2016年10月30日日曜日

【本】もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「イノベーションと企業家精神」を読んだら 岩崎夏海 ダイヤモンド社

この本はヒットした もしドラ の続編です。

もしドラの北条文乃が教師になって、高校に
赴任してくる事で、新たな物語が始まります。

こちらの本は「イノベーション」で勝ち筋を
作っていくという話。

お話自体は、ご都合主義での話の展開で、
前著に比べて、話としてのリアリティは欠け
る印象でした。

実際の仕事に於いて、イノベーションで勝つ
為には、相当の試行錯誤と失敗が必須で、
理解されない同僚や上司・部下を説得・洗脳?
しながら突き進む事が必要です。

結果が出始めると、急に賛同者が増え始める
と同時に、内容を理解していない上司や官僚
が実力よりも一桁上の目標設定を突然要求し
てきたりします。

そうなると、無理が出てきて、そのイノベー
ションは潰される。。

イノベーションは会社や事業のトップが仕掛け
ていくのが筋で、ボトムアップで行う事は
なかなか難しいのが現実ですね。(ドラッカ
ーはこの辺りはどう言っているのかな?)

但し、イノベーション無くして、ブルーオーシャン
への勝ち筋が無いのは間違いありません。

この本を読んでイノベーションを怖がらない
人が増えてくれればと願います。

0 件のコメント:

コメントを投稿