私は寝つきはとても良い方なのですが、
寝たつもりでも朝 寝たりない気がす
る時があります。
この本を読んで睡眠に関して、認識を
新たにしました。
ナルホド と思う事が沢山あります。
まず、睡眠とは何のためにあるか?
答えは身体、特に脳のメンテナンスタイム。
昼間、五感で感じたあらゆる情報がそのまま
一時保持されていますが、それを整理・取捨
選択等する事で情報パンクを防ぎます。
連動して、試験などに向けて記憶を高め様
とすれ場合は、学習して即座に30分でも
寝る事らしい。寝るまでに時間があると、
それまでに色々五感に入るノイズ情報に
よって学習内容が妨害される。ノイズが
入る前に睡眠を取り、脳に整理定着させる
のが得策とのこと。
又、運動や徹夜などして、昼間にグッスリ
寝てしまっても、夜もグッスリ眠れる事
があるのは、何故か。
それは、睡眠には2つの起因があるから
とのこと。一つは、肉体や脳などの回復
が必要な時に眠くなる。もう一つは生体
リズ(体内時計)ムで眠くなる。
夜=暗くなると 眠くなるというリズム
が人間には備わっているので、昼寝して
も夜も眠れてしまうとのこと。
寝酒は「寝つき」は良いが「寝覚め」は
悪い。血中アルコール濃度があるレベル
になると眠くなる。=「寝つき」は良い。
でも、寝ている間にアルコールを肝臓が
分解していくと血中アルコール濃度が
下がってくると中途覚醒が増えてしまい
ます。又、利尿作用で起きてしまう事も。
さらに、酔う事で上気道周辺の筋肉が
弛緩するので、睡眠時無呼吸が起こって
激しい低酸素状態になってしまうとのこと。
これによって、睡眠時間は確保できても
朝 スッキリ目覚められなくて、だるい。
良く眠ろうとして、21時以降にトレーニ
ングする事も逆効果。
人間は寝る前に、体内深部の温度を下げ
ようとするのですが、21時などに運動
すると逆に熱を作ってしまい、寝にくく
なってしまう。但し、17時~20時は
OKとのこと。身体が最も活発に活動で
きる時間帯。トップアスリートも、この
時間帯だと最も良い記録を出しやすい。
睡眠時間も、常識とは異なって短時間で
も長時間でも死亡率が高まってしまう。
一番 死亡率が低いのあ6.5~7.4時間
とのこと。グラフを見ると、4.5~
8時間ぐらいは良さそう。9時間を超え
ると急激に死亡危険率が上がる様子。
上記 以外にもカフェインとの付き合い
方とか、肥満との関係、昼寝の仕方等
色々な事が書かれています。
毎日とっている睡眠ですが、どうした
ら上手く活用できるか、今晩 寝ながら
考えてみたいと思います。
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