2015年8月9日日曜日

【戦争と平和】長崎市被爆70周年 での田上市長の平和宣言

表記の式典を午前のNHK中継で見ました。


その中で、長崎市長の方の話に感動しました。

こういう、しっかり「平和」を世界に話できる人材がいる事に。


「武力をベースにした”積極的平和主義”」という猫かぶりの論理ではなく、

非核の傘での平和主義をハッキリ言い切ってくれました。


戦争の酷さを知る、利害よりも人権を大事に考える世界中の人達の想いだと思います。

宣言文は以下のURLにあります。
http://www.city.nagasaki.lg.jp/heiwa/3020000/3020300/p027411.html


一方、安倍首相のスピーチは、官僚の書いた紙を単に読むだけ。

気持ちや意思が何も伝わってきません。

安保法案にも、やはり一言も触れない。


広島でも、長崎でも、戦争の実体験のある市民がどれほど安保法案に反対している

のかは安倍氏自身が感じて分かっているので、眼がオドオドし、一刻も早くこの場

を逃れたいという感情だけは良く伝わってきました。


こんな人が首相という事、与党という事に、本当にがっかりしました。


国連の事務総長代理の方の話で、広島・長崎の被爆者の方は 恨みや賠償などを

訴えるのではなく、二度とこの悲しみ苦しみに人類が陥らない様にと提案と活動

をしている事に感謝と、その意思の国連での推進を語ってくれました。


平和を希求するベクトルは世界市民の願いである事を、再確認でき心強く思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿