2021年3月13日土曜日

【ボーカル】声質とゾクゾク・ムズムズ感

 テレビを見ていると、最近 昭和の歌をカバーして歌う人が増えているようです。


ヒットした歌は、その歌手の個性や声と深く結びついて記憶されているので、他の人がカバーしても、ヒット時代を知っていると、どうしてもヒット当時の歌と比較して違和感を感じてしまう事が多い様に思います。


勿論、時々はこの人の歌い方だと新しい感じがするな、、と思える場合もあって、その時は曲自体の良さがヒットをけん引したんだなと思ったりもします。


ヒット曲と言っても楽曲と歌手の掛け算が色々あるのだと思います。


歌手の特徴として、声質というのは非常に大きな要素だと思います。


私には、その人の歌声を聞いているだけで、身体の中がゾクゾク・ムズムズしてしまう人が何人かいます。


以前も書いたかもしれませんが、太田裕美さんの声、ゆずの岩沢厚治さんの声、ノーランズのバーニーさん、クリストファークロスさんなどは、いつでも、ずっとでも聞いていたいという気になります。


南こうせつさんとか、マイケルジャクソンとか、桑田さんとか 声に特徴のある方は沢山おられて、普通の意味で曲を聞いていたいという事は勿論沢山あるのですが、前述した人たちの声はそういう「音楽」とは違う、「身体の神経が心地よく共鳴する」音という気がします。


周波数分析とかをすれば、もしかしたら高調波とか何かの物理的特徴があるのかもしれません。


視覚では、黄金分割が人間は心地よく感じるという事がありますが、聴覚でも黄金倍率などと言うものがあるのかもしれないなと思います。専門家の間では、とっくに解明済みの事なのかもしれませんが。


コードで言うと、通常の主コードに数音を加えると微妙に心地よい音を作れたりしますが、それのもっと絶妙な感じという感覚ですね。


面白いものです。


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