2018年12月17日月曜日

【家 住み手が書く】爽やかで、頼もしい家を創る19 高断熱の具体化1

北海道レベルの断熱を、特別な建材や建て方ではなく、低コストの標準的な建材と建て方を使い実現する方法を考えました。


まずは、断熱材。基本 セルローズファイバーを使う事に決めて、それで北海道レベルを実現する厚みの計算をして見た所、壁では122mmだと出ました。


工務店の丸清さんの建てられる標準的な柱の太さは120mmですので、この柱にビッシリセルローズファイバーを入れてもらえればほぼ達成可能となります。


上方の断熱は、屋根断熱ではなく天井断熱としました。
これは、地震対策での重心を下げるという効果の他に、天井断熱では、天井の上にセルローズファイバーを吹き積もらせるだけなので、断熱厚さを非常に低コストで増やす事ができるというメリットがあります。


天井断熱で北海道仕様をセルローズで行うには220㎜の厚さが必要という計算になりました。丸清さんの標準よりは厚くなりますが220㎜を超える厚さにする様にお願いしました。

気を付けなければいけないのは、天井に吹き積もらせる場合は、だんだん沈降するので沈降後に220㎜を達成する様に吹込み時はそれを見越した厚さで吹き込んでもらう必要があります。


床は、セルローズファイバーでも可能と言われていますが、設計士さんより過去の経験から、時間が経つとどうしても垂れ下がって断熱性能が落ちてしまう事が懸念されるとの事。
そこで、セルローズと同様に天然材料から作ったフクビフォームという断熱材を使う事にしました。
これも北海道仕様の厚みとしてもらいました。

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