2017年10月14日土曜日

【本】羽根泰正の中国流で勝つ  羽根泰正 NHK出版 

囲碁の初学者の私にとって、中国流の布石は変化が多くて難しそうという想いと、カッコ良さそうという憧れが混じっていました。

でも、この本に出合って、本当に面白ろそう。ぜひ打ってみないと思えるようになりました。

この2ヶ月ぐらい。黒番の時は必ずこの高中国流で打つようにしています。

羽根さんの考え方に従って打つと、とても打ち易く、勝率も良いです。

中国流の本は何冊か読んだ事がありますが、色々な変化を紹介するというのが多くて、小手先の技を覚えていくというイメージがありました。

でも、羽根さんの中国流は、戦い方の戦略と割り切りが、本当にシンプル&ブレないのでとても分かりやすいです。

プロの棋士も、こういう考え方で挑戦しているんだという事を知れてとても面白かった。

羽根さんの強さは、布石だけではなく、中盤以降の攻めの上手さが光っていますが、その土俵に持ち込む為の羽根流中国流布石というつながりがとても良く理解できます。

布石を勉強したいと思っている囲碁の初心者の方に、とてもお勧めの一冊です。

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