南関東(東京)で北海道仕様断熱+パッシブハウスコンセプト+無垢材の家の実際の住み心地はこんな感じになります。
冬は、
一番初めに実感するのは、夜 雨戸とカーテンを閉めて寝ていると、殆ど温度が下がらない事。外は霜が降りるような1-2度の外気の夜でも1,2度ぐらいしか室内の温度は下がりません。
又、ハダシで暮らしていても大丈夫。床は杉の無垢材で、床暖房等は一切していません。
杉は断熱力が高いので、例えば立っていれば自分の足の裏の熱が逃げないので冷たく感じません。檜床の部分では少しヒヤリとします。
さらに、日光が当たった床部分は真冬でもほかほか暖かい。
窓際が本当に寒くありません。
殆どの窓がYKK APの330という窓にしましたが、窓のすぐそばで何かしていても真冬でも寒いと感じた事がありません。
カーテンが付けられない大窓はは430という製品を使いましたが、狙い通りコールドドラフトは全く起こりません。
330の方は、大きな掃き出し窓では朝カーテンと窓の間の床は少し冷たくなっています。少しは冷気が出来ているのだと思いますが、生活上は全く気になりません。
一か所、台所の通風勝手ドアは310というアルミとプラのハイブリッドサッシで断熱が少し弱い製品を使いましたが、ハニカムスクリーンを内側に設けた事で断熱がしっかり出来ています。
真冬でも、晴天の日は太陽熱が射し込むので、無暖房の部屋でも4-5度室温が上がります。日光がストーブ替わりに十分なります。
そして、日光の当たる場所に居ると、本当に「陽だまりの暖かさ」を室内で楽しむ事ができます。
曇りや雨・雪の日は陽が射さないので昼間は、レースのカーテンしかしていない窓から少しずつは外に熱が出るので、室温が下がります。ただし、下がり方は急激ではなく、徐々にという感じです。
そいう時は、各階にあるエアコン暖房とサーキュレータをかけますが、低い設定温度ですぐに空間は温まります。
エアコン暖房の効きが良く、定常稼働させていても温度変化が少ないので間欠的に動いている感じです。
尚、同じ室温20度でも、エアコン暖房で出来た室温20度と、太陽光を取り込んで出来た室温20度では太陽光によるものの方が心地良い気がします。
太陽光のエネルギーが床や壁に蓄積されてその表面温度が上がる事で体感温度は20度を超えてているのでしょう。
但し、何日か20度をずっとキープする様にエアコン暖房をかけていると、壁も温まりますので太陽光と同様の体感温度になってきます。
又、壁表面の温度が高ければ、窓を開けて冷たい空気が入ってきても体感温度はそれほど寒いと感じません。
夏は、
軒、庇に加えて、南窓は通風雨戸や緑のカーテンで日射遮蔽を行います。
東西の窓も遮熱LowEガラスに加えて、窓の内側にレースカーテンなどを設置します。
昼の日射遮蔽をしっかりすれば、室温は大きく変化しません。夜が25度程度まで外気が冷えれば、それを取り込んで家を冷やすという事ができるのですが、今年は夜も30度近い外気でしたのので7,8月はエアコンを1台 28度の設定でつけました。
冷房も良く効きますので、間欠運転をしていました。夜は冬同様に、冷房を切っても室温はあまり変化しません。
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