対

感覚を身に付けて上手くなって行った人が多いのだと思います。そういう人達が、ロジックでしか考

えられない大人達相手の解説書を書くことは、無理があるのかもしれません。



こんな事は言わないでも当然分かるよね。という暗黙の了解が非常に多いのが囲碁の世界という

印象です。


そんな中でも、これでもか、これでもか と基礎の基礎をロジカルに分かれせてくれるなと思ったの

は、次の2冊の詰碁の本でした。囲碁にゼロから挑戦される方は、ぜひこの本を一度読まれると良

いかもしれません。私には分かり易かったです。

・世界一やさしい詰碁 万波佳奈 毎日コミュニケーションズ
・はじめての詰碁 日本棋院

2014年11月4日火曜日

【動物】狸かムジナか

近くに自然遊歩道があります。



昔の里山の木立の道を残しているような場所で、落ちをの引きつめたような土の道が

ずっと続いていくな遊歩道。



笹林や木立の中の峠道。木や土や草の匂いに満ちていて、ここはもしや古代や中世の

日本か? という雰囲気の道。



でも、15分歩くと普通のアスファルトの市街地になってしまい、民家やカフェの店

が隣接している。電車の駅も眼の前。

そういう意味では不思議な空間です。



今日は秋晴れの気持ちの良い日なので、その遊歩道を久しぶりに歩いていました。



木立が風に揺れる音だけが響く静寂の中で、ふと道の先を見ると小さな木橋の向こうの

路から、黒くコロコロした狸が道を歩いている事に気が付きました。



狸の方もこちらに気づいた様で、一瞬 立ち止まってこちらを見て、サッと脇の竹林に

走り去って行きました。



14年前、この土地に引っ越してきた時には、緑が多い地区でバス道の脇には「ムジナ

に注意」という看板が幾つも立っていました。


でもこの5-6年でどんどん開発が進み、林は伐採されてマンションが乱立。「ムジナに

注意」の看板もすっかり見なくなってしまいました。


とても寂しく、可哀想な気持ちでいましたが、今日 ここで姿を見れて、こんな所で生

き伸びていてくれた事にホッとしました。



動物の生活圏を次々に奪っていく人間は、本当に地球上の悪魔的な生物と感じます。


人間は、人間の価値観の世界しか見えなくなっていて、自分達も自然の動物の1種なん

だという意識がなくなっている様に思います。旧約聖書のバビロンの塔作りがまだ続いて

いるという事でしょう。



なんとかしなくちゃという思いだけが空回りする気がします。



人間の本性が変えられないならば、地球を守るためにも、宇宙などの新しいフロンティア

に人類のにエネルギーと覇権の気持ちを誘導していく必要がある様に思えます。



無限地獄の気がして、それが根本解決策とは思えませんが。。。それが現実?


【本】温泉と健康 阿岸祐幸 岩波新書

温泉というと、1泊2日で行く手軽宿。という感覚でずっと生きてきました。


というか、旅行も安くあげようとすると、会社が提携している温泉リゾート

ホテルなどにを使いがちなので、自然とそういう意識になってしまったのです。


広く景色の良い風呂に入り、宴会料理を食べて、カラオケして、、という1パッケージ

のレジャー。家に帰ると、面白かったけど疲れたね。と言い合うような旅。



でも昔から湯治というのは、1週間~3週間もの間 泊まり、じっくりリフレッシュ

するというのがスタイルとのこと。湯治は温泉による温熱効果と泉質成分による効果

に加えて、自然な環境でストレスから解放されるという効果、簡単な運動による効果

が相まってリフレッシュできるという事。



私がやっていたのは温泉ごっこだった、という事が良く分かりました。


温泉を、温泉としてとことん楽しむという事。 そろそろやってみたいです。



日本は温泉地 3157箇所。 世界で日本に次いで温泉地が多いイタリアは約300.

ダントツで日本は温泉天国です。 活かして、楽しまない手は無いですね。



雑学として、

お風呂に関しては、日本人と欧米人では少し意識が違う様です。

幕末に日本を訪れた外国人がもれなく、毎日 お風呂に入る日本人を見て清潔好き

と感嘆していました。

でも、日本人にとっては、それが気持ちが良いからですよね。


日本人が好む温度は40-42度ぐらい。一方 ドイツ人は36-39度ぐらい。

ドイツ人から見ると42度などは高温すぎて身体に悪いはず。とのこと。

43度の温泉に入ったドイツ人は「煮えたぎったスープに飛び込んだようだ」と

感想を述べたとのこと。一方、25度の冷水浴ではドイツ人はそれほど問題ない

と言い、日本人が25度の風呂にじっと入っていたら、一分間もしない内に筋肉

がガタガタ震えてくる。

これが遺伝によるのか、習慣によるのかは分からないとのことでした。