温泉というと、1泊2日で行く手軽宿。という感覚でずっと生きてきました。
というか、旅行も安くあげようとすると、会社が提携している温泉リゾート
ホテルなどにを使いがちなので、自然とそういう意識になってしまったのです。
広く景色の良い風呂に入り、宴会料理を食べて、カラオケして、、という1パッケージ
のレジャー。家に帰ると、面白かったけど疲れたね。と言い合うような旅。
でも昔から湯治というのは、1週間~3週間もの間 泊まり、じっくりリフレッシュ
するというのがスタイルとのこと。湯治は温泉による温熱効果と泉質成分による効果
に加えて、自然な環境でストレスから解放されるという効果、簡単な運動による効果
が相まってリフレッシュできるという事。
私がやっていたのは温泉ごっこだった、という事が良く分かりました。
温泉を、温泉としてとことん楽しむという事。 そろそろやってみたいです。
日本は温泉地 3157箇所。 世界で日本に次いで温泉地が多いイタリアは約300.
ダントツで日本は温泉天国です。 活かして、楽しまない手は無いですね。
雑学として、
お風呂に関しては、日本人と欧米人では少し意識が違う様です。
幕末に日本を訪れた外国人がもれなく、毎日 お風呂に入る日本人を見て清潔好き
と感嘆していました。
でも、日本人にとっては、それが気持ちが良いからですよね。
日本人が好む温度は40-42度ぐらい。一方 ドイツ人は36-39度ぐらい。
ドイツ人から見ると42度などは高温すぎて身体に悪いはず。とのこと。
43度の温泉に入ったドイツ人は「煮えたぎったスープに飛び込んだようだ」と
感想を述べたとのこと。一方、25度の冷水浴ではドイツ人はそれほど問題ない
と言い、日本人が25度の風呂にじっと入っていたら、一分間もしない内に筋肉
がガタガタ震えてくる。
これが遺伝によるのか、習慣によるのかは分からないとのことでした。
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