2016年4月14日木曜日

【本】新 みんなのカーリング 日本カーリング協会 学研

カーリング女子が世界選手権で銀メダルを取
りましたね。

2006年 トリノオリンピックの小野寺さん達
のチームでカーリングという種目を始めて
知りました。

その時、なんだかユッタリしているけどオハジキ
みたいな面白いスポーツだなあという印象でした。

何となく選手の皆さんのクローズアップした
表情を見ているだけで、何故か飽きないという
記憶がありました。

今回、たまたまこの選手権を見ていて、選手の
方たちは若返っていますが、相変わらず見てい
て楽しいスポーツという印象でした。

しかし、ルールがイマイチ良く分かっていない
ので、この本を読んでみました。

分かったポイントを書いてみると

・4人(リード、セカンド、サード、スキップ)
 の選手とリザーブ(補欠)の5人で構成する。

・リードから順番に一人2投づつ投げる。

・両チームが交互に投げる。全員で16投で1エンドと言う。

・スキップは作戦を組立て、氷を読み、指示を出す。
 サードはスキップが投げる時にハウス(同心円の
 ターゲット)に立って指示をする。

・ブラシで掃く人(スイーパー)はリード、
 セカンド、サードが行い、スキップはしない。

・全て投げ終わった後、ハウス(同心円)の
 中心に一番近い所にある石のチームだけが
 得点をカウントできる。相手チームは自動
 的に0点になる。点数は、相手のチームの
 石より内側にある自分の石の数が得点になる。

・両チームとも同心円に石が入っていない場合
 は両チームとも0点になる。

・カーリングは最後の1投する方が得なので
 後攻が得。得点を取ったチームが次は先攻
 になります。だから、1点しかとれそうも
 ない、、という時はワザと石をハジイテ
 0点にして、次のエンドで先攻を取る事が
 ある。

・大抵は10エンドで試合する。

・スイーピングの狙い
 ストーン前のゴミ等を取り除く。
 氷面を少し溶かして滑りやすくする。
 これによって、止まるまでの距離が延びる。

・ストーンはスピードが早い間は真っ直ぐ
 進むが、速度が落ちると曲って進む。
 (ボーリングのフックボールみたい)

・ストーンを投げる時に、スキップの人
 がハウスでブラシを立てて狙い目指示
 をしていますが、それは、そこを目がけて
 投げると途中で曲って狙いの所に行くはず
 という地点にブラシを立てている。

・ショット(投げ)は大きく分けて2種
 がある。止める(ドロー)、はじき出す
 (テイクアウト)。

・試合中の掛け声
 スキップ、スイーパー、投げた人の間
 で絶えず速さ(ウエイト)やラインに
 ついて情報交換をする。

・ドローショットの時
 投げるライン(ホッグライン)から同心円
 の最後までの位置を1~10のステップで
 に呼ぶ。投げられた石の動きを見て、スイー
 パーがとまりそうな位置を例えば「4」と
 言い、スキップからの石を止めたい位置
 の指示が「7」だとしたら、スキップは
 ”イエス”と叫んでスイープを促す。
 ”ウォー”というのは、スイープするな
 という指示。

・テイクアウトショットの時、
 普通ホッグライン間にかかる時間が9秒の時、
 スイーパーが少し遅いと判断すると「9半」
 と叫んだりします。これでスキップは石が
 曲るタイミングを読むことができるので、
 次のラインの判断に生かします。


これ以外にも試合中の戦略が色々書いてあり
ますが、それは割愛します。

カーリングのルールを知る事で、次からは、もっと
面白く見る事ができそうです。
 

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