食器も沢山残されています。
両親が新婚当時からのほぼ全ての物が台所や食堂の棚などの奥にあります。
食器を見ると、家族皆で茶碗蒸し食べたな、とか、正月には少しかしこまってお屠蘇を飲んだなとか当時のシーンが思い出されます。
写真や手紙などとは又違う、もっとリアルな記憶を呼び起こしてくれます。
味や、笑い声、親兄弟の服装や当時のテーブルやコタツの風景なども目に浮かんできました。
昭和の中旬にはフルーツポンチを家でやる事が流行っていたのでしょう。ポンチのセットがあったり、(そう言えば2-3回だけ使われていた事を思い出しました)
時代に密着した記録物です。
小皿、箸、ナイフとフォークコップなど、日常品であればあるほど子供の時の記憶が呼び起こされます。
これらの記憶のキーになる品々を俺の判断で捨てて良いのか?
又、心の中の葛藤が起こります。
でも、心を鬼にして、「ノスタルジーには浸らないぞ」と決めて進めます。
食器には、陶製、木製、金属製ガラス製のものがあります。
私の市の資源回収のしくみを読むと陶製食器や、金属製調理道具の無料回収をしていましたので、出来るだけ、そこに持ち込む様にしました。
ナイフなどは危険物として出す必要があります。
ガラス製のものは燃えないゴミとし出しました。
有名ブランドの新品食器があればリサイクルショップなどに売る事も可能かもしれません。
気を付けなければならないのは、貰い物等だと思われる木箱に入った食器類。
それらは貴重な価値ある物の可能性はあります。説明書きなどがあれば良く読んでみる事がお勧めします。
価値がありそうな場合は、木箱ごと残しておいて、骨董屋や古物商に売れる事があります。
注意が必要なのは、戦争中などにもらったであろう金杯、銀杯など。
金も銀も日常 あまり接する機会が無いので、なんだ銅やアルミの盃か、、とか思って処理しない事。
盃以外にも金銀製の食器がある可能性あります。
良く説明書を読んだり、どういう金属か明るい所でしっかり見る必要があります。
気を付けて作業を進めて下さい。
0 件のコメント:
コメントを投稿