たまたま、ほしおさなえさんの活版印刷三日月堂を読んでから、ほしおワールドにはまっています。
活版印刷三日月堂は、昭和時代の懐かしさのある活版印刷を新しい感覚で広げていくお話。
菓子屋横丁月光荘は、古い家の声が聞こえる主人公が織りなす物語。
紙屋 ふじさき記念館は、和紙の魅力を現代に生かしていく話。
どれも、ゆったりとした時間が流れ、昭和の記憶とつながる懐かしさのある話ばかりです。
悪人は出てきません。
温故知新というのでしょうか。 アナログの良さの再発見というのでしょうか。
世知辛く、デジタルで速さを求められる現代の中で、これらの本は 安らぎの時間を取り戻せた気にさせるものです。
夜、寝る前に読むのに最適です。
幾つかのシリーズが、皆 舞台は現代で、各々の話にでてきる登場人物や事象が他の話に自然とリンクして登場し、話が紡がれていくという面白さもあります。
読むときは、出版が古い作品から読むのがお勧めです。
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