2014年6月29日日曜日

【バレーボール】新鍋理沙選手

新鍋選手の印象を表す言葉は「上手い」という以外に思いつきません。

レシーブ力の評価が高いですが、それだけでは無いと思えます。



どこが、どう、、となかなか具体的に書けないのですが、試合を見て

いて、あれはブロックに引っかかるな。と思うシーンでも、スルリと

点を取ってしまう事があります。


魔法を使ったのかな?と思う事もあります。多分、微妙な時間差や

小さな隙間を使って打っているのでしょうが。




初めて全日本に選ばれたシーズンの後、竹下さんが「新鍋は世界で

通用するよ」と言われたと聞きました。身長は。173㎝しかないとの事

ですがプロから見て、しっかり理屈の通った上手さがあるのでしょう。

きっと、見えない所ですごく努力しているのだと推測します。



私から見たら、なにか神秘的な選手です。



木村沙織選手がバレーボール以外の人生を考えたら、本当は173㎝

だと良かったのにと言っていました。

それは、丁度 新鍋選手の身長。



もしかしたら、木村選手から見て新鍋選手達が理想的な人生スタイル

に見えるのかな? それとも偶然?

【バレーボール】迫田さおり選手

美しいフォームとばかり書かれるのに、きっとご本人はうんざり

しているかもしれませんね。



でも、TV中継を録画したら、思わず迫田選手のスパイクシーン

は何度も巻き返してみている自分に気が付きます。


見ていて、スカッとする何かがあります。「今日も美しい物を見

れた。得した。」という感じ。


勿論、打たれたボールに威力があり、それを受け損ねて吹っ飛ば

された相手選手も何人か見ています。



2010年では、バックアタックだけの人だった印象ですが、それか

らは、ウイングスパイクも、ブロックも習得されました。



コート以外での迫田選手は知りませんが、練習熱心で「素直な人」

なんだろうなと感じます。



彼女の強みのジャンプ力をもっと生かせそうなジャンルがある様

に思えます。それは、サーブ。


心置きなく長い助走を取っても良いのですから、高く跳ぶのか、

前に跳ぶのか、ナナメに跳ぶのか 何かオリジナルな工夫をする

余地があるのではないかと、勝手に想像が膨らんでしまいます。



全日本の強化にサーブのバリエーションを増やすことは必須と

思います。変化技を何か作れると面白いのですが。

2014年6月28日土曜日

【憲法】国会議員の罷免

集団的自衛権について、与党の暴走はエスカレートしつづけています。


これだけ国民に意思を問う事を恐れて、姑息に進める政権も珍しいのではないでしょうか。


国民やマスコミが声を上げても聞く耳を持たないというのは、前回の特定秘密法の審議の

時にすでに実証されています。



国民の側から、働きかける手段は何か無いのでしょうか?

地方政治では、リコール制度があります。

でも、国会議員をリコールできる制度はありません。



しかし、憲法16条では、


第16条 何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改

正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、かかる請願をしたためにいかなる差

別待遇も受けない。



という事が明記されています。

「公務員の罷免」「法律・規則の廃止」の請願が出来るという事。



請願自体は強制力は持たないようですが、自民党の各議員に、現在の内閣では次の選挙で

戦えないと知らしめる効果はあります。



日本全国統一での請願署名を行うというのが現実的な抗議の方法ではないでしょうか。

こういう事を9条の会等で全国的に行うと良いのですが。。

2014年6月27日金曜日

【生き物】最強生物? 地球外生物? 3

納豆菌は宇宙からやってきたという話や、サイボーグ生命体の話を聞くと、

思い浮かぶものが もう一つあります。



それは、ウイルス。



ウイルスは結晶化するなど、生命体と非生命体の中間のような物体です。

形も宇宙の着陸船に似ていたり、人工的な感じがプンプンします。



そのくせ、地上の生物の細胞を乗っ取って、自己増殖をしようとする生命的な振る舞いを

します。



納豆菌もウイルスも宇宙からの侵略者なのでしょうか?



生物の歴史を見ると、カンブリア大爆発という生物の一大進化時期がありました。



それは、ミトコンドリアという菌?が細胞内に侵入(寄生)した事によって、酸素エネル


ギーを使える様になった為、そのエネルギーで大発展が出来たとのこと。



つまり、生物の進化は外部からの微小サイズでの侵入や、遺伝子の発現コントロールで行


われているようですね。これだけ、多様な生物がいるのは、宇宙からの多様な微小エイリ


アンが来ているからかもしれませんね。



インフルエンザが、生物の変異や進化の原動力の一つのなっていそうです。




物理では、人間の実感できる古典物理の世界と、実感には合わないけど確かに存在する奇


妙な量子力学の世界があります。



生物学でも、微小領域では全く発想を異にする、量子生物学にあたる分野があるのではな


いかと言う気もします。それが、宇宙的な普遍性を持つのかもしれません。



最後に、クマムシの歩く姿をネット動画で見ました。かなりカワイイです。

【生き物】最強生物? 地球外生物? 2

放射線耐性の持つミュータント大腸菌を人工的に作ったという話がありましたが、


関連して、DNAのアデニン(A)、グアニン(G)、シトニン(C)、チミン(T)と

いう組合せに対して、チミンの構造に似させた人工合成物のクロロウラシル(CIU)と

いう物質に大腸菌をつけて、生き残ったものを選別して又繰り返して、、と1000世代以上

すると、DNAの組み合わせが チミンの代わりにCIUに置き換わった生物が出来たと

のこと。(サイボーグ生命体と呼んでいました)




人工的遺伝子操作では、クモの糸に似た糸を吐けるカイコも作られているとのこと。


以上が本の内容でした。



そういう自然ではない生物がストレスを与える事で作れてしまうという事から考えると、


強烈なストレスを与えても根性のある生物は、自らの隠れた遺伝子を発現できる能力があ


るという事が感がられます。



STAP細胞も、ストレスで植物の様な万能細胞になる遺伝子が発現するという事もあり

得そうに思えます。


又、現在の地球上のすべての生命はAGCTのDNAを使ったセントラルドグマが働いて

いるという常識は、地球外では通用しなさそうです。


地球外では、どういうシステムが生まれるのか私には想像できませんが。

【生き物】最強生物? 地球外生物? 1

堀川大樹さんの

クマムシ博士の「最強生物」学講座 新潮社

を読みました。


色々気になる事が満載の面白い本です。


まずは、クマムシ。


身長 0.1~0.2mmぐらいの小さな8本足の熊の様な可愛いムシ。

道端の半乾きのようなコケに棲んでいるそうです。

水生生物だけど、環境が乾燥すると自身も乾いて「乾眠」という状態になります。

乾眠すると、

-273度の超低温でも、

+100度の沸騰中でも、

人の致死量の1000倍の線量の放射線でも、

アルコールなどの有機溶媒でも、

紫外線でも、

水深1万mの75倍の圧力でも、

真空でも 

耐えられる。とのこと。



宇宙空間に10日間さらされたクマムシでも、一部は地球に戻って復活した。

ただし、普通の寿命は1~2か月。乾眠状態で冷蔵庫にいれたら数十年は持つらしい。


どうしてそんなスーパー生物になっているのか、そのメカニズムはまだ謎とのこと。



耐放射線力を調べる為に、大腸菌に放射線を照射して、生き残った物を選抜し、

又 照射を繰り返して放射線耐性をもつミュータント(変異型)を人工的に作る

実験がなされました。


放射線はDNA鎖を切断してしまうのだけど、このミュータントには切断を修復す

る遺伝子が発現していた。 

クマムシの体内にも、この修復 遺伝子が働いているのかもしれません。



こういうスーパー生き物として、もう一つ紹介されているのが納豆菌。

(ただし、この部分はどこまで真実を書いているのか良く分かりませんが)


納豆菌は胞子をつくるとの事。


それは、

・栄養源無で100万年以上生きると推測される。

・100度で煮られても死なない。(120度で死ぬ)

・人の致死量の2000倍の放射能でも生きられる。

・紫外線にも強い。

・超真空でもOK。 宇宙空間に6年間生存できる。


しかも、


芽胞を作る時、地上にはないタンパク質を作る。ネバネバ成分の

γーポリグルタミン酸の50-70%はD型の光学異性体。(地球上の生物の

アミノ酸の大半はL型)


との事で、この菌は宇宙からやってきたのではないかと考えられている。とのこと。


毎日おいしく頂いていますが、スゴイです。

2014年6月21日土曜日

【バレーボール】宮下遥選手

初めて見たのは4年前。彼女がまだ高校1年生の頃なのでしょうか。

シーガルスの試合前の練習に、チームの誰よりも早くコートに飛び出してきて、その一生

懸命さが良く分かりました。



試合中の彼女も、身体を張って何にでもぶつかって行こうとしているのが良く分かります。



両手をまっすぐ上げて身体を一直線にして、全身のバネを使って上げるトスは、迫田選手

のバックアタックと同様に、教科書に載っているような基本に忠実で無理を感じない

スタイル。見ていてキレイだと思います。



昨年は、竹下さんの後継筆頭かと一躍マスコミに祭り上げられてしまい、大変だったと思

います。まだ18才なのに、すごいストレスだったでしょう。


でも、新鍋選手との恐ろしく呼吸のあった攻撃には驚きました。以前から全日本登録はさ

れていたので既に知った仲ではあったと思いますが、あれだけピタリと合わせられたのは

短時間に信頼関係を作れたのだと想像します。 



シーガルスの試合での山口選手との息の合い方はとても自然で、もうお互いの動きを確認

しないでも阿吽の呼吸でトスとスパイクが連動します。

ライトサイドに走りこむ山口選手の方を全く見ていないのに、全く迷いなくワンポイント

めがけてバックトスを上げて、それが山口選手のタイミングとぴったり合っている。そん

なシーンを何回も見ました。



そういう関係を新鍋選手にも作れたのだと感じました。

そのシーズンの新鍋選手のアタック成功率は日本で1番になりました。新鍋選手の力を引

き出せたのだと思います。



こういう関係を、他のアタッカーともぜひ作って行って欲しいですね。



そいういう意味では、一度 新全日本チームでトコトン苦しい場面を皆で経験して、選手同士

で本音の関係を作るという事が必要な気がします。


今年の世界バレーがその機会になると良いなと願います。