前回はメチャ寒くて、暗くて、でもクリスマスムード一杯のドイツでした。
今回は青空が広がり、東京と殆ど同じような気温で気持ちの良いドイツでした。
今回もヨーロッパ内の移動は全て電車を使いました。
すっかり馴染みになったフランクフルト中央駅。 相変わらず大きなトランクを引っ張った人であふ
れています。今回は、季節がらか学生っぽい旅行者が多いような気がしました。
そのフランクフルトで、EUの新ビル開所式典に関連してデモが起こり、警察ともめてパトカー何台
かが炎上。翌日の夜はすごい警戒態勢が行われていました。
近隣の各地から非常呼集された警官が電車や車でぞくぞく集まってきて、パトカーも数百台が狭い
エリアにズラリと並び、道路封鎖と装甲車の放水車が何台も戦車の様に横んでスタンバイしていま
す。夜空にはヘリがホバリング。
こんなに多くの防弾服を付けた警官を見たのは初めてでした。SF映画の1シーンの様でした。但
し、翌朝は綺麗にいなくなっていて、街は日常に復帰していました。
異次元体験の様な時間でした。
フランクフルトからパリへは、TGVを使いました。
TGVはフランスが主体ですので、中の雰囲気も乗客も乗った途端にフランスを感じます。
電車の性能はドイツのICEとそんなに変わらないのだと思いますが、アナウンスやインテリア、車
内販売のカートなど。御洒落感満載です。
速度も当然のごとく320Kmくらい出しています。でも、揺れない。
窓から見る景色も地平線まで畑が続いていて、本当にフランスは農業国だなと実感します。
到着時間は遅れましたが、それもご愛嬌か。なぜか、許せる気持ちになってします。
フランスの魔力ですね。
パリはメトロとRER、SNCFの電車を乗り回します。
相変わらず、黒人、インド系、ペルシャ風、東洋人、白人と色々な人種の坩堝です。
ちょっと危険な香りのするRERの郊外線では白人の乗客数の方が少ない印象。
RERでは女性の一人乗りは止めた方が良いかもという雰囲気はあります。
トランクをゴロゴロ引っ張りながら電車の乗り換えは、なかなかハードな時があります。エスカレー
タやエレベータがどこにあるのか分からずに、トランクを持って階段の上り下りが必要な所が意外
に多いのです。又、改札ゲートも切符を入れても開かない事もあって、
現地人はゲートをまたいで超える人もかなりいます。これもトランクを持っていてはなかなかシンド
イ。ゲートを通る時は少しハラハラします。
ドイツもフランスも切符は自販機で買いましたが、ドイツで長距離列車は前日や前々日などに買う
と安い料金で買える事があるのが分かりました。
同じ行先でも、経路や時間帯などで料金が違うようです。ドイツ内の移動で電車を予定している人
はその点 注意して買えばお得です。
列車の切符は日本で予約しなくても、ドイツについてから駅の自販機で問題なく(英語表記もある
ので)買えますので、時間があれば現地で買う事がお薦めです。自販機を時刻表替わりに使う事も
できます。
尚、駅のトイレは1ユーロ必要でしたが、長距離列車は車内にトイレがあるので、列車内ならばタダ
で使えます。
旅のTIPSでした。
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