2017年10月9日月曜日

【日本人の風習】通勤電車への乗り込み方

今まで何十年も朝の混んでいる電車に乗って来ました。

混んだ電車の乗り方は、皆さん各々のノウハウがあるのだと思います。

どのドアを狙うか、何処まで中に入り込んで立つか、吊り輪(最近は△が多いですが)はどう掴まるか、途中で降りそうな人をどう見つけるか、痴漢を間違われない様にするにはどうするか、座っていて席を代わる時はどうやるか、、等々。

今日はホームに並んで、電車に乗る時にどうしたら早く乗れるかについてです。

最近の電車へ、乗客の年齢層が上がってきていて座りたいのと、若い人もスペースを確保してスマホいじりたい、、等で、ドアが開いて乗り込む時に熾烈な先陣争いみたいな殺気立ったムードを感じる時が良くあります。

ドアが開いて電車から降りようとすると、ドアの両側で隙あらば今にも乗り込みたい気満々で中に向かっているホーム側の人が居て、ドアを通り抜けられる幅(空間)が1.5人ぐらいに狭められてしまい、降りる人がなかなか降りられない。
そして、まだ数人が降りる人が電車内にいるのに、その脇をすり抜けて乗り込もうとする人を多く見ます。

一歩でも早く中に乗り込んで、有利な位置を確保しようという自己中心的行動ですね。

その気持ち分かるのですが、実はその行動は逆効果、非効率。

大抵 ホームの階段付近は電車から降りる人が多く集まりますが、そこのドアでこういう事をやっていると、そのドアから降りる人の時間がかかってしまい、一つ横のドアから乗り込み始めた人に、自分の狙っている位置まで侵略(?)されてしまいます。

早く電車に乗り込むには、早く降りる人を全部出してしまう事が必要です。

そこで、

その為には、降りる時のドア前の通行幅をしっかり2人づつ通れる様に開けてやること。

それを試す為に、私はホームで階段に一番近いドア位置で、ホームの先頭(一番ドアに近くなる)順番を確保しました。

そして、電車が入構して止まる寸前に、ドア口の反対側に立つ事になる人が動くよりも、一歩先に踏み出して、ドア横で通行幅をしっかり確保できる様に直角に立ちます。

そうすると、不思議な事に、反対側に立つ人も自然にそちらサイドも直角の姿勢で立ってくれます。
何も打ち合わせしていない、見ず知らずの人ですが、こちらの意図を読んでくれるのでしょうか。

2人づつ降りる人が出てくると、今までかかっていた全員が降りるまでの降車時間が明らかに短くなります。感覚的には、2/3ぐらいになるのではないでしょうか。

そうなると、変に降りる人の脇をすり抜けて乗り込まなくても、十分早く乗り始める事が出来ます。隣のドア(降車人数が少ない)よりも早い。

この実験を、ほぼ3週間 やってみました。

驚くことに100%成功。

毎日、混んだ電車に乗り降りする人で、ホームの列の先頭に立てる機会のある人には、ぜひお勧めの方法です。 お試しあれ。

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