高尾九段が名人になられました。
とても素晴らしい事だと思います。
井山さんファンの方からは叱られ
そうですが、私は高尾さんが勝た
れて良かったと思います。
井山さんには、7冠になって絶対王者
というイメージが出来ていて、他の
全てのプロ棋士の人たちが萎縮して
いる様な印象をこの半年感じていま
した。
それを崩せたのですから、しかも、
28歳に40歳が勝ったのですから。
若い層からベテランまでプロ棋士の
方たちに希望とやる気が沸いてくる
のではないでしょうか?
井山さん自身も、さらに強くなら
なければという目標ができました。
私は通勤電車の中で囲碁教則本
を読む事だけが囲碁の学習なので
すが、羽根直樹さんと高尾紳路
さんの本は本当に何度も読んでい
ます。
このお二人の事は、勝手に私は
「先生」と思っています。
だから、なおさら嬉しかった。
平成の四天王の皆さんが、再度
タイトルを取り合って、若い層
とぶつかりあってくれれば、
囲碁の世界がもっともっと
活気が出ると思います。
ちなみに、最後の5分をネットの
生中継で見ていました。
ヨセの最後の所になるので、
多分 あのお二人には一本道
だったはず。
殆どノータイムで石を置いて
いける所だったのではないか
と推測します。
しかし、井山さんは、最後ま
で、可能な限り時間をかけて
打たれていました。
心理プレッシャーをかけてい
たのでしょうか?相手が疑心
暗鬼になるとミスが起こるか
もしれない。
これが、プロ魂なのかもしれ
ませんね。そういう面も楽し
ませていただきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿