2018年12月16日日曜日

【本】「皮膚をゆるめる」と痛みは取れる 福井勉 ビタミン文庫

副題が ひざ、腰、首、股関節の痛みに効く! 革命的テーピング術

テーピングというと、スポーツ選手の姿を連想しますが、これはテーピングで身体の不具合を治そうという物。


以前、柔術の話の中で皮膚のたるみを取って技をかけるという様な話を聞いた事があり、自分の手首などでたるみを取って引っ張った時と、たるんだ状態で引っ張った時での自分の反応を見てみたりした事がありました。

緩んだ状態から力を入れると、たるみがとれた時にショックがあり、そこでその力に逆らおうとする反応が出ました。
一方、先に手首を触って軽くたるみをとった状態で力を入れると、抵抗反応がなくスッと相手を動かす事ができる事を体感しました。

それ以来、皮膚のたるみの活用方法や手法があるのではないか?という興味があり、この本を手に取りました。


身体が動く時には、かならず皮膚の動きが連動して起こります。
肘を曲げると、腕の表面と裏面では皮膚が逆に動きます。

この動きが何らかの事で制限されていると、痛みやそれ以上曲げられないなどという状態になるとの事。

それを、テーピングで正しい皮膚の動く方向性を出してやり、悪い癖や動きを矯正するという物。

皮膚の動きの原則というのがあるとの事

・シワが寄る所から、皮膚が突っ張る所
 に向かって皮膚は移動する
・動かしにくい箇所周辺の皮膚は動きが
 小さい
・高齢者より若い人の方が動きは大きい
・皮膚の動きを補助すれば関節や筋肉の
 動きはよくなる

なるほど。

これは面白い手法です。
手軽だし、実際に自分で色々試してみたくなりました。

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