放射線耐性の持つミュータント大腸菌を人工的に作ったという話がありましたが、
関連して、DNAのアデニン(A)、グアニン(G)、シトニン(C)、チミン(T)と
いう組合せに対して、チミンの構造に似させた人工合成物のクロロウラシル(CIU)と
いう物質に大腸菌をつけて、生き残ったものを選別して又繰り返して、、と1000世代以上
すると、DNAの組み合わせが チミンの代わりにCIUに置き換わった生物が出来たと
のこと。(サイボーグ生命体と呼んでいました)
人工的遺伝子操作では、クモの糸に似た糸を吐けるカイコも作られているとのこと。
以上が本の内容でした。
そういう自然ではない生物がストレスを与える事で作れてしまうという事から考えると、
強烈なストレスを与えても根性のある生物は、自らの隠れた遺伝子を発現できる能力があ
るという事が感がられます。
STAP細胞も、ストレスで植物の様な万能細胞になる遺伝子が発現するという事もあり
得そうに思えます。
又、現在の地球上のすべての生命はAGCTのDNAを使ったセントラルドグマが働いて
いるという常識は、地球外では通用しなさそうです。
地球外では、どういうシステムが生まれるのか私には想像できませんが。
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