2014年12月28日日曜日

【本】囲碁はボケ予防の妙手  金子満雄 河出書房新社

著者は脳神経外科の医師で、2万人以上の痴呆患者の治療を行ってこられた方。


痴呆の90%以上は脳を使わない事で起こってくる廃用型痴呆とのこと。


囲碁は、脳を活性化する事にとても効果がある。

調べた2つの老人囲碁クラブの人には痴呆の人が全く居なかったとのこと。


又、軽い痴呆の人も、若い時にちょっと囲碁を知っていた人に、囲碁をしてもらうと脳が再活性化し

て痴呆状態が正常に戻ったりする。


診療するときに、過去に囲碁の経験の有無を聞き、少しでも知っていたら囲碁療法を行う事を考え

るとのこと。


囲碁で上達するには、若い時からやっている事が重要ですが、囲碁の石取りゲームをしていくだけ

でも効果があるとのこと。


幾つになっても、始めて遅くないという事ですね。


小中学校などで、囲碁・将棋のやり方を1時間づつでも良いので教えておけば、将来の日本の痴呆

問題はかなり解決できるかもしれませんね。 

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