著者は脳神経外科の医師で、2万人以上の痴呆患者の治療を行ってこられた方。
痴呆の90%以上は脳を使わない事で起こってくる廃用型痴呆とのこと。
囲碁は、脳を活性化する事にとても効果がある。
調べた2つの老人囲碁クラブの人には痴呆の人が全く居なかったとのこと。
又、軽い痴呆の人も、若い時にちょっと囲碁を知っていた人に、囲碁をしてもらうと脳が再活性化し
て痴呆状態が正常に戻ったりする。
診療するときに、過去に囲碁の経験の有無を聞き、少しでも知っていたら囲碁療法を行う事を考え
るとのこと。
囲碁で上達するには、若い時からやっている事が重要ですが、囲碁の石取りゲームをしていくだけ
でも効果があるとのこと。
幾つになっても、始めて遅くないという事ですね。
小中学校などで、囲碁・将棋のやり方を1時間づつでも良いので教えておけば、将来の日本の痴呆
問題はかなり解決できるかもしれませんね。
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