同時に間取りや内壁の作り方を考えます。
壁等(外皮と言う)の断熱が良くなれば、家じゅうの部屋を連結して大空間にすれば家の中の温度差を小さくする事ができます。
暖房や冷房をする場合でも、効率よく家全体に効果をいきわたらせる事ができヒートショックを無くしていけます。
具体化方策としては、出来るだけ仕切り壁や廊下を減らす事。動線も短くできます。
又、各部屋の戸は引き戸にしました。
ドアだと閉め切ってしまう事が前提になりますが、引き戸だと閉める、開けるに加えて、好きな大きさで開けておくという事ができます。これにより、空間連結をしやすくします。(引き戸はこれ以外に、バリアフリー対策や通風効果にも好影響を与えます)
吹抜けや階段室で1階2階の空間を連結したり、そこに内窓を設けるのも効果が期待できます。目隠しが必要な所はロールカーテンを使うなど、出来るだけ空気の遮断を少なくします。
家の空間は小さい方が一括暖房や冷房には効率が良い面もあり、できるだけコンパクトな作りにしたいと考えました。前述した天井断熱は、そいういう意味でも良い方向です。
2018年12月18日火曜日
2018年12月17日月曜日
【家 住み手が書く】爽やかで、頼もしい家を創る19 高断熱の具体化1
北海道レベルの断熱を、特別な建材や建て方ではなく、低コストの標準的な建材と建て方を使い実現する方法を考えました。
まずは、断熱材。基本 セルローズファイバーを使う事に決めて、それで北海道レベルを実現する厚みの計算をして見た所、壁では122mmだと出ました。
工務店の丸清さんの建てられる標準的な柱の太さは120mmですので、この柱にビッシリセルローズファイバーを入れてもらえればほぼ達成可能となります。
上方の断熱は、屋根断熱ではなく天井断熱としました。
これは、地震対策での重心を下げるという効果の他に、天井断熱では、天井の上にセルローズファイバーを吹き積もらせるだけなので、断熱厚さを非常に低コストで増やす事ができるというメリットがあります。
天井断熱で北海道仕様をセルローズで行うには220㎜の厚さが必要という計算になりました。丸清さんの標準よりは厚くなりますが220㎜を超える厚さにする様にお願いしました。
気を付けなければいけないのは、天井に吹き積もらせる場合は、だんだん沈降するので沈降後に220㎜を達成する様に吹込み時はそれを見越した厚さで吹き込んでもらう必要があります。
床は、セルローズファイバーでも可能と言われていますが、設計士さんより過去の経験から、時間が経つとどうしても垂れ下がって断熱性能が落ちてしまう事が懸念されるとの事。
そこで、セルローズと同様に天然材料から作ったフクビフォームという断熱材を使う事にしました。
これも北海道仕様の厚みとしてもらいました。
まずは、断熱材。基本 セルローズファイバーを使う事に決めて、それで北海道レベルを実現する厚みの計算をして見た所、壁では122mmだと出ました。
工務店の丸清さんの建てられる標準的な柱の太さは120mmですので、この柱にビッシリセルローズファイバーを入れてもらえればほぼ達成可能となります。
上方の断熱は、屋根断熱ではなく天井断熱としました。
これは、地震対策での重心を下げるという効果の他に、天井断熱では、天井の上にセルローズファイバーを吹き積もらせるだけなので、断熱厚さを非常に低コストで増やす事ができるというメリットがあります。
天井断熱で北海道仕様をセルローズで行うには220㎜の厚さが必要という計算になりました。丸清さんの標準よりは厚くなりますが220㎜を超える厚さにする様にお願いしました。
気を付けなければいけないのは、天井に吹き積もらせる場合は、だんだん沈降するので沈降後に220㎜を達成する様に吹込み時はそれを見越した厚さで吹き込んでもらう必要があります。
床は、セルローズファイバーでも可能と言われていますが、設計士さんより過去の経験から、時間が経つとどうしても垂れ下がって断熱性能が落ちてしまう事が懸念されるとの事。
そこで、セルローズと同様に天然材料から作ったフクビフォームという断熱材を使う事にしました。
これも北海道仕様の厚みとしてもらいました。
2018年12月16日日曜日
【本】「皮膚をゆるめる」と痛みは取れる 福井勉 ビタミン文庫
副題が ひざ、腰、首、股関節の痛みに効く! 革命的テーピング術
テーピングというと、スポーツ選手の姿を連想しますが、これはテーピングで身体の不具合を治そうという物。
以前、柔術の話の中で皮膚のたるみを取って技をかけるという様な話を聞いた事があり、自分の手首などでたるみを取って引っ張った時と、たるんだ状態で引っ張った時での自分の反応を見てみたりした事がありました。
緩んだ状態から力を入れると、たるみがとれた時にショックがあり、そこでその力に逆らおうとする反応が出ました。
一方、先に手首を触って軽くたるみをとった状態で力を入れると、抵抗反応がなくスッと相手を動かす事ができる事を体感しました。
それ以来、皮膚のたるみの活用方法や手法があるのではないか?という興味があり、この本を手に取りました。
身体が動く時には、かならず皮膚の動きが連動して起こります。
肘を曲げると、腕の表面と裏面では皮膚が逆に動きます。
この動きが何らかの事で制限されていると、痛みやそれ以上曲げられないなどという状態になるとの事。
それを、テーピングで正しい皮膚の動く方向性を出してやり、悪い癖や動きを矯正するという物。
皮膚の動きの原則というのがあるとの事
・シワが寄る所から、皮膚が突っ張る所
に向かって皮膚は移動する
・動かしにくい箇所周辺の皮膚は動きが
小さい
・高齢者より若い人の方が動きは大きい
・皮膚の動きを補助すれば関節や筋肉の
動きはよくなる
なるほど。
これは面白い手法です。
手軽だし、実際に自分で色々試してみたくなりました。
テーピングというと、スポーツ選手の姿を連想しますが、これはテーピングで身体の不具合を治そうという物。
以前、柔術の話の中で皮膚のたるみを取って技をかけるという様な話を聞いた事があり、自分の手首などでたるみを取って引っ張った時と、たるんだ状態で引っ張った時での自分の反応を見てみたりした事がありました。
緩んだ状態から力を入れると、たるみがとれた時にショックがあり、そこでその力に逆らおうとする反応が出ました。
一方、先に手首を触って軽くたるみをとった状態で力を入れると、抵抗反応がなくスッと相手を動かす事ができる事を体感しました。
それ以来、皮膚のたるみの活用方法や手法があるのではないか?という興味があり、この本を手に取りました。
身体が動く時には、かならず皮膚の動きが連動して起こります。
肘を曲げると、腕の表面と裏面では皮膚が逆に動きます。
この動きが何らかの事で制限されていると、痛みやそれ以上曲げられないなどという状態になるとの事。
それを、テーピングで正しい皮膚の動く方向性を出してやり、悪い癖や動きを矯正するという物。
皮膚の動きの原則というのがあるとの事
・シワが寄る所から、皮膚が突っ張る所
に向かって皮膚は移動する
・動かしにくい箇所周辺の皮膚は動きが
小さい
・高齢者より若い人の方が動きは大きい
・皮膚の動きを補助すれば関節や筋肉の
動きはよくなる
なるほど。
これは面白い手法です。
手軽だし、実際に自分で色々試してみたくなりました。
【家 住み手が書く】爽やかで、頼もしい家を創る18 断熱レベル設定
実際の家創りでは費用対効果を考えながら、どういう断熱レベルにすべきかを決めて行きました。
地理的条件も考えながら、パッシブハウス的効果を得られるギリギリの線を探がします。
日本国で推奨されており、2020年から義務化がされる次世代省エネ基準という物があります。
南関東ではQ値=2.7,UA値=0.87という物。これは、過去の断熱基準よりも厳しくなっていますが、世界の常識から比べると恐ろしく甘い数値と言えます。
例えば、米国でそれに相当するのはQ値=2弱となります。日本では東北基準でQ値=1.9です。
ドイツはもう少し寒い国なので、南関東と同じ条件地域はありませんが、Q値=1.49というのが義務化されていると聞きます。
こういう日本の状況を憂えて、業界でHEAT20という自主尺度も作られたとネットで知りました。G2というのが目指すレベルとの事。
私の土地の場合はUA値=0.46(Q=1.6相当か)になります。
日本は住宅の断熱レベルという事では世界に何歩も遅れを取っていて、将来日本ももっと厳しい方向に規制が動く事になると思います。
特に2020年以降は、断熱が悪いと中古価値も損なわれる事になるでしょう。
逆に断熱レベルが高い家は、リセールバリューも高くなるのではと思います。
一方、パッシブハウスで要求される断熱(家丸ごとを1台のエアコンだけで快適に暮らせる)はかなり厳しいレベルが要求されますが、各階1台のエアコンで快適に暮らせるレベルというのは東京地区で第1種換気ではUA=0.47という事が書かれた本を見つけました。
40坪の家で、南面に大窓・軒がある前提です。
次世代省エネ基準では北海道仕様がUA値=0.46に合致します。
という事で、北海道仕様レベルの断熱とパッシブ手法で作れば私の所では良さそうだというのが目標になりました。
地理的条件も考えながら、パッシブハウス的効果を得られるギリギリの線を探がします。
日本国で推奨されており、2020年から義務化がされる次世代省エネ基準という物があります。
南関東ではQ値=2.7,UA値=0.87という物。これは、過去の断熱基準よりも厳しくなっていますが、世界の常識から比べると恐ろしく甘い数値と言えます。
例えば、米国でそれに相当するのはQ値=2弱となります。日本では東北基準でQ値=1.9です。
ドイツはもう少し寒い国なので、南関東と同じ条件地域はありませんが、Q値=1.49というのが義務化されていると聞きます。
こういう日本の状況を憂えて、業界でHEAT20という自主尺度も作られたとネットで知りました。G2というのが目指すレベルとの事。
私の土地の場合はUA値=0.46(Q=1.6相当か)になります。
日本は住宅の断熱レベルという事では世界に何歩も遅れを取っていて、将来日本ももっと厳しい方向に規制が動く事になると思います。
特に2020年以降は、断熱が悪いと中古価値も損なわれる事になるでしょう。
逆に断熱レベルが高い家は、リセールバリューも高くなるのではと思います。
一方、パッシブハウスで要求される断熱(家丸ごとを1台のエアコンだけで快適に暮らせる)はかなり厳しいレベルが要求されますが、各階1台のエアコンで快適に暮らせるレベルというのは東京地区で第1種換気ではUA=0.47という事が書かれた本を見つけました。
40坪の家で、南面に大窓・軒がある前提です。
次世代省エネ基準では北海道仕様がUA値=0.46に合致します。
という事で、北海道仕様レベルの断熱とパッシブ手法で作れば私の所では良さそうだというのが目標になりました。
2018年12月15日土曜日
【本】神、この人間的なもの なだいなだ 岩波新書
著者の なだいなださん は精神科医であり、作家でもあります。
なだいなださんは、無宗教の人なのだと思いますが、宗教と精神科医の関係を、二人の人の対話という形式で表現しています。
読んで う~ん と考えてしまいました。
三大宗教のキリスト、仏陀、ムハンマドは、なぜ一神教を唱えたのか。どうして「奇跡」を起こしたのか。キリストは何故 処刑されたのか。
弟子たちにはどういう心理的な動きが起こったのか。その後の教団はなぜ&どう変化していったのか。
という事を心理学の立場で説明しています。
無宗教の私には、そういう事だったのか、とても分かり易いと感じましたが、これも一つの解釈という見方をしないといけないのだという心の声もします。
多分、各宗派の信者の方々からは、違う感想が出るのでしょう。
宗教とは何か? 科学と宗教の関係は? なぜ一神教なのか?という疑問を抱いている人には、読まれる事をお勧めする一冊です。
なだ氏の主張は、三大宗教の始祖は絶対神の下で全ての人は平等という事を説きたかった。部族間戦争や権力闘争、格差の弾圧などからの離脱を狙ったものだった。
でも、弟子の時代や現代でも元に戻ってしまってきている。
始祖から後で作られていった宗教は、集団帰属感を得る為の事が多くなり、離脱の思想が伝わっていない。
愛国心や愛社精神なども形を変えた部族意識。
人間はそこからどうしても抜け出せないのか?という投げかけと感じました。
う~ん。
なだいなださんは、無宗教の人なのだと思いますが、宗教と精神科医の関係を、二人の人の対話という形式で表現しています。
読んで う~ん と考えてしまいました。
三大宗教のキリスト、仏陀、ムハンマドは、なぜ一神教を唱えたのか。どうして「奇跡」を起こしたのか。キリストは何故 処刑されたのか。
弟子たちにはどういう心理的な動きが起こったのか。その後の教団はなぜ&どう変化していったのか。
という事を心理学の立場で説明しています。
無宗教の私には、そういう事だったのか、とても分かり易いと感じましたが、これも一つの解釈という見方をしないといけないのだという心の声もします。
多分、各宗派の信者の方々からは、違う感想が出るのでしょう。
宗教とは何か? 科学と宗教の関係は? なぜ一神教なのか?という疑問を抱いている人には、読まれる事をお勧めする一冊です。
なだ氏の主張は、三大宗教の始祖は絶対神の下で全ての人は平等という事を説きたかった。部族間戦争や権力闘争、格差の弾圧などからの離脱を狙ったものだった。
でも、弟子の時代や現代でも元に戻ってしまってきている。
始祖から後で作られていった宗教は、集団帰属感を得る為の事が多くなり、離脱の思想が伝わっていない。
愛国心や愛社精神なども形を変えた部族意識。
人間はそこからどうしても抜け出せないのか?という投げかけと感じました。
う~ん。
【家 住み手が書く】爽やかで、頼もしい家を創る17 パッシブハウスという考え方
「パッシブハウス」という言葉は、今回の家の検討をするまで全く知りませんでした。
アクティブは積極的で元気がある印象の単語であるのに対して、パッシブは受け身で消極的という単語の印象を持っていましたので、「パッシブハウス」と初めて聞いた時は、あまり魅力的に感じませんでした。
でも、中身を知ったら興味が湧いてきました。
パッシブハウスジャパンという組織があり、代表理事の森みわさんの記事からの引用ですが、
”パッシブハウスは、太陽からの熱を取り入れ、風を通して流すというエネルギーの出入りを重視して設計。近い考え方に「高断熱高気密」がありますが、こちらは魔法瓶のように熱の出入りがなく保温のみの状態。
パッシブハウスでは、あくまで自然なエネルギーの流れを活かすという点が違います。
省エネや光熱費の減少は基本ですが、快適で健康に暮らせるという健康メリットが大きいです。しっかりと断熱をすると外気の影響を受けないので、床や壁、天井、窓壁の表面温度が整い、部屋の中の温度ムラが無くなります。その結果、余計な対流がなくなると、身体に負担がかからないようになり、エアコンの温度設定や風量が抑えられて過乾燥などからも解放されます。”
との事。
ホームページに行くと「欲望つめ放題、なのに、世界レベルで本質的にエコな家。おまたせしました。日本の皆さん。それ、技術で叶えます。 それがパッシブハウスです。」と出ています。ドイツが発祥の考え方です。
非常に簡単に言うと少ないエネルギーで快適に暮らせるように、断熱を高め、太陽熱を上手く取り入れたり遮ったりする家です。
1台のエアコンで家じゅうが快適に暮らせる事を実現します。
太陽熱も、南側の窓とそれ以外の窓で性能を変えたり、庭がある場合は南は落葉樹で夏の日差しを遮り、冬は葉っぱが落ちるので太陽熱を自然に沢山取り込める様にする。夏は夜間の涼しい空気を利用する等の工夫をしていきます。
パッシブハウスと認定されるには、どれだけ省エネで暮らせる家の性能があるかを計算して指定基準のクリアが条件です。
エネルギー基準が満たされれば、どんな種類の断熱材や工法を使っても良いのです。
日本でも既に何軒もパッシブハウス認定を受けた家が作られ始めています。
但し、有名なあるパッシブハウスでは壁の厚さが確か40㎝ぐらいもあるとの事。
従来の木造軸組みの柱は10.5cmか12㎝の太さなので、それよりもずっと厚い壁を作って達成している。やはり少し特別な作り方をしないといけなさそうです。
でも、南関東の気候ではもっと緩い断熱でも快適に暮らせるレベルはあるだろうし、これに透湿工法を組み合わせて行ける可能性があると考えました。
このパッシブハウスの方法は、電気機器に頼らないで快適性を追求するという事に使えそうだと考えました。
アクティブは積極的で元気がある印象の単語であるのに対して、パッシブは受け身で消極的という単語の印象を持っていましたので、「パッシブハウス」と初めて聞いた時は、あまり魅力的に感じませんでした。
でも、中身を知ったら興味が湧いてきました。
パッシブハウスジャパンという組織があり、代表理事の森みわさんの記事からの引用ですが、
”パッシブハウスは、太陽からの熱を取り入れ、風を通して流すというエネルギーの出入りを重視して設計。近い考え方に「高断熱高気密」がありますが、こちらは魔法瓶のように熱の出入りがなく保温のみの状態。
パッシブハウスでは、あくまで自然なエネルギーの流れを活かすという点が違います。
省エネや光熱費の減少は基本ですが、快適で健康に暮らせるという健康メリットが大きいです。しっかりと断熱をすると外気の影響を受けないので、床や壁、天井、窓壁の表面温度が整い、部屋の中の温度ムラが無くなります。その結果、余計な対流がなくなると、身体に負担がかからないようになり、エアコンの温度設定や風量が抑えられて過乾燥などからも解放されます。”
との事。
ホームページに行くと「欲望つめ放題、なのに、世界レベルで本質的にエコな家。おまたせしました。日本の皆さん。それ、技術で叶えます。 それがパッシブハウスです。」と出ています。ドイツが発祥の考え方です。
非常に簡単に言うと少ないエネルギーで快適に暮らせるように、断熱を高め、太陽熱を上手く取り入れたり遮ったりする家です。
1台のエアコンで家じゅうが快適に暮らせる事を実現します。
太陽熱も、南側の窓とそれ以外の窓で性能を変えたり、庭がある場合は南は落葉樹で夏の日差しを遮り、冬は葉っぱが落ちるので太陽熱を自然に沢山取り込める様にする。夏は夜間の涼しい空気を利用する等の工夫をしていきます。
パッシブハウスと認定されるには、どれだけ省エネで暮らせる家の性能があるかを計算して指定基準のクリアが条件です。
エネルギー基準が満たされれば、どんな種類の断熱材や工法を使っても良いのです。
日本でも既に何軒もパッシブハウス認定を受けた家が作られ始めています。
但し、有名なあるパッシブハウスでは壁の厚さが確か40㎝ぐらいもあるとの事。
従来の木造軸組みの柱は10.5cmか12㎝の太さなので、それよりもずっと厚い壁を作って達成している。やはり少し特別な作り方をしないといけなさそうです。
でも、南関東の気候ではもっと緩い断熱でも快適に暮らせるレベルはあるだろうし、これに透湿工法を組み合わせて行ける可能性があると考えました。
このパッシブハウスの方法は、電気機器に頼らないで快適性を追求するという事に使えそうだと考えました。
2018年12月13日木曜日
【家 住み手が書く】爽やかで、頼もしい家を創る16 湿度を考える
温度とペアで湿度についても考えておく必要があります。
湿度は人に与える影響は、もしかしたら温度より大きいのではという気がします。
同じ高温下でもカラッとしているのと、ムシムシしているのでは不快度が全く異なります。皮膚から汗が蒸発が出来れば、自在に体温調節が出来るからでしょう。
関連して、体感温度も湿度に大きく影響をうけます。
最近 エアコンのコマーシャルで言われている新28度というのは28度でも湿度が高くなければ快適ですよ。という意味ですし、冬で室温が低くても湿度が高ければあまり寒く感じません。
でも、実際にありがちなのは夏や梅雨時は家の中も高湿になって、冬は過乾燥になるという真逆の傾向。
これを起こさせにくくしなければなりません。
湿度は、結露=カビや腐りの発生にもつながりますので、建物の寿命も縮めてしまいます。
湿度のコントロール方法として、ポピュラーなのは加湿器と除湿器(含むエアコン)、換気システムですが、今回はできるだけ電気を使わずに調湿する事を考えます。
その為にも既に書いた、セルローズファイバーや、無垢材等の調湿性のある天然素材の多用を行います。
でも、同様の建てかたをされたお宅を拝見すると、それだけではまだ調湿性が足りそうもないという印象を受けました。
もうひとひねり出来ないか?と考えました。
湿度は人に与える影響は、もしかしたら温度より大きいのではという気がします。
同じ高温下でもカラッとしているのと、ムシムシしているのでは不快度が全く異なります。皮膚から汗が蒸発が出来れば、自在に体温調節が出来るからでしょう。
関連して、体感温度も湿度に大きく影響をうけます。
最近 エアコンのコマーシャルで言われている新28度というのは28度でも湿度が高くなければ快適ですよ。という意味ですし、冬で室温が低くても湿度が高ければあまり寒く感じません。
でも、実際にありがちなのは夏や梅雨時は家の中も高湿になって、冬は過乾燥になるという真逆の傾向。
これを起こさせにくくしなければなりません。
湿度は、結露=カビや腐りの発生にもつながりますので、建物の寿命も縮めてしまいます。
湿度のコントロール方法として、ポピュラーなのは加湿器と除湿器(含むエアコン)、換気システムですが、今回はできるだけ電気を使わずに調湿する事を考えます。
その為にも既に書いた、セルローズファイバーや、無垢材等の調湿性のある天然素材の多用を行います。
でも、同様の建てかたをされたお宅を拝見すると、それだけではまだ調湿性が足りそうもないという印象を受けました。
もうひとひねり出来ないか?と考えました。
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