2018年7月4日水曜日

【定年】還暦過ぎて自転車を始める ビレッタの乗り心地

定年の60過ぎて、エコに暮らそうと考えて駅までの通勤に自転車を使う事にしました。

自転車は20年ぐらい乗っていません。
乗った事があるのはママチャリのみ。

折角だから、近くを色々走り回れるものをと考えました。


クロスバイクにしようかと考えていたのですが、写真を見た妻から、「三角フレームの自転車は60過ぎて変」というクレームが付き、結局 少し走りを意識したシティサイクルにしました。

ブリジストンのビレッタという車種。


バーハンドルに、それと同じぐらいの高さの細いサドル。6段変速。


これだけで、ママチャリとは乗る姿勢が全く異なります。

タイヤも細めなのか、27インチだからなのか、初めて跨ってこぎ出してびっくり。


ハンドルはフラフラするし、車体もぐらぐら。
止まろうとしても足がつま先立ちになるのでとても不安定。

あれれ、自転車ってこんなに難しい物だったっけ? と思いつつ、家に乗って帰りました。

それから1週間、近所を走ってみるのですが、

 お尻が痛い、
 車体はふらつく、
 横を車が通るととても怖い。
 狭い通路を通れる気がしない
 ブレーキをかけると倒れそうになる(実際に倒れた)
 膝を車体にブツケル事が多くて痛い。

など。とても恐ろしい乗り物という印象。

特に、ブレーキで停止する時に安定した形で止まれないのが本当に怖い。


という事で、自転車屋へ持っていき、サドルを停止時に足裏が地面に付くまで下げてもらい、ハンドルも釣り合うように下げてもらいました。
但し、ママチャリとは違って、漕ぎ出したら自然と前傾姿勢になるというのはそのままです。

そうすると、安心して止まれる。ペダルを漕げる。
ハンドル操作にも余裕が出来る。お尻もサドルの後ろにわずかに乗せるだけにしたら痛くなくなりました。

という事で、問題なく乗れる様になりました。


そうなると、ママチャリとの違いが良く分かってきました。

ママチャリはゆっくり安定して低速走行するにはとても向いている自転車。ビレッタは、低速よりも中速の方が安定して走る自転車と思います。

実際、ビレッタで走っているとママチャリを幾つも追い越していく事になります。

クロスバイクまでの速さは出ませんが、前かごやチェーンカバー、泥除けなどもフル装備で、ママチャリとは一味ちがう走りが出来るというのは、とても実用的でバランスの良い自転車だと感心しています。乗り心地はとても快適です。

点灯虫という自動点灯ライトもかなり明るくて満足です。

馴れると中々良い自転車。シニアにもとっても良いと思います。


2~3駅程度の距離ならば十分これで行くことができます。

風を感じて走る事が気持ちよくて、バスに乗る事が殆ど無くなりました。

60過ぎても、自転車ライフを始めるのは遅くないです。お勧めです。

少年時代の忘れていた世界を思い出す様な気がします。




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