2015年12月28日月曜日

【自ら人体実験】ビタミンCのメガドース その後

ビタミンCの大量摂取(メガドース)を
始めてほぼ2か月が経ちましたので、状況
報告をします。

我が家では、毎日 朝、晩 1gづつ飲む
様にしています。

身体に変化があると感じています。

①肌がしっとりしてきた。
②寒さに強くなってきた。
③対抗力(免疫力)が高まった感じがする。
④ストレスが軽減される。

①は、私も妻も感じています。
 皮膚が滑らかで、弾力性が出てきている
 らしい。肌に無頓着な男でも感じられる
 変化です。

②私は寒がりで、例年は少し寒風が吹くと
 本当にイヤなのですが、今年はあまり
 寒いと感じません。気温数度の東北に
 出張しても、例年より1枚着る物が確実
 に少なくなっています。

③電車などでクシャミやセキのひどい人
 の隣に座った時に、ゾクゾクっと病原
 菌が移りつつあるのを例年は感じる(そ
 して大抵感染する)のですが、今年は
 全然 感染する気がしません。実際、風
 邪もひきません。
 インフルの予防接種も今年は受けません。
 気のせいか、歯周病(歯茎からの出血)
 も無くなって来ている様です。

④仕事上でイヤな事があっても、ストレス
 として溜める事がありません。

日頃から思い込みの強い方ですので、プラシーボ
効果も多分にあるかもしれませんが、少なくとも
①、②は数値化できる現象になっていると思います。

副作用は全く感じません。
これからも、継続していきたいと思います。

2015年12月27日日曜日

【本】氷塊 大久保利通 秋山香乃 河出書房新社

明治維新の傑人の一人 大久保氏ですが、
西郷や坂本竜馬などに比べて華が無く
地味な印象を持っていました。

英雄とかスターという言葉は浮かんでこな
いので、今まであまり関心を払ってきませ
でした。

しかし、先日 五代友厚の本を読んだら所、
そこから垣間見えた大久保利通像は、全く
違う物でした。

そこで、この本を手に取ってみたのですが、
非常に面白く 一気に読みふけってしまい
ました。

幕末・維新時の非常にヤヤコシイ時代に、
本気で討幕を、政治のしくみの裏技を駆使
して実現していった仕掛け人。

又、数十年単位での日本立て直しの工程計画
を考えて実行していった実践家。

これが、下級士族の一人の男によって行われ
た事。

秀吉もゼロからの出発で、知恵と行動力で
成功を収めたサクセスストーリーですが、
この大久保氏はサクセスストーリーと呼ぶ
には余りに重荷を背負って進めた、苦しみ
の巨人という感じです。

自分自身はどんどん苦しくなる、プレッシャー
ストーリーとでも呼べば良いのでしょうか。

時代が生んだ人物である事は確かですが、
こういう人物を日本は生めるんだ。出来るん
だという事を思わせてくれました。

私にとって、社会や世界をより深く考える
ヒントをもらえる本でした。

2015年12月26日土曜日

【バレーボール】2015天皇杯皇后杯準決勝

本当に久しぶりにバレーの生観戦をしてきました。

NEC対日立、久光対東レ の2試合です。

時期が時期ですので、Vリーグよりも観客の数は
少ない様です。
でも、試合は熱戦が繰り広げられました。

怪我の近江選手のプレイが見れなかったのは残念
でしたが、沢山の選手の素晴らしい動きを見ました。

全日本メンバーは、やはり一味違う感じです。
長岡選手、新鍋選手、木村選手、迫田選手などは
非常に冷静に臨機応変にテクニックを使い分けて
動いているなと感じます。
島村選手や古賀選手は闘志+テクニックという
印象でした。

久光が抜群の強さを見せていましたが、長岡選手
の精密機械の様な攻撃力や速射砲の様な石井選手
だけでなく、新鍋選手による柔軟な攻撃+安定し
た守備力が抜群に光ります。

やはりこの人に、来年はぜひ火の鳥に戻ってきて
欲しい、、と強く思いました。メダルに挑戦する
には必須の選手ですね。

色々な確執があって、今年は参加にならなかった
という噂も聞きますが、試合が終わってコートか
ら控え室に戻る時、東レの中道さんに笑顔で声を
かけて話をしていたのが印象的でした。

あのバレーセンスとテクニック、意思の強さは、
東京オリンピック向け次世代火の鳥のキャプテン
をしてくれればと 勝手に期待したくなります。

木村選手のプレイを見れるのも、リオまでと思い
ますが、今日は沢山 見る事が出来ました。
最終セットで白熱した後、久光にキーポイントを
取られた時に、すごく悔しいという仕草をされ
ていました。
こういう木村選手を、私は初めて見ました。

2015年12月19日土曜日

【本】大阪をつくった男(五代友厚の生涯) 阿部牧郎 文藝春秋

朝ドラ「あさが来た」で出てくる五代がとても魅力的な
人物なので、この本を読んでみました。

史実では、五代と広岡浅子(あさの元となった人物)
との関係はあまり強いものではなかった様ですが、
五代という人物像は朝ドラで描かれている者にかな
り近い魅力的な人物の様です。

薩摩藩に生まれて、勝海舟などがやっていた操船訓練
所で操船や、外国人・外国文化・外国語・国際事情を
学び、国際貿易や海外からの有益な技術・機械、先進国
の社会のしくみの導入、経済振興などを、大久保氏や
坂本氏など維新の主要メンバーと連携しながら理想に
燃えて進めて行ったようです。

大阪という地には、格別の思い入れがあって大阪を
日本の大商業都市に育てようと志して、実際に幾つも
の事業を起こしながら、道筋を付けて行ったとのこと。

50才前後で亡くなっているのですが、太く短く生きた
というドラマチックな人。

この本を読んでからは、自分自身の仕事上の課題などを
考える時、もっと大胆な、もっと大きな解決方法は
無いか と自問自答を始めた自分に気が付きました。

生き様が、他の人に影響を与えるという事ですね。

妾も沢山作って、そういう面での弱点もあった様
ですが、優しさも大きかった様子。

海外に強くて、負けない日本を作りたいというのは
後の白洲次郎などにも通じる流れに思えます。

とても面白く魅力的な本です。お薦めの一冊です。


2015年11月22日日曜日

【自ら人体実験】1日1食

今まで、時々昼飯を抜いて1日2食をして
いました。その日の気分で昼飯は食べたり
食べなかったり。

先週、船瀬俊介さんの「やってみました!
1日1食」を読んで、一念発起して一週間
1日1食をまずやってみました。

1週間の結果は、、
とても体調が良くなる事を感じました。

1日に1~2回、お腹すいたなあと感じる
時がありますが、15分ぐらい耐えると
いつの間にかその空腹感が消えてしまいます。
だから、それほど苦しくはありません。

習慣や、1日3食が正しいという先入観
とどう戦うかだけがポイントでした。

月曜から始めて、金曜日に感じていたの
は、
①体が軽くなった
 すでに、二十歳の体重に私は減らして
 いたので、これ以上体重は減らないか
 なと思っていましたが、まだ1Kgぐらい
 減りました。でも、体重以上に減ったと
 感じるのは、身の軽さ。
 車で言うバネ下重量が減った感じとで
 も言うのでしょうか? 本当に身が
 軽くなった感じがします。

 物理的にも、歩く速さが早くなりました。
 前を歩いている20歳ぐらい若い人に
 普通に歩いていても追いつき、追い越し
 てしまいます。

②頭がサエます
 詰碁などをやると、その時点の頭のサエ
 状態が如実に現れるのですが、血液が内臓
 ではなく十分頭に行くからでしょうか、
 明らかにサエが違います。
 この1週間、昼休みの時間でかなり碁の
 勉強が進みました。

③味覚に敏感になる
 身体から毒素?が出ていくからかもしれ
 ませんが、スナック菓子やコンビニで買う
 食品などが、違和感のある味に感じられ
 ます。人工化学的な添加物などを身体が
 拒否しようとしている感じです。

④内臓の状態を感じられる
 食べると食物が、今 食道にいる、
 今 胃の上部にいる、、腸に移った
 など 感じられる様になりました。

⑤体力が落ちる事なし
 全く体力が落ちていないと感じます。
 逆に筋トレなどしたくなってきました。
 面白いものです。

全体的に、1日1食はメリットはあっ
てもデメリットは感じませんでした。
私には合う様です。

出来るだけ継続していこうと思います。

2015年11月13日金曜日

【バレーボール】2015年 眞鍋監督は何故ハイブリッド6をしなかったのか

今日 書くことは、全くの個人的な推測です。


今年のVリーグが始まって、相変わらず素晴らしい
バレーセンスの新鍋選手を見て、ふと考えた一つ
の仮説です。


2013年のMB1、2014年の「ハイブリッド6」発表へと
眞鍋監督は新戦術の進化を目指してきました。

2015年4月の新登録メンバーの発表の時も、ハイ
ブリッド6の更なる進化をしたいと述べられています。

それが2015年の火の鳥は結局 普通のMB2で戦っ
ていた。これは やはり変です。


実は、ハイブリッド6をしたかったが、出来ない事情
があった。というのが真相ではないでしょうか。


ハイブリッド6は、良く知られている様にMBの数
を減らしてWSを投入する事で得点力を上げようと
するもの。

但しその弱点として、ブロック力が衰えるので
レシーブ力に非常に負荷がかかります。


2014年は佐野選手や佐野選手に認められた筒井
選手というリベロに加えて、新鍋選手がしっかり
レシーブ力を支えていました。

彼女らがいる前提で、MB1やハイブリッド6構想は
成り立っていたのだと思います。


2011年から2014年まで、新鍋選手、岩坂選手は
ずっと全日本に登録され続けてきました。
眞鍋さんの期待と信頼があるのだと思います。

でも、2015年は登録出来ませんでした。
4月の発表時に、二人とも参加要請をしていたの
だけど参加にならなかったとの説明が荒木田さん
からありました。


又、佐野選手は引退(これは予定どうり?)に
加えて筒井選手は海外移籍を決めて、ワールド
カップに出る事ができませんでした。(筒井
選手の海外移籍も佐野さんや眞鍋さんが何か
関連しているのかもしれませんね。欧州の高い
スパイク環境で筒井選手が成長して来てくれれば、
すごい戦力になってくる可能性高いと思います)


勿論、古賀選手等の大型新人選手を全日本に
馴染ませる為に従来型の方がやり易いという
面もあったのかもしれません。 ただ、もっと
大きかったのは、フロアディフェンス力が
新戦術をするには足りなかったという事だと
思えます。


5月に久光が出た世界クラブ予選が終わっても
新鍋選手が全日本に来ない事がハッキリした
時点で、翌日急遽 MBの荒木選手と島村選手
の追加登録が発表されました。


これは、新戦術を完全に諦めてMB2シフトを
引くという意思の表れだったのではないで
しょうか?


その後の展開は、皆さんが見た通りです。


新戦術は出来ませんでしたが、古賀選手や
大竹選手、鍋谷選手の大成長は大きな収穫
だったとは思います。


もしかしたら、新鍋選手は久光で世界クラブ
やアジアクラブの国際試合を勝ち抜こうと
考えておられたのかも知れないし、頑張った
末に準優勝になってしまったVリーグの結果
のまま、座安、古藤、長岡、石井、筒井、
新鍋、岩坂がチームから抜けてしまうのは
心配だったのかも知れません。

復帰を狙う座安選手、初召集の古藤選手には
ぜひ全日本に行って欲しいかったので、自分は
チームに残るという選択をしたのかも知れません。



2016年に対する私の個人的希望では、新鍋選手、
と筒井選手に全日本のコートに立ってもらい、
進化した大竹選手や古賀選手等と上手く組み
合わせて、MB1やハイブリッド、MB2を場合場合で
使い分ていって欲しいという物。

そうなると、面白いだろうと思います。


選手の皆さんは大変ですが。
金メダルを狙うには、それぐらいが必要では。。。






2015年11月12日木曜日

【本】仕事で使える心理学 榎本博明 日経文庫

仕事で顧客と折衝していると、つくづく
仕事は心理戦だと思っていましたが、それ
を明確に言った本を探していました。


この本は、読んでいて「うんうん その通り」
と肯ける話題がてんこ盛りです。


第1章 交渉力を高める心理学
第2章相手の術中にはまらないために、
第3章リーダーの為の心理学
第4章組織の意思決定を効果的にする心理的要因
第5章ストレスに強くなる


新書の形なので、簡単に読めます。

対顧客だけでなく、社内でも学校内
でも使える手筋が出ています。

若いビジネスマンにぜひお薦めの一冊です。