以前に読んだプチ断食の本に触発されて、2か月程やってみました。
私の場合は、通常の昼飯抜きの2食でやってみました。
今まで数十年間、ずっと一日3食(場合によっては4食)の生活をしてきました。 不思議と、いつ何
を食べても美味しくて、食べるの大好き。食事で辛いと思った事は殆ど経験ありません。
出されたものは全て食べるし、自分で作る時は大抵 多目の分量になってしまい、それをペロリと
食べていました。
食事制限というのは特にしていませんでしたが、野菜を先に食べる。という事だけはこの数年守
っています。
そんな自分が、1食抜いたらどういう事になるのだろうと興味しんしんで始めました。
朝食と夕食は何の制限もせず、昼だけを抜いてみるという事にしました。
やってみると、昼ごろになると空腹感がきます。
それを、グッと我慢していると、しばらくして、グーとお腹が鳴る。
それでも我慢していると30分程で空腹感は全く消えてしまいます。
自分の体が、食物からのエネルギーエンジンではなく、脂肪からのエンジンに切り替わった事を感
じます。
そうなれば、夕方まで全く支障なく仕事ができました。
空腹でたまらなくなる瞬間は、スーパーで買っておいた煎り皮付ピーナッツ又は煎り大豆を数粒ず
つ食べる。意外と それで凌げます。
3日程すると、歩いていても上半身が軽くなったという実感がわいてきました。
そして、1週間ごとに1Kgづつぐらい体重が減っていきました。
これで3Kg減り、ついに20歳頃の体重で標準体重と同じ64Kgに落ちました。
体型もスリムになってきました。
三国志に劉備玄徳の髀肉之嘆という話があります。
しばらく馬に乗って戦っていなかったので太ももの内側に肉がついてしまった。自分は活躍もせず
何をしているのだと嘆くという事ですが、私にもずっとついてた太ももの内側の脂肪がすっかり消え
てしまいました。これには驚きました。
筋肉が減るのではなく、確かに備蓄していた脂肪が消えていくのが分かります。
シャツもズボンもダブダブになってきました。
逆に、標準体重を割りそうになったら、昼飯を食べる という様にコントロールする事をはじめまし
た。
又、この1週間は 腰わり体操も始めたので、内部筋肉がついたらしく、食欲が増してつい昼食を
食べてしまう事もあります。でも体重は標準のまま。
プチ断食をしてみて、スリムになった事以外には、白髪に少し色が戻って灰色の様になった様に思
います。南雲さんの言われていた若返りなのでしょうか?
お通じなどは、従来以上に順調でした。
ただ、夕方 重要な交渉事などがある日は、その前にアンパン1個など食べてからのぞみました。
夕方はやはり少しエネルギー不足的になり、カリカリした交渉になってはマズイのでその予防で
す。それ以外は、仕事上で気を使った事はありませんでした。
昼休みをフルに活用できるので、そこで処理できる事はしてしまい、なるべく早く帰れるように工夫
したりもできます。
メリットが大きい様に思うので、これからも、基本は昼抜きのプチ断食としておいて、どうしても食べ
たいと思った日は食べるという柔軟なやり方を続けてみたいと思います。
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