佐野選手と井上選手の引退の発表がありました。
ご苦労さま、 ありがとう と心から言いたいと思います。
2010年の世界バレー 銅メダル。 そして2012年のオリンピック 銅メダル。
あれだけ苦しみながら、戦ってメダルを勝ち取った12人のメンバー。
誰が欠けても出来なかったのではと思います。
井上選手のネット越しに相手を睨みつける、あの真剣な眼差しを忘れません。
誰が呼んだのか「ブロック番長」という渾名の通り、すごい気魄を見せてくれました。
山口舞選手との、見事なコンビネーション攻撃も鮮やかに思い出せます。最高のペアだっ
たのではないでしょうか。 あのコンビネーションをもう一度見たかった。
ちなみに、初めて生観戦で井上選手を見た時は、なんてスタイルの良い人なんだろうと驚きまし
た。今まで見た日本人の中で一番スタイルが良い。というのが私の第1印象。
テレビで見ていた「ブロック番長」という印象とのギャップに驚きました。
怪我で随分苦しまれまたはずですが、何時も一生懸命プレイをされているのが伝わってきました。
佐野選手は、言わずと知れた 世界で恐れられているトップリベロ。
その次元の違う動きと速さ、緻密なポジショニングに、いつも魅了され続けてきました。
その道を究めた達人の動きです。
今後、コートで佐野選手の動きが見れないとなると、本当に悲しい。
バレー観戦の大きな楽しみが一つ消えてしまう気持ちです。
全日本のバレーは高いレシーブ力が最大の武器でした。佐野選手がこの数年ずっとそれを支えて
きたと言っても過言ではないと思います。
「欧州チームでリベロをするよりも、全日本でのリベロは守らなければならない範囲が広くて本当に
大変。」というのが数年前の佐野選手の言葉にありました。
本当にありがとうございました。と言いたいです。
試合でレシーブミスを佐野選手がしたとしても、「佐野選手ですら取れなかったのだから、相手がと
ても良い攻撃だったのだな。」と素直に思えます。こんな選手はあまりいません。
戦友の荒木選手に続いて、竹下さんも妊娠されています。
佐野選手も普通の女性として生活のの希望があるのではと推測します。バレーファンとしては悲し
いですが、佐野優子さんのファンとしては、より幸せになられる事を祈ります。
一方で、もしも可能ならば、全日本のコーチとしてその世界レベルの達人技を後輩に伝えていって
くれればと願います。
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