自らも自閉症を抱えながら、動物科学者として活躍する著者は。「自閉症感覚」は磨けば光るダイヤの原石だという。との事。
自閉症スペクトラムと最近は言い、思いものから、アスペルガーの様に軽いものまで含んで呼ばれているらしい。
高機能性の人は、言葉も仕事の能力も高い人が沢山いる。アインシュタインとか。
自閉症スペクトラムの人は、「通常」と言われている人と比べて、色々違った感覚を持つ事が多い。
テンプルさんは、どういう感覚を持って生きてきたのか、世の中で暮らすには、どういう工夫をしてきたのか。
「自閉症」と「天才」は生み出す遺伝子が同じなのではないか。以前は同じ症状を天才と呼んでいる事もあった。
自閉症の人は、社交は苦手だが、ある領域を緻密に細かく詰めていく事などは得意。
現在の科学技術の発展は自閉症の人達がいたから実現できていて、社交的な{普通の」人ばかりだと、こういう世界にはなっていなかった。
自閉症の子供にはどう接して教育していけば良いのか? 大人にはどうしたら良いのか?
とても、具体的に、自身の経験を描写しながら教えてくれます。
わが子にちょっと気になる事がある親御さんは読んで見る事をお勧めします。
もっと早く読んでおきたかった一冊です。
0 件のコメント:
コメントを投稿