2016年8月11日木曜日

【バレーボール】火の鳥ニッポンの守備力

本日 リオ予選ブラジルとの試合をTVで見ました。

3-0という残念な結果でしたが、サーブで崩す
場面や、拾って粘るバレーも一部出てきており
頑張れる切り口も少しずつ見えてきてるのでは
ないかと思いました。

一方で、どうしても思ってしまうのがロンドン
時と比べての守備力の違い。

あの時のチームは、厳しい状況に追い込まれる
と、神がかり的に拾って拾って突破する場面を
何度も見せてくれました。

今年の眞鍋監督の人選は、「チームワークと
ディフェンス力を重視」で行ったとの事です
が、ロンドン組の時の様な粘りに少しでも近
づけたいという狙いなのかと思えます。

当時のメンバーで、守備力といえばダントツ
の佐野さんは別格としも、竹下さん、新鍋
さん、中道さんが優秀なリベロ並みの力を
持っており、それに続くのが木村選手とい
う感じだと思います。

それでも世界相手では、Aパスはなかなか難
しい時もあり、竹下さんはBパス、Cパスを
サバいて戦っていたのが実態でした。

ただ、それだけの守備力があったので、
背の高い外国選手のブロックで戻った球の
フォローを粘り強く行い、何度も攻撃に
繋げることで、突破や相手のミスを誘う
事ができていました。神がかりのレシー
ブですね。皆さん、床に身を投げ出して
レシーブをされていた。MBもWSも皆ブロ
ックフォローに飛び込んだ。

これは、技術というよりも、気持ちや
意識の力で、そういう状況を選手の皆さん
は作り出していたのではないかと思え
ます。 ゾーンに入る というヤツで
しょうか。

現在のリオメンバーの皆さんも、技術
は良い物を持っていると思いますので、
出来る可能性は高いと思います。

ただ、国際経験の薄いメンバーも多いの
が苦しいところ。

予選を勝ち進めながら、そういう面の
集中力も高まって行くと思いますので、
期待したいと思います。


こういう状況を見ていると、どうしても
当時の新鍋選手がいてくれたらと思って
しまいます。

言っても仕方がない事ですが。。。

OQTで引退した方含めて殆どのロンドン組
のメンバーがTVで応援していましたが、
新鍋選手だけは出られない。アナウンサも
解説者も一切触れない。訳があるのでしょ
うが、まるで、タブーか ”名前を言っては
いけないあの人” 状態に見えるのは私だけ
でしょうか。

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