ちょんまげと着物の江戸時代と昭和の話ならば、混乱する事もなかったでしょうが、明治後半と昭和はどちらも洋服で、話方も一緒では 一目で区別がつきませんでした。
大河は好きだったので、「麒麟が来る」が始まるのはかなり楽しみにしていました。
時代設定も戦国時代、しかも明智光秀ならば 馴染みのある史実だし、絶対に面白い時代だという期待がありました。
でも、今日まで5回見てきましたが、正直 もう見るのを止めようと思います。
どうしても、違和感がありすぎるのです。
一番 大きな違和感は、映像の絵作りです。服装が派手という話に対して、放送局側はいやいや時代考証していますからと答えているようですが、それ以前に 役者さん達の背景の自然(草や木、空など)の色彩がとっても不自然な事です。
彩度が高すぎる。色調も色を転ばせすぎている。
又、屋内の場面などでは、非常に輝度が低くて暗い中。
と感じる事。家のTVは2Kの液晶テレビですが、他のドラマではそんな風に感じることはかなり少ない。
暗さは、ハリーポッターの映画をテレビで見た時と非常に似ているなと思いました。
勝手に推測すると、もしかしたらNHKは4K(または8K)用カメラで撮影しており、4Kや8Kで採用されている色空間やダイナミックレンジや諧調規格を目いっぱい使った絵作りを目指しているのではないでしょうか?
きっと、HNKの調整室や映像編集室のモニターは超高品質ディスプレイを使っていて、8Kや4Kで最もキレイに見える様に調整しているのでは。
それを、地上波デジタルで、しかも普及している2K液晶で見るとこういう事になってしまうのか?
広ダイナミックレンジや高諧調ならば、暗い輝度範囲の中でも諧調トビを起こさず見れる。または、超高品質ディスプレイならばディスプレイ自体が高輝度なので識別できるし、情報を余すところなく再現できると技術者は考える事は、デジタルフォトとしては理解できます。
でも、多くの人が見ているのは2K液晶。
すっかり政権の御用放送となっているNHKなので、政府や経産省、総務省から4K、8Kテレビへの買い替えを進めさせよという圧力のもとで、わざとそんな画質で放送しているのではとカングリたくもなります。
勿論、畑で野菜作り等をしている身としては、畑で土仕事をしている農民が洗濯したばかりの土もついていない服で作業をしているのも非常に違和感です。
又、明智光秀ってあんなに剣が強いという話も聞いたことがありません。
ただし、この辺りはフィクションのドラマだから、、と割り切って見ることは可能です。
しかし、彩度の不自然さは 大河ドラマでは 見てられないと感じます。 役者さんは頑張っていると思うので、かわいそうです。
NHKの思惑があるのでしょうか??? 前回の「いだてん」もモロに五輪を盛り上げるための国策大河だったとは思いますが。
0 件のコメント:
コメントを投稿