明治時代の町娘が、オーストリア貴族の外交官に見初められて結婚し、欧州へ向けて旅行する間についての本人の手記。
村木さんがドイツ語で光子が書いた手記を日本語に訳した本。
子供たちに若くして亡くなった夫の姿を伝えたくて、思い出しながら手記を書いたものとの事。
当時の若い日本人女性から見た、アジアの国々の人々、インド、中東、欧州の人々。
そして、日本の人々についてがみずみずしい生の言葉で綴られています。
130年前の生の世界を知るのにとても面白い本です。
光子さん自身は、一人 異国の地で 沢山の子供をシングルマザーで育てた すごく強い人なんだと感じました。
現実にあったシンデレラガール物語と言えばよいのでしょうか?
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