数年前から会社のルールでTOEICを受験する事が必須になってきました。
社内公用語を英語にする楽天の話などがマスコミで騒がれてから、英語ができないければビジネ
スマンにあらず。。という様なムードになって人事が飛びついたのでしょう。
という事で、3年前にTOEICを受ける事が必要になりました。
TOEICは十年以上も受けていないので、どうせ受けるならば一度本気で準備して受けて見ようかと
思い立ちました。
TOEICテストはじっくり解けば中学英語とビジネス常識があれば、それほど難解ではないという印
象があったのですが、兎に角 テスト時間が足りなくて、あせった気持ちで聞いたり、問題を読んだ
りしたらダメという経験がありました。
そこで、慌てないで聴ける様にするにはどうしたら良いかを考えました。
但し前提は、お金をかけない事と、興味を持続できる面白い事で。
結局、英語勉強の王道?と呼ばれたラジオ英会話を聴くことになりました。
NHKのラジオ英語は幾つも講座があるので、以前にも興味本位で幾つかを聴いてみた事があるの
ですが、やっぱり勉強くさく(当たり前ではありますが)て長続きしませんでした。
それまで「ラジオ英会話」の講座はあまり聞いていなかったので、騙されたと思って試しに聞いてみ
る事にしました。
毎日の決まった時間に聞く事はできないので、日曜日に1週間分をまとめて放送するのでそれを録
音しておいて、通勤時に聞く事にしました。テキストは買わずに,聴くだけ。
聞いてビックリしました。それは他の講座と違って、まるで「大人の英語エンターテインメント」の様
な番組としてとても面白い物だったのです。
テレビで言うと、ビートタケシのニュースショーという感じでしょうか?
内容はまじめではあるのですが、講師役の遠山さんとキャストのケイティさん、ジェフさんの掛け合
いやウイットに富んだ何気ないやり取りがとてもユーモラスで、電車の中で聴いていて笑いそうに
なってしまう事があります。
特に、ケイティさんとジェフさんが、その日の例題の会話文を色々なシチュエーション(例えば、会
話の二人が酔っぱらっていたら、とか、二人が実は犬と猫だったら、、とか)の役になりきって演じて
くれる所など。本当に面白くて楽しい気持ちにさせてくれます。
出演者の3人の方の個性が本当に良く花開いているという感じ。
多分、この3人の方が変わってしまうと、同じラジオ英会話という番組でも、雰囲気が全く変わってし
まうのだと思います。すっかり番組が好きになり、聴くことが楽しみになりました。
英語力を楽しくアップしたいとお考えての方に、本当にお薦めの番組です。
無料の放送ですので、お金もかかりません(テキスト無しでも、録音なら巻き戻して聞き直せますの
で、それで不自由は感じません)。
尚、私は録音した物を1.5倍速というモードで聞くようにしています。基の放送がゆっくりしゃべって
いるので、1.5倍速でもちょっと早口という程度の速さです。
最初は何を言っているのか分かりませんが、人間 不思議なものでしばらく聞いていると耳が早さ
について行くようになります。
それに慣れたら、TOEICのリスニング放送がゆっくりに聞こえて、慌てないで済むようになりました。
(米軍の英語放送も、速さ的にはかなりついていける様になりました。)
3か月聞いてから受けたTOEICのリスニング点数は50点以上確実にアップしました。
2015年2月15日日曜日
2015年2月7日土曜日
【本】イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか 宮田律 新潮社
ISILによる人質事件がありました。従来 中東は親日という話は良く聞いていましたが、どういう構
図になっていて、その中の今回の事件はどういう位置づけなのか理解できていませんでした。遅れ
ばせながら、イスラム教徒からみての日本を知るために読みました。
2013年の本です。
歴史も踏まえて沢山の事があるのですが、ポイントを抽出すると
・イスラム教もキリスト教もユダヤ教も同じアブラハムを起源とおく1神教の兄弟宗教。
・イスラム教はムハンマドで興されたが、もともとイスラムという言葉は「平和」そ意味する言葉。殺
人などを禁じる宗教。イスラム教は宗教というだけでなく、政治・社会運動も含めた宗教と世俗を一
体で考えイスラム共同体を理想とする。
・イスラム帝国は中世どんどん拡大していったが、拡大に於いては軍事的行動もあるが、寛容性が
あり相手が異教徒でも人頭税と地租を納めればイスラム国家により、その信教の自由は制度上保
護される。こういう寛容性のある治世により、オスマン帝国などは広く、そして何世紀も栄えた。(イ
スラムの拡大に対抗する為もあり、ルターの宗教改革が起こった)
・十字軍(キリスト教)は排他的な動きをしたため、イスラムでも他の宗教者への排他的な対応が始
まった。又、オスマン帝国の低下に伴い、欧州の植民地主義が台頭、近代は旧オスマン帝国やア
ジアは植民地化された。
・特に中東では、欧州からの過酷な扱いを受けていた。そんな時に、日露戦争で日本が欧州の大
国に勝った事により、憎い敵をやっつけてくれたと喝采した。その後も、日本は武力介入を一切し
ないで、支援援助をずっとして来た事や、イランが欧米から封鎖された時も日本はイランの石油を
買った事などもあり、日本を対欧米とは違う恩義のある国という認識をされてきている。
・又、日本人の生活習慣や国民性や振る舞いは、イスラムの人から見るとイスラム教で教えている
生活態度を最も具現化している国民と見えるらしい。
トルコの親善隊が明治時代に日本に来た時に、海難にあい大難破した。その時の日本民の手厚
い対応も感激された。
・イスラム教の中で原理主義者集団の思想は、イスラム社会を攻撃されたら復讐するというのでは
なく、積極的にイスラム社会を増やしていこうとする動き。イスラム社会を拡大する為の戦闘を「ジ
ハード」という名を道具と使っている。本来(そして通常のイスラム教徒の)の「ジハード」とは、戦争
を意味するのではなく、自分自身の精神的向上を目指す心を表す。暴力的よりもいかに自分自身
を宗教的に豊かにしようかとか、日々をいかに充実させようという思いである。
・一方で、アフガン市民の中ではタリバン政権時代の方が、そうじゃない時代よりも何倍も腐敗が無
く良かった。何故、外国は腐敗した政権に味方する支援をしたりするのか?という感情もあるとの
事。(現在のISISのシリアも、腐敗したアサド政権よりもイスラム的に身内では清廉なIS支配の方が
良いと考える人もいる。)
・イスラムの戒律では必ず土葬にして、火葬はしない。遺体が焼失するという事はイスラムでは重
大な意味を持つ。最後の審判の日に復活し、神の前で裁きを受ける肉体が喪失したという事にな
る。
との事。新聞やTVニュースをボンヤリ聞いているだけでは分からない姿を少し知る事が出来まし
た。勿論 一面の見方かもしれませんが。
政治と歴史と欲望と思惑、怨念が絡まり合った悲しい状況です。
今回の人質事件を見てみると、ニュースや新聞で報道されている事では非常に不可解な部分が多
く、この事件も政治と欲望、思惑に操られているのではないかと感じます。
・全く軍事的素養が無く、お金もないはずの湯川氏が何故シリアに何回も行った(派遣かされた?)
のか?
・現地事情も危険も良く知っている後藤氏が、わずか1週間で帰ってこれるという計画で行ったの
か? 彼に1週間で無事帰ってこれると信じ込ませたのは何か?資金は何処から出ているの
か? 10月に拉致されて11月にもメール連絡が出来ているのに、奥さんが12月になって危険な状
況に陥っていると初めて認識したのは何故か?
・湯川さん殺害映像が流れた後、突然の様に後藤氏礼賛的記事がマスコミに溢れ、政府の後藤氏
は救出したいと言い出した様に見えるのは何故か?
・後藤氏殺害映像が流れた後すぐに何日には後藤氏がどこからどこへ移送されたとか、パイロット
焼殺映像が流れた後にはすぐに、殺害は1月上旬だったという報道がされている。これらの情報
は、当然ヨルダン、日本政府とも事前に把握していた事は明確だと思うが建前交渉をマスコミも含
めて一切追求しようとしないのは何故か?
などなど、不自然さが目立つ様に思えます。
図になっていて、その中の今回の事件はどういう位置づけなのか理解できていませんでした。遅れ
ばせながら、イスラム教徒からみての日本を知るために読みました。
2013年の本です。
歴史も踏まえて沢山の事があるのですが、ポイントを抽出すると
・イスラム教もキリスト教もユダヤ教も同じアブラハムを起源とおく1神教の兄弟宗教。
・イスラム教はムハンマドで興されたが、もともとイスラムという言葉は「平和」そ意味する言葉。殺
人などを禁じる宗教。イスラム教は宗教というだけでなく、政治・社会運動も含めた宗教と世俗を一
体で考えイスラム共同体を理想とする。
・イスラム帝国は中世どんどん拡大していったが、拡大に於いては軍事的行動もあるが、寛容性が
あり相手が異教徒でも人頭税と地租を納めればイスラム国家により、その信教の自由は制度上保
護される。こういう寛容性のある治世により、オスマン帝国などは広く、そして何世紀も栄えた。(イ
スラムの拡大に対抗する為もあり、ルターの宗教改革が起こった)
・十字軍(キリスト教)は排他的な動きをしたため、イスラムでも他の宗教者への排他的な対応が始
まった。又、オスマン帝国の低下に伴い、欧州の植民地主義が台頭、近代は旧オスマン帝国やア
ジアは植民地化された。
・特に中東では、欧州からの過酷な扱いを受けていた。そんな時に、日露戦争で日本が欧州の大
国に勝った事により、憎い敵をやっつけてくれたと喝采した。その後も、日本は武力介入を一切し
ないで、支援援助をずっとして来た事や、イランが欧米から封鎖された時も日本はイランの石油を
買った事などもあり、日本を対欧米とは違う恩義のある国という認識をされてきている。
・又、日本人の生活習慣や国民性や振る舞いは、イスラムの人から見るとイスラム教で教えている
生活態度を最も具現化している国民と見えるらしい。
トルコの親善隊が明治時代に日本に来た時に、海難にあい大難破した。その時の日本民の手厚
い対応も感激された。
・イスラム教の中で原理主義者集団の思想は、イスラム社会を攻撃されたら復讐するというのでは
なく、積極的にイスラム社会を増やしていこうとする動き。イスラム社会を拡大する為の戦闘を「ジ
ハード」という名を道具と使っている。本来(そして通常のイスラム教徒の)の「ジハード」とは、戦争
を意味するのではなく、自分自身の精神的向上を目指す心を表す。暴力的よりもいかに自分自身
を宗教的に豊かにしようかとか、日々をいかに充実させようという思いである。
・一方で、アフガン市民の中ではタリバン政権時代の方が、そうじゃない時代よりも何倍も腐敗が無
く良かった。何故、外国は腐敗した政権に味方する支援をしたりするのか?という感情もあるとの
事。(現在のISISのシリアも、腐敗したアサド政権よりもイスラム的に身内では清廉なIS支配の方が
良いと考える人もいる。)
・イスラムの戒律では必ず土葬にして、火葬はしない。遺体が焼失するという事はイスラムでは重
大な意味を持つ。最後の審判の日に復活し、神の前で裁きを受ける肉体が喪失したという事にな
る。
との事。新聞やTVニュースをボンヤリ聞いているだけでは分からない姿を少し知る事が出来まし
た。勿論 一面の見方かもしれませんが。
政治と歴史と欲望と思惑、怨念が絡まり合った悲しい状況です。
今回の人質事件を見てみると、ニュースや新聞で報道されている事では非常に不可解な部分が多
く、この事件も政治と欲望、思惑に操られているのではないかと感じます。
・全く軍事的素養が無く、お金もないはずの湯川氏が何故シリアに何回も行った(派遣かされた?)
のか?
・現地事情も危険も良く知っている後藤氏が、わずか1週間で帰ってこれるという計画で行ったの
か? 彼に1週間で無事帰ってこれると信じ込ませたのは何か?資金は何処から出ているの
か? 10月に拉致されて11月にもメール連絡が出来ているのに、奥さんが12月になって危険な状
況に陥っていると初めて認識したのは何故か?
・湯川さん殺害映像が流れた後、突然の様に後藤氏礼賛的記事がマスコミに溢れ、政府の後藤氏
は救出したいと言い出した様に見えるのは何故か?
・後藤氏殺害映像が流れた後すぐに何日には後藤氏がどこからどこへ移送されたとか、パイロット
焼殺映像が流れた後にはすぐに、殺害は1月上旬だったという報道がされている。これらの情報
は、当然ヨルダン、日本政府とも事前に把握していた事は明確だと思うが建前交渉をマスコミも含
めて一切追求しようとしないのは何故か?
などなど、不自然さが目立つ様に思えます。
2015年1月31日土曜日
【本】謎のSF作家 火浦功さん
子供の頃からSFが好きで、スーパージェッターや009シリーズ、タイムトンネル、謎の円盤UFOな
どにどっぷりハマって暮らしていました。
中学ぐらいからは、創元SF文庫でEEスミスなどSF本を読みふけっていました。それらの時代に埋も
れてしまった名作についてもおいおい書いて行きたいのですが、今日のポイントは日本の作家 火
浦功さんです。
日本のSFも色々なジャンルや作家の方たちが昭和からおられますが、その中でスチャラカ系という
か、コメディ系というか、独特なジャンルがあります。海外でもそれに近いノリの作家はいますが、
火浦さんは日本語とその文化を徹底的に面白く表現してくれます。
例えば、「丸太の鷹」という本の「帰ってきた一本刀土俵入り」という話の出だしは以下の様に始ま
ります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
現実は、四つ角で待ち伏せていて、不意に蹴りをいれてくる。
現実に蹴られると、とても痛い。
「私は、後頭部を蹴られました」
世田谷区在住、マンガ家のとり・みき氏(実名)は、その時の経験を、次のよーに語っている。
「とても痛かったです」
ことほどさように、現実とゆーのは、油断のならない存在なのである。
さて。
1988年2月14日の日曜日。
名探偵山本辰吉は、下北沢の路上で、現実と遭遇した。
現実は、梅沢のバーサマそっくりの格好をしていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
至る所にパロディが散りばめられているのですが、日常をこんなに面白く書けるすごい才能の方だ
とずっと思っています。
みのりちゃんシリーズ、ガルディーンシリーズ、高跳びレイクシリーズなどなど、沢山のコミカルSF
シリーズを書いているのですが、どれも未完。なんか中途半端でいつの間にか途切れているという
不思議な作家です。
遅筆、原稿落としの達人という事をキャラクタにしている人。でも、その文才に対する根強い隠れフ
ァンが沢山いて、いつ続編や新作を出してくれるのか??と心待ちにしているのではないでしょう
か? 私もその一人です。
火浦さんをネットで検索すると、本当は色々な作家が分担して書いていたバーチャル作家だという
話も出てきますし、今では漁師をしているという噂もあるし、、本当に実在の作家なのか自体が謎
に包まれています。
実在の人物かバーチャル人物かは問いませんが、この文才でぜひ新作を出して もっと笑わせて
もらえないかと思います。
火浦さんの本は80年代の物が多く、今ではもう本屋では売っていませんが、図書館で借りる事が
できると思います。
お気楽な娯楽本を読んでみたい、、という方にはお薦めです。
どにどっぷりハマって暮らしていました。
中学ぐらいからは、創元SF文庫でEEスミスなどSF本を読みふけっていました。それらの時代に埋も
れてしまった名作についてもおいおい書いて行きたいのですが、今日のポイントは日本の作家 火
浦功さんです。
日本のSFも色々なジャンルや作家の方たちが昭和からおられますが、その中でスチャラカ系という
か、コメディ系というか、独特なジャンルがあります。海外でもそれに近いノリの作家はいますが、
火浦さんは日本語とその文化を徹底的に面白く表現してくれます。
例えば、「丸太の鷹」という本の「帰ってきた一本刀土俵入り」という話の出だしは以下の様に始ま
ります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
現実は、四つ角で待ち伏せていて、不意に蹴りをいれてくる。
現実に蹴られると、とても痛い。
「私は、後頭部を蹴られました」
世田谷区在住、マンガ家のとり・みき氏(実名)は、その時の経験を、次のよーに語っている。
「とても痛かったです」
ことほどさように、現実とゆーのは、油断のならない存在なのである。
さて。
1988年2月14日の日曜日。
名探偵山本辰吉は、下北沢の路上で、現実と遭遇した。
現実は、梅沢のバーサマそっくりの格好をしていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
至る所にパロディが散りばめられているのですが、日常をこんなに面白く書けるすごい才能の方だ
とずっと思っています。
みのりちゃんシリーズ、ガルディーンシリーズ、高跳びレイクシリーズなどなど、沢山のコミカルSF
シリーズを書いているのですが、どれも未完。なんか中途半端でいつの間にか途切れているという
不思議な作家です。
遅筆、原稿落としの達人という事をキャラクタにしている人。でも、その文才に対する根強い隠れフ
ァンが沢山いて、いつ続編や新作を出してくれるのか??と心待ちにしているのではないでしょう
か? 私もその一人です。
火浦さんをネットで検索すると、本当は色々な作家が分担して書いていたバーチャル作家だという
話も出てきますし、今では漁師をしているという噂もあるし、、本当に実在の作家なのか自体が謎
に包まれています。
実在の人物かバーチャル人物かは問いませんが、この文才でぜひ新作を出して もっと笑わせて
もらえないかと思います。
火浦さんの本は80年代の物が多く、今ではもう本屋では売っていませんが、図書館で借りる事が
できると思います。
お気楽な娯楽本を読んでみたい、、という方にはお薦めです。
2015年1月25日日曜日
【バレーボール】Vリーグを生観戦 佐野優子選手と荒木絵里香選手
久しぶりの生観戦で感じた事を書きます。
佐野選手
今日もすごい物を見せてもらいました。コート上のダイビングレシーブは恒例ですが、それに加えて
すごいフィールディングがありました。
誰かがハジいて コートアウトするボールを追って佐野選手が走ります。
追いついて両膝をついて膝サポータで横すべりしながらレシーブ。さらにすべりながら立ちあがっ
て、パッと次の方向へ走り出しています。
普通の選手だと、膝すべりからは一度尻餅をついて身体を完全に止めて、そこから起き上がって
動き出すという場面です。 佐野選手には全く動きに滞りがありませんでした。
本当に、素晴らしい動きを見せてもらいました。
荒木選手
鉄腕エリカは健在と思いました。
でも、表情はなぜか冴えない。チームメイトというよりもまるでチームの用心棒という様な気分でい
るのではないかという印象です。
チームが得点をとってもコート内を走り回る事をあまりしないし、クイックやブロックが良い所で決ま
ってもガッツポーズも無い。東レや全日本の時のような熱さを感じない。
上尾チームでの日本人としては得点源だし、試合経験も豊富。だけど キャプテンでもない1選手
という役割に自分で居場所を見つけられていないという事かもしれません。雇われ外人ではない
し、、、
全日本でのリョウさんの様に、上尾ではアシスタントコーチ兼務という様にでもすれば収まりが良い
し他の選手へもっといろいろと教えたり、盛り上げたりしやすくなるのに、、もったいないと感じまし
た。
まだ慣れていないだけの杞憂かもしれません。頑張って欲しいと思います。
佐野選手
今日もすごい物を見せてもらいました。コート上のダイビングレシーブは恒例ですが、それに加えて
すごいフィールディングがありました。
誰かがハジいて コートアウトするボールを追って佐野選手が走ります。
追いついて両膝をついて膝サポータで横すべりしながらレシーブ。さらにすべりながら立ちあがっ
て、パッと次の方向へ走り出しています。
普通の選手だと、膝すべりからは一度尻餅をついて身体を完全に止めて、そこから起き上がって
動き出すという場面です。 佐野選手には全く動きに滞りがありませんでした。
本当に、素晴らしい動きを見せてもらいました。
荒木選手
鉄腕エリカは健在と思いました。
でも、表情はなぜか冴えない。チームメイトというよりもまるでチームの用心棒という様な気分でい
るのではないかという印象です。
チームが得点をとってもコート内を走り回る事をあまりしないし、クイックやブロックが良い所で決ま
ってもガッツポーズも無い。東レや全日本の時のような熱さを感じない。
上尾チームでの日本人としては得点源だし、試合経験も豊富。だけど キャプテンでもない1選手
という役割に自分で居場所を見つけられていないという事かもしれません。雇われ外人ではない
し、、、
全日本でのリョウさんの様に、上尾ではアシスタントコーチ兼務という様にでもすれば収まりが良い
し他の選手へもっといろいろと教えたり、盛り上げたりしやすくなるのに、、もったいないと感じまし
た。
まだ慣れていないだけの杞憂かもしれません。頑張って欲しいと思います。
【バレーボール】Vリーグを生観戦 鍋谷友里枝選手 招き猫スタイルのサーブが印象的
久しぶりの生観戦で感じた事を書きます。
デンソーの要の一つに成長している鍋谷選手。
第1印象
サーブが良い。岡山のレシーブが崩される。4-5点連続得点してしまう。
独特の招き猫スタイル。これは、彼女の大きな武器と言えそう。
第2印象
レシーブやトスも良くやっている。よく動けている。サーブは相手が佐野選手を外して打ってくるので、彼女がレシーブする事多い。安定したレシーブ力がある。
第3印象
身体が細い。スパイクでも何点か決めたが、スパイクに迫力は感じない。小器用に点を取っている感じ。もっと、パワー、筋肉をつけて欲しい。スタミナ面も心配。
パワーアップできれば、全日本にとっても価値のあるオールラウンダになると思えます。
私から見て、期待度大です。将来が楽しみな選手です。
デンソーの要の一つに成長している鍋谷選手。
第1印象
サーブが良い。岡山のレシーブが崩される。4-5点連続得点してしまう。
独特の招き猫スタイル。これは、彼女の大きな武器と言えそう。
第2印象
レシーブやトスも良くやっている。よく動けている。サーブは相手が佐野選手を外して打ってくるので、彼女がレシーブする事多い。安定したレシーブ力がある。
第3印象
身体が細い。スパイクでも何点か決めたが、スパイクに迫力は感じない。小器用に点を取っている感じ。もっと、パワー、筋肉をつけて欲しい。スタミナ面も心配。
パワーアップできれば、全日本にとっても価値のあるオールラウンダになると思えます。
私から見て、期待度大です。将来が楽しみな選手です。
【バレーボール】Vリーグ 久しぶりの生観戦2
第1試合は 岡山シーガルズ VS デンソー。
入場してみると、すでにデンソーがコートで練習をしていて、いきなり大好きな佐野選手が見えまし
た。佐野選手は今までTVでしか殆ど見たことがありませんので、それだけで大感激してしまい、通
路の階段を踏み外しそうになってしまいました。危ない!
Vリーグに戻ってくれて、こうして日本で身近に動きを見れる事に喜びを感じます。
両チーム共に兎に角好きな選手が多いので、試合中もどちらのコートに注目して見たら良いのか
ホトホト困ってしまいました。
一目見て、変わったと驚いたのは宮下選手。前回 生で身近で見たのは2年前の国体の時だった
と思います。その時の印象に比べて、すごく迫力が出て来ています。顔つきが変わっています。す
っかり大人のアスリートに脱皮している。凄みが付いたと言っても良いのかもしれません。ますます
進化、変化中なのでしょう。
試合は、まさかの0-3でデンソーの勝ち。
MIAさんは私は初めて見るクロアチアの選手。大柄なのにレシーブも良いし、スパイクもコース打ち
が色々できて正確。ミスが少ない。これがデンソーの得点源。
但し、デンソーは一人一人の日本選手のキャラが立っている感じ。大竹選手、鍋谷選手、鈴木選
手など若くまだ未熟感はあるが、一度調子に乗るとスゴイ力を出すのではないかと思う。佐野選手
もいるのだから、各員の力を連携できるようになると、このチームはVリーグの一つの起爆剤になる
可能性を感じます。
一方、シーガルズは今日はレシーブが変。粘ろうとするのだが、落としてしまう。タイミングが取れ
ていないという印象。ブロックも殆ど機能できていない。
山口選手は、安定しているし、得点も多い。相手のスキを突き、タイミングをズラす軟攻は相変わら
ず日本一なのではないだろうか。 自由席の観客席でも、山口は本当に上手いなあ、、、、という声
がしきり。
しかし、リベロはサーブレシーブは丸山、スパイクレシーブは新人選手。途中で、2枚替えも何回か
あり、選手交代も多い様に感じる。河本監督は世代交代か、育成の為にワザとそういう起用をして
いる様に見える。それが、ミスを呼んでいる? そんな印象です。
シーガルズのサーブを何本も佐野選手がとる事がありました、あれは河本監督にかなり怒られて
いるはず。
ぜひ早期な復調を祈りたいと思います。
第2試合は、NEC対上尾。
上尾は、私は初めて見るチーム。見ていて感じるのは、マーフィーと荒木の得点力は図抜けて高
く 、それ以外にもバックアタックできる選手もいたりして立体的な強い攻撃力を持っている。
防御も良い。粘り強いレシーブ力があり(マーフィーもさすが超一流選手なので、正確な攻撃だけ
でなくレシーブも動ける)、荒木のブロック力も得点源やスパイクコース阻止に活きている。
MBがちゃんと機能する、オーソドックスだけど力があるチームという事。見ていて気持ち良い。これ
なら、Vリーズ初登場でも上位に入って行っておかしくない。
木村がいた時のワフクバンクも強力なスパイクとブロックが武器でしたが、このチームは和製小ワ
フクバンクでしょうか。
結果はフルセットで上尾の勝ち。
1,2セットは上尾。3セット目も22対19ぐらいになって、こりゃまた3-0の試合で終わってしまうな、、
と感じていた時からNECの猛追が始まった。ホームグラウンドという事でNECの応援も半端ではな
かったですが、一般席の観客達もこのまま2試合とも3-0で終わったらチケット代の元が取れな
い、、とばかりにNECを応援。そのままフルセットまで行きました。 NECは良く頑張りました。
今後は、 マーフィーと佐野の対決を生で見てみたいと思いました。
一流の技を地元で見る事ができるのは、ありがたいですね。
入場してみると、すでにデンソーがコートで練習をしていて、いきなり大好きな佐野選手が見えまし
た。佐野選手は今までTVでしか殆ど見たことがありませんので、それだけで大感激してしまい、通
路の階段を踏み外しそうになってしまいました。危ない!
Vリーグに戻ってくれて、こうして日本で身近に動きを見れる事に喜びを感じます。
両チーム共に兎に角好きな選手が多いので、試合中もどちらのコートに注目して見たら良いのか
ホトホト困ってしまいました。
一目見て、変わったと驚いたのは宮下選手。前回 生で身近で見たのは2年前の国体の時だった
と思います。その時の印象に比べて、すごく迫力が出て来ています。顔つきが変わっています。す
っかり大人のアスリートに脱皮している。凄みが付いたと言っても良いのかもしれません。ますます
進化、変化中なのでしょう。
試合は、まさかの0-3でデンソーの勝ち。
MIAさんは私は初めて見るクロアチアの選手。大柄なのにレシーブも良いし、スパイクもコース打ち
が色々できて正確。ミスが少ない。これがデンソーの得点源。
但し、デンソーは一人一人の日本選手のキャラが立っている感じ。大竹選手、鍋谷選手、鈴木選
手など若くまだ未熟感はあるが、一度調子に乗るとスゴイ力を出すのではないかと思う。佐野選手
もいるのだから、各員の力を連携できるようになると、このチームはVリーグの一つの起爆剤になる
可能性を感じます。
一方、シーガルズは今日はレシーブが変。粘ろうとするのだが、落としてしまう。タイミングが取れ
ていないという印象。ブロックも殆ど機能できていない。
山口選手は、安定しているし、得点も多い。相手のスキを突き、タイミングをズラす軟攻は相変わら
ず日本一なのではないだろうか。 自由席の観客席でも、山口は本当に上手いなあ、、、、という声
がしきり。
しかし、リベロはサーブレシーブは丸山、スパイクレシーブは新人選手。途中で、2枚替えも何回か
あり、選手交代も多い様に感じる。河本監督は世代交代か、育成の為にワザとそういう起用をして
いる様に見える。それが、ミスを呼んでいる? そんな印象です。
シーガルズのサーブを何本も佐野選手がとる事がありました、あれは河本監督にかなり怒られて
いるはず。
ぜひ早期な復調を祈りたいと思います。
第2試合は、NEC対上尾。
上尾は、私は初めて見るチーム。見ていて感じるのは、マーフィーと荒木の得点力は図抜けて高
く 、それ以外にもバックアタックできる選手もいたりして立体的な強い攻撃力を持っている。
防御も良い。粘り強いレシーブ力があり(マーフィーもさすが超一流選手なので、正確な攻撃だけ
でなくレシーブも動ける)、荒木のブロック力も得点源やスパイクコース阻止に活きている。
MBがちゃんと機能する、オーソドックスだけど力があるチームという事。見ていて気持ち良い。これ
なら、Vリーズ初登場でも上位に入って行っておかしくない。
木村がいた時のワフクバンクも強力なスパイクとブロックが武器でしたが、このチームは和製小ワ
フクバンクでしょうか。
結果はフルセットで上尾の勝ち。
1,2セットは上尾。3セット目も22対19ぐらいになって、こりゃまた3-0の試合で終わってしまうな、、
と感じていた時からNECの猛追が始まった。ホームグラウンドという事でNECの応援も半端ではな
かったですが、一般席の観客達もこのまま2試合とも3-0で終わったらチケット代の元が取れな
い、、とばかりにNECを応援。そのままフルセットまで行きました。 NECは良く頑張りました。
今後は、 マーフィーと佐野の対決を生で見てみたいと思いました。
一流の技を地元で見る事ができるのは、ありがたいですね。
【バレーボール】Vリーグ 久しぶりの生観戦
2年ぶりでしょうか。久しぶりに生観戦をしてきました。
カードは 岡山シーガルズ VS デンソー、 NEC VS 上尾。
いつもの様に当日券一般席チケットを買う為に、12時過ぎに窓口に並びました。
寒い盛りですが、前にVリーグに来た時よりも明らかに並ぶ人の数が多くて、人気がますます高ま
っている事を感じます。
体育館の建物の屋内には、各クラブチーム事務局の受付テーブルがあります。二人づつの受付係
りの人がついているのですが、その様子もかなりチームカラーを感じて興味深い物でした。
デンソーさん。
いかにもトヨタ系大企業だぞという感じ。受付の男性は中年 中間管理職サラリーマン風。
上尾さん。
病院の受付の様にキチンと座ってテキパキしている感じ。但し、Vリーグ上尾関係者バッジを首に
掛けた いかにも俺は医者なんだぞ というムードの人が立ち寄ったりしていました。テーブルに来
る人は招待客が多い印象。
岡山シーガルズさん。
二人ともずっと立って接客しています。そのテーブルを訪れる人も市民然とした人が多くカンパ箱に
支援金を入れる方も。
それぞれです。
Vリーグはメーカー系会社のクラブが非常に多いですが、もっともっと多彩な会社が参入すると面
白いだろうなと思いました。
自由席の観客も以前に比べて非常に多くてほぼ満席になりました。4-5年前は学校のバレー部員
や女子タレ追いかけのノリの写真オタクの超望遠担いだ小太り兄さん達でしたが、今日は、ファミ
ー層として3世代が一緒に観戦にきたり、65歳以上のオジさん2-3人組が多かったりします。裾野
が広がっていますね。
カードは 岡山シーガルズ VS デンソー、 NEC VS 上尾。
いつもの様に当日券一般席チケットを買う為に、12時過ぎに窓口に並びました。
寒い盛りですが、前にVリーグに来た時よりも明らかに並ぶ人の数が多くて、人気がますます高ま
っている事を感じます。
体育館の建物の屋内には、各クラブチーム事務局の受付テーブルがあります。二人づつの受付係
りの人がついているのですが、その様子もかなりチームカラーを感じて興味深い物でした。
デンソーさん。
いかにもトヨタ系大企業だぞという感じ。受付の男性は中年 中間管理職サラリーマン風。
上尾さん。
病院の受付の様にキチンと座ってテキパキしている感じ。但し、Vリーグ上尾関係者バッジを首に
掛けた いかにも俺は医者なんだぞ というムードの人が立ち寄ったりしていました。テーブルに来
る人は招待客が多い印象。
岡山シーガルズさん。
二人ともずっと立って接客しています。そのテーブルを訪れる人も市民然とした人が多くカンパ箱に
支援金を入れる方も。
それぞれです。
Vリーグはメーカー系会社のクラブが非常に多いですが、もっともっと多彩な会社が参入すると面
白いだろうなと思いました。
自由席の観客も以前に比べて非常に多くてほぼ満席になりました。4-5年前は学校のバレー部員
や女子タレ追いかけのノリの写真オタクの超望遠担いだ小太り兄さん達でしたが、今日は、ファミ
ー層として3世代が一緒に観戦にきたり、65歳以上のオジさん2-3人組が多かったりします。裾野
が広がっていますね。
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