2015年3月29日日曜日

【本】誰とでも心を通わせることができる7つの法則 DaiGo ワニブックス

メンタリストDaiGoさんは、テレビで何回か見たことがあります。

読心術みたいな事をその時にはやっていました。


この本は、そのテクニックの一部を開示したもの。


心理学の一部なのだと思いますが、人間の錯覚や習性を活用した対応術とでも言うのでしょうか。

身体を使う柔術とも一部重なるような考え方の話でした。



具体的な内容をこの記事で書く事はあえてしませんが、昔から交渉術として色々言われてきた事

を今風に技術として説明しています。



同じ結論を相手から引き出すにも、普通の人の言い方とユダヤ人の言い方ではこんなに違うという

本を昔読んだことがあります。

それ以降、私は顧客との交渉での話ストーリーの持って行き方を色々考えるようになったのです

が、この本を読んでさらにジェスチャーや方向、前振りの質問など細かいテクも本当に使えるのか

チェックしてみようという気になりました。



「人たらし」の上手い人、ムード作りの上手い人というのは確かに存在します。そういう方々はこうい

う術を自然に行っているのかもしれません。



又、今後は相手が術を掛けてきていないか、交渉上で注意していく必要がある事を知りました。


対人 心理学に興味のある人にはお薦めの一冊です。

【自ら人体実験】耳鳴り対策1

先日、3年ぶりにTOEICを受けてきました。


そこで、自分の耳の変化を知りました。

TOEICのリスニングは大教室でラジカセからの声を聴きながらやるのですが、集中して聞き取ろう

として、左耳に手を当てて聞いていたのですが、殆ど何を言っているのか分かりません。



最近は海外出張やラジオ英会話の速聴もしているので、リスニング力はそこそこ大丈夫なはずと

思っていたのに、大変ショックを受けました。


焦って、リスニング問題の半分ぐらいまで来た時に、今度は右耳に手を当てて聴く事をしてみまし

た。すると、途端に声がハッキリ解像(?)して、言っている単語が聞き取れる様になりました。



TOEICの点数がメチャメチャになったのもありますが、自分の左耳がこんなに機能低下して居る事

が分かりショックでした。左耳だとくぐもった声に聞こえてしまいます。


そう言えば、左耳はかなり耳鳴りがきつくなっているなという自覚は最近ありました。


ためしてガッテンで耳鳴りは、ある周波数帯の聴力が低下すると、それをカバーしようと耳のゲイン

(頭の中のイコライザ)を上げる為にノイズが増えて起こるという話でした。


ある朝、寝床の中で左耳の耳鳴りが大きく感じられましたが、ゲイン調整は自分の体内で行われ

ている事ならば、自分で神経系をコントロールできるのでは?と思い、寝たまま指モミをしました。


その日は薬指を中心に揉んでみるとしばらくすると明らかに耳鳴りノイズの高さが変わった様に感

じました。


後でネットで見ると、中指や小指、手の甲の一点を揉めと書かれている物もあり、何が正解かはま

だ良く分からないのですが、何等かのコントロール方法がありそうです。


こいつも継続して色々実験していきたいと思います。

【シニアからの囲碁】超初心者の勉強法

いままで、図書館にある色々な囲碁入門書を借りて読んでみたのですが、どうも色々な部分的な

話や概説が多くて、いわゆる教科書的な物がなかなか無いなあ、、と思っていました。



ところが、フト 思い付いて子供の図書コーナーに行ってみると、小学生用の囲碁本のシリーズが

ありました。借りてみると順を追って分かり易く、だけど内容はかなり濃い(大人向け入門書よりもも

しかしたら高度)な事をロジカルに説明している事が分かりました。



実際、中学生でプロになる人もいるのですから、オジサン初心者よりも小学生の方がずっと上手い

子が多いのは間違いありません。その子達向けのシリーズですから悪いハズがないという事にや

っと気が付きました。



これは、メッケものでした。


ナルホド、そういう考え方だったのか、、という事もかなり多いし、これだけ分かっていれば良いんだ

という事も分かります。



中高年で囲碁をゼロから始めようとお考えの方には、ぜひ小学生向けの囲碁シリーズを図書館で

借りて読まれる事をお薦めします。

【自ら人体実験】ミトコンドリアと姿勢

かなり前のNHKサイエンスゼロでミトコンドリアがテーマになりました。

ネットの動画でその番組内容は今も見れるのですが、中高時代に習った楕円でとても簡単な構造

という図の印象とは全く異なり、細胞内でかなり活発に動き回り増殖したりする紐状生物のイメー

ジが実態の様です。



ミトコンドリアがどう機能しているのは、日本医科大学大学院の太田教授の解説文を写させていた

だきますと、


「ミトコンドリアでは、食事から摂取した栄養と、呼吸から得られた酸素を使って、ATP(アデノシン三

リン酸)というエネルギーを放出する物質を作り出します。

ジョギングを始めると、同じ距離を走っても、最初のうちはとてもきつかったのに、走るのに慣れてく

ると、それほどきつく感じなくなります。これは、運動によってミトコンドリアが増え、呼吸で取り込む

酸素量はいっしょでも、効率的に酸素を使えるようになったためです。


最初は、エネルギーを生み出すのに必要な酸素を無駄にするため、ハアハアと息を切らします。

しかし、走ることで体内のミトコンドリアが増えてくると、エネルギー代謝がよくなり、酸素を有効に

使えるようになるので、息を切らさずに走れるようになるのです。



近年の研究で、ミトコンドリアは、私たちの健康や老化の問題と、非常に深い関連があることがわ

かってきました。年を重ねるについて、ミトコンドリアの量は次第に減ってきます。

また、ミトコンドリアには、質の良いミトコンドリアと、質の悪いミトコンドリアがありますが、年をとっ

たり、悪い生活習慣などが続いたりすると、質の悪いミトコンドリアがふえていきます。

それが、私たちの老化のスピードにも大きな影響を及ぼすのです。



ミトコンドリアの数が不足したり、質が低下したりすると、作られるエネルギーが不足します。

少ないエネルギーは、まず第一に呼吸や体温調節など、生きるためにどうしても必要な部分に優

先的に使われます。この結果、若さを保つために働いている老化防止機能や、遺伝子の修復作業

などを行う長寿のためのシステムに、エネルギーが十分に回されず、それらのシステムがちゃんと

機能できなくなります。

それが、老いや、ガンなどの病気につながってくるのです。



最新の研究によれば、ミトコンドリアの生み出すエネルギーの低下が、認知症の原因の一つとなっ

ていることも分かってきています。



つまり、ミトコンドリアの量と質をよくしてやることによって、私たちは、エネルギーを作る能力をアッ

プさせることができます。それによって、体力がアップするだけでなく、年をとってもなお若々しく、健

康な体を維持することが可能になるのです。



脳の問題に戻れば、脳のミトコンドリアが増えると、脳が使えるエネルギー量がふえ、認知症を予

防するばかりではなく、集中力が増したり、発想力が豊かになったり、脳の機能全体がアップしたり

することも期待できます。」


とのこと。


そこで、ミトコンドリア量アップを試してみました。

ミトコンドリアは筋肉に最も多くいますので、筋肉量を増やす事がポイントになりますが、いくつかの

やり方が専門家の方から推奨されています。

人体の筋肉で量が多いのは、背中の筋肉と太ももの筋肉とのこと。 そこで、背筋を姿勢を良くす

る事で増やす実験を1週間やってみました。


姿勢は通勤の行き帰りの電車の中で、身体の重みは最も下になるように力を抜きつつ、頭が天か

ら吊り下げられているイメージでの姿勢を意識して取ってみました。(以前に剣の達人の方が、身

体に軸を通す時のイメージとして言われていたものです。)



月曜から始めて、金曜になるとかなり身体が軽くなる事を実感しました。

又、だらっと猫背になっているよりも姿勢の良い時の方が調子が良いぞという印象です。



ミトコンドリアが増えたからかどうかは不明ですが、もしかしたら効果あるのではと思いましたので、

これからもできるだけ継続して姿勢に注意をしていきたいと思います。


姿勢が良いと少し身長が伸びた気もしますしね。

2015年3月22日日曜日

【海外出張】パリ発 羽田行き夜便 エールフランス

今回、パリからは23:30頃の深夜 ドゴール空港を出発するエールフランスに乗りました。

なかなか良かったので書いてみます。


早めのチェックインをしたので、座席変更ができました。映画のシートの様に変更できる候補シート

をみながら、好きな席を指定できました。私は通路側が良いので、最後尾の通路席に変更しまし

た。 



最後尾での通路側だと、ギャレーにもトイレにも近く、リクライニングも全く気にしないで出来るので

便利なのです。但し、騒音は少しうるさいですが。



一番 良かったのは、食事です。

容器などはJALの方がとても機能的で進んでいますが、味は間違いなくエールフランスが上です。

イスの間隔などJALより狭いので、窮屈な姿勢で食べなければいけないのですが、味でその弱点

をカバーしてしまう感じです。


見た目だけでなく、ちゃんと料理してあるメインディッシュは嬉しいし、食前酒としてシャンペン、食

中にワイン、食後にコニャックを飲めるという呑兵衛にはシアワセなサービスです。



食事はパリ時間で午前2-3時ぐらいに出ますが、コニャックを飲んで 良い気持ちでグッスリ5-6

時間眠れます。2回目の食事は着陸の1-2時間前でした。

グッスリ寝たので、非常にスッキリした気持ちになれました。



機内のエンタメは、日本では見れない海外の映画や、あまり聞けない海外の音楽などが多くて、少

し英語が出来るならばグローバルな楽しみ方ができます。


難点をあえて言うと、キャビンアテンダントが大柄な方が多く、通路側席だとちょっとぶつかったりし

がちな事と、羽田に着くターミナルが出口までかなり歩かなければならない事。 そんなものでしょ

うか?



23時過ぎ発という事は、パリを夜まで十分に堪能してからチェックインできるという事ですので、そう

いう意味でもお得な便だと思いました。

成田発パリ行きの深夜便(パリに朝着)もあるとの事ですので、深夜便は色々活用できそうです。


チャンスがあれば、一度 お試しを。

【海外出張】春のドイツ、パリ

昨年末に訪問した二か国を再訪しました。

前回はメチャ寒くて、暗くて、でもクリスマスムード一杯のドイツでした。

今回は青空が広がり、東京と殆ど同じような気温で気持ちの良いドイツでした。



今回もヨーロッパ内の移動は全て電車を使いました。

すっかり馴染みになったフランクフルト中央駅。 相変わらず大きなトランクを引っ張った人であふ

れています。今回は、季節がらか学生っぽい旅行者が多いような気がしました。



そのフランクフルトで、EUの新ビル開所式典に関連してデモが起こり、警察ともめてパトカー何台

かが炎上。翌日の夜はすごい警戒態勢が行われていました。

近隣の各地から非常呼集された警官が電車や車でぞくぞく集まってきて、パトカーも数百台が狭い

エリアにズラリと並び、道路封鎖と装甲車の放水車が何台も戦車の様に横んでスタンバイしていま

す。夜空にはヘリがホバリング。



こんなに多くの防弾服を付けた警官を見たのは初めてでした。SF映画の1シーンの様でした。但

し、翌朝は綺麗にいなくなっていて、街は日常に復帰していました。

異次元体験の様な時間でした。



フランクフルトからパリへは、TGVを使いました。

TGVはフランスが主体ですので、中の雰囲気も乗客も乗った途端にフランスを感じます。

電車の性能はドイツのICEとそんなに変わらないのだと思いますが、アナウンスやインテリア、車

内販売のカートなど。御洒落感満載です。

速度も当然のごとく320Kmくらい出しています。でも、揺れない。



窓から見る景色も地平線まで畑が続いていて、本当にフランスは農業国だなと実感します。

到着時間は遅れましたが、それもご愛嬌か。なぜか、許せる気持ちになってします。

フランスの魔力ですね。



パリはメトロとRER、SNCFの電車を乗り回します。

相変わらず、黒人、インド系、ペルシャ風、東洋人、白人と色々な人種の坩堝です。

ちょっと危険な香りのするRERの郊外線では白人の乗客数の方が少ない印象。

RERでは女性の一人乗りは止めた方が良いかもという雰囲気はあります。


トランクをゴロゴロ引っ張りながら電車の乗り換えは、なかなかハードな時があります。エスカレー

タやエレベータがどこにあるのか分からずに、トランクを持って階段の上り下りが必要な所が意外

に多いのです。又、改札ゲートも切符を入れても開かない事もあって、

現地人はゲートをまたいで超える人もかなりいます。これもトランクを持っていてはなかなかシンド

イ。ゲートを通る時は少しハラハラします。



ドイツもフランスも切符は自販機で買いましたが、ドイツで長距離列車は前日や前々日などに買う

と安い料金で買える事があるのが分かりました。

同じ行先でも、経路や時間帯などで料金が違うようです。ドイツ内の移動で電車を予定している人

はその点 注意して買えばお得です。


列車の切符は日本で予約しなくても、ドイツについてから駅の自販機で問題なく(英語表記もある

ので)買えますので、時間があれば現地で買う事がお薦めです。自販機を時刻表替わりに使う事も

できます。



尚、駅のトイレは1ユーロ必要でしたが、長距離列車は車内にトイレがあるので、列車内ならばタダ

で使えます。



旅のTIPSでした。

【本】納豆大全  町田忍 小学館

納豆に関して、これだけまとまった本は少ないかも。

色々な納豆パワーが書かれています。どれだけ厳密な話かは分かりませんが、記してみます。



・納豆の糸1gでO157を撲滅

医学博士で倉敷芸術科学大学教授の話では、実験の結果、納豆菌は悪玉菌を殺すのではなく、

排せつさせつ役目をする。

昭和11年には京大の先生が、チフス菌に対しても納豆が有効な実験結果で、予防の為に納豆を

食べて欲しいとの新聞記事があるとのこと。



・納豆で骨粗鬆症対策も

カルシウムを吸収して骨に補給する事が重要だが、その為にはビタミンKが必要で、納豆にはそれ

が多く含まれる。納豆消費量と大たい骨骨折分布を調べると、納豆消費量の一番多い茨城県は骨

折が一番すくない。



・血栓を溶かすナットウ・キナーゼ

納豆は高タンパク食品でありながら、コレステロールはゼロ。しかも血管のコレステロールを洗い流

して血液をきれいにするリノール酸や、細胞の新陳代謝を活発にするレシチンが含まれている。さ

らに納豆のタンパク質には血管の弾力性を高める働きもある。

動物実験でも、大豆で飼育されたものと、他の食物で飼育されたものとは、成長してからの血管の

弾力性に大きな差が出ていることが証明されている。



・血圧を下げる「なんらかの効用」

動物実験では、本態性高血圧に対して納豆が血圧を下げるという結果がある。注目すべきは、製

造直後の納豆よりも熟成期間の長い納豆の方が効果的。



・便秘に下痢に食物繊維

納豆菌は食物繊維と組んで整腸作用をする。



・納豆を食べない方が良いのは、

ワーファリンという抗凝血剤を使用している人は納豆が薬効を消してしまう可能性があるので食べ

ない方が良い。