世界地図を見ていて、昔から気になっている事があります。
それは、カナダにあるハドソン湾。
世界地図を見て大陸移動説を提唱し、その時は冷遇されていた考えが後々に実証されたという例もありますし、地形というのは過去に地球が経験してきた事の記録が随所に残されているのではと思います。
地図上のハドソン湾を見ていると、その右下の部分はコンパスで描いた様なキレイな円弧になっています(ナスタポカ諸島弧と言うらしい)。又、その円の真ん中あたりにベルチャー諸島があり、まるで物を水に落とした時に、沈み込む水面に跳ね返りのような水の突起が出来るような感じを受けます。
又、もっと北にあるビクトリア島、バッフィン島、グリーンランドなどは大陸から引きはがされた様に見えます。
さらに、
これらは、直感的には少し角度をもった巨大隕石がここにブツカリ、出来たクレーターがナスタポカ諸島弧とベルチャー諸島になり、その衝撃で周りにひび割れを生じさせて下からマントル・マグマの上昇を呼び、グリーンランドやビクトリア島、バッフィン島が離れていっているというように感じます。
Wikiでは、
「月面の危難の海との比較により先カンブリア時代に起きた地球外天体の衝突の衝撃によってハドソン湾が形成されたと主張する地質学者もいたが、現在においてなお地磁気や重力異常など地質学的に確実に衝突地形であるとされる証拠は発見されていない」
「ハドソン湾に広大な低重力が観測された。最終氷期のローレンタイド氷床(英語版)による地殻の圧縮が続いているためと当初考えられたが、GRACE人工衛星による詳細な観測で、それだけが重力異常の原因でなく、マントル対流に起因することが分かった。」
との事。私と同じように考えた人がいるんですね。
私はもう一つ地図上に出ている特徴点として、五大湖から、ウイニペグ湖、グレートスレーヴ湖、グレートベア湖などハドソン湾を中心として取り囲む円弧のように出来ている非常に多数の湖群も、隕石衝突によるショックによって起こった円状のひび割れに起因するのではと思えます。
隕石衝突説は、データが溜まるに従い証明されるようになるのではないかと期待します。