2014年8月24日日曜日

【バレーボール】WGP2014 ファイナルラウンド ブラジル戦 

残念でした。

さすがに、ロンドン金メダルチームは圧倒的な強さを持っていました。



いつもの サーブサイド毎の得点率を挙げてみます。

第1セット 日本サーブ 得点 日本3、ブラジル12.得点率 日本20%、ブラジル80%
   ブラジルサーブ 得点 日本12、ブラジル13.得点率 日本48%、ブラジル52%

第2セット 日本サーブ 得点 日本5、ブラジル14.得点率 日本26%、ブラジル74%
   ブラジルサーブ 得点 日本13、ブラジル11.得点率 日本54%、ブラジル46%

第3セット 日本サーブ 得点 日本8、ブラジル17.得点率 日本32%、ブラジル68%
   ブラジルサーブ 得点 日本17、ブラジル10.得点率 日本63%、ブラジル37%


私が想定している新戦術での狙い(相手より早く25点に達し、25対20ぐらいで勝つ)は、

相手サーブ時に70%以上の得点率、
日本サーブ時に40%以上の得点率

を安定して得られる様になる事。


今回の火の鳥チームの結果をセット毎に見ると、

      第1セット  第2セット 第3セット    
相手サーブ  48%    54%   63%    
日本サーブ  20%    26%   32%   

となっています。 

得点は 日本ーブラジルで
第1セット 15-25
第2セット 18-25
第3セット 25-27
でした。



昨日までは、新戦術で意表を突いて勝てるのではと思っていましたが、そんな甘いものではなかっ

たですね。


新戦術までたどり着けなかったのだと思いました。



相手のサーブやスパイクをまともにレシーブ出来ない。

それだけの破壊力を持った球が飛んで来ていたのだと思います。スピード感が昨日までの相手と

は、格段に違いました。

精神的に日本選手は固くなってしまっていたのも、あるとは思いますが。。



センターからの攻撃が殆ど怖くて出来ずに、サイドとバックアタックだけの普通の攻撃しかできなか

ったので、シンクロが不十分になっていた様です。

一方、ブラジルはレシーブも素晴らしかった。



世界バレーに向けて、日本の攻撃面、防御面をもっともっと高めていく必要がある事がハッキリし

て、それは大きな収穫だと思いました。



今日の悔しさが、チームの結束力を上げ、各員の意識を上げると思います。


あと 1か月で もう一段 火の鳥チームは生まれ変わって 進化していって欲しいと願います。 


【人物】吉瀬美智子さん

何故だか分かりませんが、CFで吉瀬さんを見る度に、この人はバレーボーラー顔だなと思います。


全日本のプレーヤーの一人として、コート上で汗を流す姿がピッタリなのではと思います。


根拠も理屈も全くありません。  


でも、なぜか、、そう感じてしまうのはなぜでしょうか?


コートで活躍している姿を見たいとも思います。




もしもTVか映画で、木村沙織物語か、「金メダルへの道」 みたいな物を作る時は吉瀬さんに

主演してもらえれば、、、と思ったりします。


2014年8月23日土曜日

【バレーボール】WGP2014 決勝ラウンド ベルギー戦 ハイブリッド6

今日のベルギー戦 ストレート勝ちできました。


でも、なんだか今日の火の鳥チームはハラハラしました。


神がかり的なレシーブが少なかった事と、前半は相手ブロックを1~1.5枚に分散する事が

あまりできなかったからでしょうか。



第1セットの最後あたりから、各選手の集中力がやっと出てきたという印象です。



昨日の若手の多かった中国戦でも、同様な アレ? 新戦術が効いていないぞ?? とい

う場面がありました。


もしかしたら、良く考えた緻密なバレーをしている相手には新戦術は効くのですが、若手が多く緻

密さよりも瞬間的な反応で戦っているようなチームには、なかなか効かないのかもしれないのかも

と感じました。


上位のブラジル、アメリカは緻密なバレーをしてくると思うので効くと思いますが。




いつもの サーブサイド毎の得点率を挙げてみます。


第1セット 日本サーブ 得点 日本7、ベルギー18、得点率 日本28%、ベルギー72%
   ベルギーサーブ 得点 日本19、ベルギー6.得点率 日本76%、ベルギー24%

第2セット 日本サーブ 得点 日本15、ベルギー10、得点率 日本60%、ベルギー40%
   ベルギーサーブ 得点 日本10、ベルギー6.得点率 日本63%、ベルギー38%

第3セット 日本サーブ 得点 日本13、ベルギー12、得点率 日本52%、ベルギー48%
   ベルギーサーブ 得点 日本12、ベルギー3.得点率 日本80%、ベルギー20%


私が想定している新戦術での狙い(相手より早く25点に達し、25対20ぐらいで勝つ)は、

相手サーブ時に70%以上の得点率、
日本サーブ時に40%以上の得点率

を安定して得られる様になる事。



今回の火の鳥チームの結果をセット毎に見ると、

      第1セット  第2セット 第3セット    
相手サーブ  76%    63%   80%    
日本サーブ  28%    60%   52%   

となっています。

得点は 日本ーベルギーで
第1セット 26-24
第2セット 25-16
第3セット 25-15
でした。

勝ってはいますが、第1セットでの防御(とサーブ)はまだエンジンがかかっていなかったという

事ですね。



【バレーボール】WGP2014 決勝ラウンド 中国戦 ハイブリッド6

今日の中国戦 ストレート勝ちできました。


なんだか、今の火の鳥チームは見ていて負ける気がしません。

でも、そういう気持ちになっていしまうのは、気が緩んでしまうので非常に危険な時期に来ている様

に思えます。

第3セットの木村選手のサーブミスなども、そういう面が少し出ていないか気になりました。



いつもの サーブサイド毎の得点率を挙げてみます。

第1セット 日本サーブ 得点 日本8、中国16. 得点率 日本33%、中国66%
     中国サーブ 得点 日本17、中国5. 得点率 日本77%、中国23%

第2セット 日本サーブ 得点 日本11、中国14. 得点率 日本44%、中国56%
     中国サーブ 得点 日本14、中国3. 得点率 日本82%、中国18%

第1セット 日本サーブ 得点 日本9、中国15. 得点率 日本38%、中国63%
     中国サーブ 得点 日本9、中国15. 得点率 日本73%、中国27%


私が想定している新戦術での狙い(相手より早く25点に達し、25対20ぐらいで勝つ)は、

相手サーブ時に70%以上の得点率、
日本サーブ時に40%以上の得点率

を安定して得られる様になる事。



今回の火の鳥チームの結果をセット毎に見ると、

      第1セット  第2セット 第3セット    
相手サーブ  77%    82%   73%    
日本サーブ  33%    44%   38%   

となっています。 

ほぼ狙いのパフォーマンスになっていますが、守備がもう一歩だったのかな。


得点は 日本ー中国で
第1セット 25-21
第2セット 25-17
第3セット 25-21
でした。


明日は、違うスタメンでの活躍を見てみたい気もします。


2014年8月21日木曜日

【バレーボール】WGP2014 決勝ラウンド トルコ戦 ハイブリッド6

今日のトルコ戦 圧勝でした。 火の鳥チーム 今日も進化してくれました。



昨日のロシア戦もそうでしたが、ハイブリッド6と戦う相手チームはi一体 誰をマークしたらい

いか分からない、どう打ってもレシーブされて決まらない。さらに、いやらしいサーブに狙われ

るというパニック状況に陥ってしまったという感じでした。



いつもの サーブサイド毎の得点率を挙げてみます。

第1セット 日本サーブ 得点 日本13、トルコ10. 得点率 日本57%、トルコ43%
    トルコサーブ 得点 日本12、トルコ3. 得点率 日本80%、トルコ20%

第2セット 日本サーブ 得点 日本13、トルコ12. 得点率 日本52%、トルコ48%
    トルコサーブ 得点 日本12、トルコ5. 得点率 日本71%、トルコ29%

第3セット 日本サーブ 得点 日本11、トルコ13. 得点率 日本46%、トルコ54%
    トルコサーブ 得点 日本14、トルコ4. 得点率 日本78%、トルコ22%



私が想定している新戦術での狙い(相手より早く25点に達し、25対20ぐらいで勝つ)は、

相手サーブ時に70%以上の得点率、
日本サーブ時に40%以上の得点率

を安定して得られる様になる事に対して、


今回の火の鳥チームの結果をセット毎に見ると、

      第1セット  第2セット 第3セット    
相手サーブ  80%    71%   78%    
日本サーブ  57%    52%   46%   

となっています。 

こんな数字、新戦術になってから見たことがありません。


結果、得点は 日本ートルコで
第1セット 25-13
第2セット 25-17
第3セット 25-17
でした。


ハイブリッド6では、2方向からのバックアタックや、トリックプレイ、セッターのスパイクなどなど 

まだまだ 出来る事があるのだと思います。


あと3連戦。まだまだ進化しそうで楽しみです。

2014年8月20日水曜日

【バレーボール】WGP2014 決勝ラウンド ロシア戦  (新戦術の弱点?)

今日のロシア戦 勝ちました。


各選手の良い所が色々出て活躍して、なんだか、オールスター戦を楽しませてもらったというような

満足感がありました。面白かったです。


いつもの サーブサイド毎の得点率を挙げてみます。

第1セット 日本サーブ 得点 日本8、ロシア14. 得点率 日本36%、ロシア64%
    ロシアサーブ 得点 日本14、ロシア11. 得点率 日本56%、ロシア44%

第2セット 日本サーブ 得点 日本11、ロシア14. 得点率 日本44%、ロシア56%
    ロシアサーブ 得点 日本14、ロシア6. 得点率 日本70%、ロシア30%

第3セット 日本サーブ 得点 日本14、ロシア11. 得点率 日本56%、ロシア44%
    ロシアサーブ 得点 日本11、ロシア10. 得点率 日本53%、ロシア47%

第4セット 日本サーブ 得点 日本12、ロシア12. 得点率 日本50%、ロシア50%
    ロシアサーブ 得点 日本13、ロシア5. 得点率 日本72%、ロシア28%



私が想定している新戦術での狙い(相手より早く25点に達し、25対20ぐらいで勝つ)は、

相手サーブ時に70%以上の得点率、
日本サーブ時に40%以上の得点率

を安定して得られる様になる事です。



今回の火の鳥チームの結果をセット毎に見ると、

      第1セット  第2セット 第3セット  第4セット   
相手サーブ  56%    70%   53%   72%   
日本サーブ  36%    44%   56%   50%   

となっています。 



第2セットは理想的。第4セットは出来過ぎの結果になりました。

第3セットはサービスエースなどで期待以上に点を稼ぎました。ただ、通常の攻撃力とい

う意味では、あまり決めきれていないようでした。


得点は 日本ーロシアで
第1セット 22-25
第2セット 25-20
第3セット 25-21
第4セット 25-17
でした。


ホームの試合という事もあり、各選手のモチベーションはかなり上がったのではないかと思います

ので、この波にのって連勝を重ねていって欲しいと思います。


あと4連戦。どれだけ進化していくのか楽しみです。



一方、新戦術の弱点も見えてしまった様に思えました。


相手チームから、セッター潰しをされるとガタガタになりそうです。アタッカーは沢山の代替え選手が

いますが、セッターは二人しかいません。しかも、中道選手になるとブロックの穴が出来きてしまい

ます。私が相手チームならば、徹底的に宮下選手を狙った攻撃をするという事になりそうです。 



宮下選手には、ぜひ それに負けないように気力、体力を鍛えていって欲しいと願います。

2014年8月16日土曜日

【バレーボール】WGP2014 予選 韓国戦 新戦術の進化状況

今日の韓国戦 勝てて良かったです。


さて、最近カウントしてみている サーブサイド毎の得点率を挙げてみます。


第1セット 日本サーブ 得点 日本6、韓国17. 得点率 日本26%、韓国74%
       韓国サーブ 得点 日本16、韓国8. 得点率 日本67%、韓国33%

第2セット 日本サーブ 得点 日本9、韓国17. 得点率 日本35%、韓国65%
       韓国サーブ 得点 日本16、韓国4. 得点率 日本80%、韓国20%

第3セット 日本サーブ 得点 日本7、韓国13. 得点率 日本35%、韓国65%
       韓国サーブ 得点 日本13、韓国12. 得点率 日本52%、韓国48%

第4セット 日本サーブ 得点 日本10、韓国17. 得点率 日本37%、韓国63%
       韓国サーブ 得点 日本17、韓国8. 得点率 日本68%、韓国32%

第5セット 日本サーブ 得点 日本5、韓国10. 得点率 日本33%、韓国67%
       韓国サーブ 得点 日本10、韓国3. 得点率 日本77%、韓国23%

(TV放送は最後が尻切れトンボになったので、第5セットは結果から試算しています)



私が勝手に想定している新戦術での狙い(相手より早く25点に達する)は、


相手サーブ時に70%以上の得点率、

日本サーブ時に40%以上の得点率


を安定して得られる様になる事。(これが出来れば25点対20点ぐらいで勝てる)



今回の火の鳥チームの結果をセット毎に見ると、


      第1セット  第2セット 第3セット  第4セット   第5セット

相手サーブ  67%    80%   52%   68%    77%

日本サーブ  26%    35%   35%   37%    33%


となっています。 



日本は第2,4,5セットを取ったのですが、攻撃に関しては第3セット以外はほぼ良い数字になっ

ています。 第2、第5セットでの攻撃は十分に機能していたという様に見えます。



一方、防御の方は全てまだまだです。日本サーブでの得点率があと5~10%(2~4点ぐらい)上が

ると安定して勝てるチームになりそうです。


その為にはサーブミスをゼロにする。戦略的サーブで相手を乱す。のが月並みですが、やはり一

番重要そうに思えます。



相手スパイクに対するブロックに関しては、エリツィン杯の頃に比べると格段に若手の動きが良くな

ってきている様に思います。 今回のキム ヨンギョンの様に、ブロックの上から打ってくるスパイク

は、ディグするしかない。でも、このシチュエーションはロンドン以前からもあった事なので、佐野選

手のノウハウが生かせるものだと思います。



数字概観からは上記ですが、新戦術としての狙いの攻撃行動の出来はどうでしょうか?


・特定の選手が点を取るのではなく、アタッカーを分散して使う。

 ⇒これは、かなり出来ている様に思えました。解説の竹下さんは当たっている長岡をもっと使えと
  
   いう事を言っていましたが、新戦術の習得と言う意味では、特定アタッカーに球を集めるという

   旧来のやり方ではダメという事だと感じました。


   苦しい時の木村選手、江畑選手頼み的な配球もあった様に思いますが、これも止める様にし

   ないといけないのでしょう。(多分 宮下選手に対して、苦しくなったら私に上げてくれたら良い

   よと先輩として声掛けしているのだと思いますが。。)




・4人以上のシンクロ攻撃を行う。

 ⇒これは、まだまだ出来ていないように見えました。前半はそういう感じの時もたまにありました

  が、苦しくなったり、後半では動きが止まりがちだったように思えます。

  竹下さんは、真ん中を多用したからサイドが生きたというコメントをされていましたが、これも旧

  来の考え方ではないでしょうか? 新戦術はあくまで、毎回シンクロ攻撃を狙うという物なのでは

  ないかと思います。その中でのアタッカー分散としての真ん中とサイドの使い方は竹下さんの言

  われるとおりですね。




・相手ブロックを1~1.5枚に分散する。

 ⇒これもまだまだの様に思えます。ただ、相手ブロックが完成する前にスパイクを打てているシー

   ンはかなり多くなってきていると思います。シンクロ攻撃と合わせて、もう一皮むければと思い

   ます。 

   ロンドンを目指していた時のチームでは、山口・井上、新鍋・大友のペアで色々なトリックプレ
  
   イをしかけていました。 今回 山口選手が全日本に入っているのは、そういうプレイも導入し

   て相手ブロックをかく乱したいという狙いのハズです。残念ながら、ペアとなる井上選手に相当

   する動きをする選手がまだ出来ていないので、山口選手の価値が半分以下になってしまって

   いると思えます。木村選手や石井・長岡選手と絡むトリックプレイが出来るようになれば、かな

   り面白いのですが。。



まだまだ色々と向上・成長していける事が多そうです。


この1か月でもかなりの成長が見えてきていると思います。


世界バレーに向けてチームのもう一段の成長が楽しみです。