でも、どうすれば良いのか、なぜ身体に良いのか は知りませんでした。
この本は、元力士の一ノ矢さんとその奥様のマツダさんの共著です。
一ノ矢さんは琉球大学物理学科を卒業してから、相撲界に入ったという方。
現在は高砂部屋のマネージャーをしながら、シコトレの普及や相撲の物理的探究を続けておられ
るとのこと。
表題から分かるように、シコトレが目的ではなくて、股関節や肩甲骨を柔軟にし、腸腰筋などの深
層筋(インナーマッスル)を鍛えることを目的としています、その手段として相撲のトレーニング方法
が非常に良いとの事。
股関節トレーニングとして、蹲踞(そんきょ)、腰割り、伸脚、股割り、シコの順に進めていきます。
肩甲骨トレーニングとしては、エアテッポウ、すわりテッポウ、寝テッポウ、土俵入りと進みます。
股関節+肩甲骨トレーニンングは、腰割り+肩入れ、壁テッポウ、腰割り+土俵入りとなります。
イチロー選手が打席前にやっているのは、腰割り+肩入れ とのこと。
全て、正しい姿勢、悪い姿勢や注意点などが写真で出ていて、とても分かり易いです。
手軽に出来て、このトレーニングは良さそうです。
ちょっと試してみたいと思っておられる方に、お薦めの本です。
早速、「自ら人体実験」として、蹲踞と腰割りから試しはじめました。
効果を感じたら、いつか報告させていただきます。
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