他の庭木もノビノビと成長している様で、2本ある柚子の木はバケツ何杯分もの実をつけました。
バラを含めてトゲのある木々も、大きく枝を伸ばして庭が歩きにくくなりました。
ふと見ると、笹(細い竹?)が。
これは所かまわず生え出そうとし、太くなると大ごと、成長もバカみたいに早いので、地面に小さいのを見つけると、必死で抜いたり折ってしまったりしました。
でも地下茎から始末する事は出来ないのでイタチごっこ。
ついに根尽きて、造園の方にお願いして庭木を根こそぎ切って撤去してもらいました。大きなヒマラヤ杉はチェーンソーで切って、クレーンで吊るしてトラックへ。直径30cm以上の切り株が残りました。
庭の真ん中に父がバードウォッチングしようと巣箱を付けた木が1本あるので、それだけ残して他の木は全て撤去。
中央の木も取ってしまうと、完全に「売り土地、売家」という風情になってしまうので、売るために切ったのではないぞという自分自身の意思表示の積りでもあります。
秋でもあり、庭がガラ~ンとして風がひゅうひゅう通り抜けるうそ寒い空間になってしまいました。
今まで緑あふれる、生命あふれる空間だった所が墓場の様に。
仕方が無いのですが、実家が一日にして異様な家 に化してしまいました。
でも、これで植物との闘いはひとまず安心に。
切ってみて、植物=生命の存在感がいかに大きかったのかが良く分かりました。
植物は戦う相手ではなく、共存する相手だった事を痛烈に感じました。
翌年、ガラ~ンとした庭は、また一面雑草の海に。
近隣への迷惑を考えて除草剤等は使わないと決めていたので、雑草との闘いは果てしないですね。
一本 残した木は、周りのライバルがいなくなったので、急に成長が早くなった様です。
大きく枝を伸ばし、存分に葉っぱも茂らせだしました。
闘いはまだ続きますが、山場は超えたのでこの話はこの辺で。
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