ハリーが組み分け帽子にかかるシーンで、「スリザリンに入れば間違いなく偉大になれる道が開かれる」となっていますし、宿敵 ヴォルデモートに対しても、どこかの箇所で偉大なという形容詞で語られている所があったと思います。
日本語の「偉大」は、”優れて立派な様”という意味で良い人や事に対して使われる単語だと思っているので、悪の権化に対しても「偉大」という言葉で訳されている事に小さな違和感を感じていました。
元の単語は多分greatなのでしょうが、”大変な人物”とか”大人物”というニュアンスの訳の方がぴったりするのでは?と思いました。
なんで、こんな事を突然 思ったかというと、最近のトランプ旋風を見ていて、彼の発言の周りには、この「偉大」が沢山出て来るだろうと感じたから。
本日の毎日新聞記事に、こう出ていました。
トランプ氏が10代に通った「ニューヨーク軍事アカデミー」の恩師は「何でも1番になりたいと思う生徒だった」と振り返る。
ニューヨーク市立大学のサンフォード・シュラム教授(政治学)は、「幼稚で、人々が自分を偉大だと思ってくれないとうそをつき、攻撃する。気質的に大統領に向いていない」と指摘している。
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