2014年9月6日土曜日

【本】股関節を動かして一生元気な体をつくる マツダキョウコ 実業之日本社

お相撲さんのやるシコが身体に良い。イチロー選手もやっている、、等の話を時々耳にします。

でも、どうすれば良いのか、なぜ身体に良いのか は知りませんでした。



この本は、元力士の一ノ矢さんとその奥様のマツダさんの共著です。

一ノ矢さんは琉球大学物理学科を卒業してから、相撲界に入ったという方。

現在は高砂部屋のマネージャーをしながら、シコトレの普及や相撲の物理的探究を続けておられ

るとのこと。



表題から分かるように、シコトレが目的ではなくて、股関節や肩甲骨を柔軟にし、腸腰筋などの深

層筋(インナーマッスル)を鍛えることを目的としています、その手段として相撲のトレーニング方法

が非常に良いとの事。



股関節トレーニングとして、蹲踞(そんきょ)、腰割り、伸脚、股割り、シコの順に進めていきます。

肩甲骨トレーニングとしては、エアテッポウ、すわりテッポウ、寝テッポウ、土俵入りと進みます。



股関節+肩甲骨トレーニンングは、腰割り+肩入れ、壁テッポウ、腰割り+土俵入りとなります。

イチロー選手が打席前にやっているのは、腰割り+肩入れ とのこと。



全て、正しい姿勢、悪い姿勢や注意点などが写真で出ていて、とても分かり易いです。

手軽に出来て、このトレーニングは良さそうです。


ちょっと試してみたいと思っておられる方に、お薦めの本です。



早速、「自ら人体実験」として、蹲踞と腰割りから試しはじめました。

効果を感じたら、いつか報告させていただきます。

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