納豆のメリットを生かして暮らしている方。
職業柄か、世界中を飛び歩いて食べて歩いていて、周りの人からは「味覚人飛行物体」と呼ばれている。
怪しい食べ物や、暴飲暴食もするのですが、一度たりとも旅行中に体調を崩したり、お腹を壊したりという事はない。
その秘訣は納豆。
醸造学の大家の恩師に、「小泉君、君はよくガツガツ食ってばかりいるけど、ちょっとおかしなやつを食って、ありゃ、これ食っちゃたけど大丈夫かな? 少し腐っていたんじゃないだろうか、なんて心配した時には、すぐに納豆食っておくといいよ。食中毒の防止には納豆、これですよ」と言われ、以来、どんな旅でも必ず納豆を持参して行き、ちょっと腐りかけたようなものを食った後は、意識して先生の金言通りに納豆を食べてきたら、一度も下痢や吐き気などせずに予防効果満点だったとのこと。
ラオスで生焼ウナギを食べた時、ベトナムで細菌に汚染されたスープを飲んだ時、ミャンマー、中国、カンボジア、パプアニューギニアアフリカ、南米など様々な所の秘境も大量の納豆を持参して大丈夫だった。
納豆菌と大腸菌を同じ培地に入れると、100%納豆菌の増殖力が勝って大腸菌を淘汰してしまう。
糸引き納豆は日本オリジナルの食品。
大豆が納豆になると、栄養素的にも大きくパワーアップする。タンパク質が分解されて美味しいアミノ酸ができる。
納豆の粘性物質はグルタミン酸がポリペプチドと結合し、果糖重合体が結合した物質。
それ以外に、塩辛納豆や甘納豆についても詳しい説明が。
この本を読めば、納豆好きはもっと好きに、納豆あまり食べていない人は見直す事になると思います。
尚、小泉さんのHPを見たら、
「日本の伝統食品である納豆を普段から良く食べる人は、ほとんど食べない人に比べて脳卒中で死亡するリスクが3割ほど低くなることが、岐阜大学の研究で明らかになりました。納豆に含まれている、血管が詰まるのを防ぐ作用がある酵素などが関係している可能性があるとみられています。」
とのこと。
効果が科学的に実証されつつある様です。
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