2018年12月13日木曜日

【家 住み手が書く】爽やかで、頼もしい家を創る16  湿度を考える

温度とペアで湿度についても考えておく必要があります。

湿度は人に与える影響は、もしかしたら温度より大きいのではという気がします。


同じ高温下でもカラッとしているのと、ムシムシしているのでは不快度が全く異なります。皮膚から汗が蒸発が出来れば、自在に体温調節が出来るからでしょう。


関連して、体感温度も湿度に大きく影響をうけます。

最近 エアコンのコマーシャルで言われている新28度というのは28度でも湿度が高くなければ快適ですよ。という意味ですし、冬で室温が低くても湿度が高ければあまり寒く感じません。


でも、実際にありがちなのは夏や梅雨時は家の中も高湿になって、冬は過乾燥になるという真逆の傾向。
これを起こさせにくくしなければなりません。

湿度は、結露=カビや腐りの発生にもつながりますので、建物の寿命も縮めてしまいます。


湿度のコントロール方法として、ポピュラーなのは加湿器と除湿器(含むエアコン)、換気システムですが、今回はできるだけ電気を使わずに調湿する事を考えます。


その為にも既に書いた、セルローズファイバーや、無垢材等の調湿性のある天然素材の多用を行います。

でも、同様の建てかたをされたお宅を拝見すると、それだけではまだ調湿性が足りそうもないという印象を受けました。

もうひとひねり出来ないか?と考えました。

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