アンチエイジングという言葉が流行ってから
かなり経ちます。
でも、この本はそのまんまズバリの題名の本。
思わず見てしまいました。
「日本人は世界一、薬が好きな国民」と言われ
ているそうです。でも、一切 薬育(薬の教育)
はされてません。薬が効くという事は、生体に
対して異常な事が起こっているのです。副作用
がない薬など、本当の作用だってないという事
は子供にだって分かるでしょ。売薬や医者に処
方された物を、内容も見ず飲んでいませんか?
効能だけでなく副作用にも注意をしなければ
いけません。
というのが、巻頭のメッセージです。
そして、サプリメント、うつと統合失調症、
認知症など脳の老いに効く薬(アルツハイ
マーなど)、パーキンソン病と老化現象、
元気になる薬(疲労回復とアンチエイジング)、
薬はどの様に作られるか、という内容になって
います。
細かい話や専門的な話も出てきますが、
薬は効くとしてもかなり限定的な範囲なんだ
というのが分かった気がします。。
副作用についても、色々出ていますが、
元々は別の目的の薬だったのが、副作用の
効果の方に注目が移って、そちら向けの
薬となったものも多い様子。正に、試行錯誤
で進化する世界の様です。
私の感想としては、もしかしたら「思い込み力」
を向上させて、プラシボ効果で症状に対処
していくというのが、最も賢い生き方なのでは
ないかと思いました。
著者の意図とは異なると思いますが、
「アンチエイジングはアンチメディシンで。」
という事でしょうか。
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