西洋医学は、悪い患部に対する治療を行いますが、
東洋医学では患部とは全然異なる所(ツボ)を刺激
する事で治すという話をよく聞きます。
以前から気になっていたので、関連しそうな数冊
の本を読んでみました。これはその中の1冊に
なります。
著者は、気功を学ぶために北京体育学院に留学。
又、老子の元で修行。鍼灸学校を卒業し鍼灸士
の資格を持つ。自ら工夫した気功治療で多くの患者
を治しているとのこと。
以下 ポイント抜粋
気功とは、身体の中を流れている気をスムーズな
流れにする。病気は気の流れが滞る事で起こる。
小周天で気を体の中で回すと間脳に刺激を入れる
事ができる。小周天はかなり難しい技と説明して
いる人もいるが、肛門を後ろ斜めに上げる(絞める)
と簡単にできる。
気功をすると、毛細血管が広がり酸素が抹消まで
行く(不安なく、ゆったりした気持ちになる事で血管
が広がる)。これでガン細胞が増殖しない。
スポーツ選手は意外と短命の人が多い。これは
交感神経を使って集中しているから、内臓の毛細
血管が縮んでしまうから。
実例として、肺ガン、リンパガン、卵巣ガン、ネフローゼ
な治った。
治療は、全身の気を調整した上で、筋肉の緊張を
取り除く。
タンやセキは肺が原因ではなく、心臓が原因の事
が殆ど。 よって、心臓に集中した気を気功鍼で
落とし、心臓のツボを温灸すればよい。
花粉症は、どの経路に気が上がっているかを調べ、
その気を気功鍼で整え、ツボを探して毎日温灸を
すれば殆ど3か月で症状が消える。
偏頭痛は循経指圧で治る。
気の異常は絹のパジャマを着て上からなでると
普通の人でも簡単に見つける事ができる。
(サーモグラフィや手かざしによって感じる
温度差で)
気を吸っている所は、明らかに冷たいし、気が
集まっている所は熱が噴いて湿った熱さを感じ
ます。気の異常の見つかる場所は決まっている
ので、それに従って調べれば良い。(本には
人体図に場所を示した点をつけた図が載っている)
筋ジストロフィは肝経の気の異常。気功鍼をする
事で、ねじれていた腕がその場で治った実例あり。
筋ジストロフィは身体の酷使、酒の飲みすぎ、
セックスの過剰が原因。
肝経の気の異常で、小脳に気がうっ滞した。
様々な病気は、うっ滞した気を誘導する事で簡単
に解決できる。
脳腫瘍を治した事もある。
病院で調べても原因がわからない「本態性xx」という
病気や不定愁訴は 気や血液、水の滞りが原因。
治した事例としては、パーキンソン病、バセドゥ病、
アトピー性皮膚炎などもある。
ツボとは、何か。
経絡は人体を流れる水。この水が滑らかに流れている
時が健康な状態で、ツボは現れない。
川が堰き止められて出来る水たまりにうっ滞する水や
堰き止められて集まりすぎて澱んだ体液は熱を持ち
ます。これが「実のツボ」。堰き止められて細くなった
下流で取り残されたエネルギーの水たまりが冷えるツボ
「虚のツボ」なのです。
「実のツボ」に灸すると、非常に熱く感じ、「虚のツボ」
だと熱さを感じない。
冷え性や下痢症は治るし、高熱も簡単に下げられる(足
の裏の井穴のツボに気功鍼)。
風邪は気の異常なので、これに効く薬はない。
心身症、喘息も治った。
気功治療は施術者の気をかなり奪うので、各人が各々
気功を行い病気にならない様に予防してほしい。
以上
片野さんは、身体の中に循環して流れているものが
ある(気、水、エネルギーなどと呼んでいます)。
それがうっ滞する事が病気の原因なので、循環を
阻害している所に効くツボに温灸や気功鍼を行う
事で、病気が治るといわれています。
2016年6月25日土曜日
2016年6月19日日曜日
【バレーボール】 リベロの身体の使い方
だんだんオリンピックが近くなってきました。
火の鳥ニッポンチームが勝ち上がって行く為
には守備力をどう上げられるがポイントであ
る事は間違いありません。
今年のOQTではリベロに加えてレシーブ専用
選手も投入して、補強しようとしました。
ロンドン時は佐野選手、新鍋選手、竹下選手
というレシーブ上手な選手により守備力の基
礎がありました。
今年はその穴をどう埋められるのかが重要
です。鍋谷選手のようにレシーブが安定し
ている新しい選手も加わりましたが、やはり
キーとなるのはリベロだと思います。
色々なリベロの選手がおられますが、見て
いると、どうしても佐野選手の動きとの
違いを感じてしまいます。
それだけ、佐野選手の動きが特殊だったの
かもしれません。
特に感じるのは、外人選手に高速スパイク
をリベロの真ん前に鋭角的に撃ち込まれた
時の対応のスピードです。
床ぎりぎりの低さで腕でボールを受けない
といけないのですが、その低いポジション
になるまでの時間が、佐野選手は他の人よ
り1テンポ早かったと思います。
コンマ何秒というぐらいの差なのでしょう
が、それによってスーパーレシーブができ
ていた様に感じます。
ユーチューブで、往年の佐野選手のレシーブ
動画が沢山見れますので、久しぶりに見て
みたら、今までボンヤリ見逃していた佐野
選手の動きのポイントが分かった気がしま
した。
2つあります。
一つは、筋肉の力でかがんで姿勢を落とし
ていない事。驚いた事に、佐野選手は足を
後ろに滑らせて支えを無くし、自身の身体
を自由落下させて姿勢を下げています。
体術でいう「抜き」を、もっと極端にして
本当の自由落下速度を使っています。
だから、通常の「運動神経の良い」スポー
ツ選手の動きよりも早い動きを作る事が出
来たのです。
彼女がレシーブしたときに、カエルが車に
轢かれた様な形になっていた(例えが悪く
てすみません)事を覚えておられる方も
多いと思います。それは、垂直落下のスカ
イダイビンングの様な形でレシーブをして
いたから、そうなっていたという事なの
ですね。
普通のスパイクやサーブレシーブの時は
そんな速度はいらないので、通常の筋肉
動作で取られていますが、世界の強打者
のスパイクを、スーパーレシーブをする
時のモードでは、こういう動きを瞬時に
行っていたのでしょう。
2つ目は、1つ目とも関連もしますが、
出来る限りレシーブ後の球の動きを眼で
追うようにしている事。
回転レシーブや、身体を投げ出しす大き
な動作でのレシーブでは、どうしても
レシーブ後の球を見られなくなりがちで
す。佐野選手は、殆どの場合、レシー
ブ後も球筋を見られる形を追及して工夫
しておられたのでしょう。
他のリベロ選手に比べて、佐野選手の
取り方は地味に見えても、こういう
達人技が隠れていいたのですね。
火の鳥ニッポンチームが勝ち上がって行く為
には守備力をどう上げられるがポイントであ
る事は間違いありません。
今年のOQTではリベロに加えてレシーブ専用
選手も投入して、補強しようとしました。
ロンドン時は佐野選手、新鍋選手、竹下選手
というレシーブ上手な選手により守備力の基
礎がありました。
今年はその穴をどう埋められるのかが重要
です。鍋谷選手のようにレシーブが安定し
ている新しい選手も加わりましたが、やはり
キーとなるのはリベロだと思います。
色々なリベロの選手がおられますが、見て
いると、どうしても佐野選手の動きとの
違いを感じてしまいます。
それだけ、佐野選手の動きが特殊だったの
かもしれません。
特に感じるのは、外人選手に高速スパイク
をリベロの真ん前に鋭角的に撃ち込まれた
時の対応のスピードです。
床ぎりぎりの低さで腕でボールを受けない
といけないのですが、その低いポジション
になるまでの時間が、佐野選手は他の人よ
り1テンポ早かったと思います。
コンマ何秒というぐらいの差なのでしょう
が、それによってスーパーレシーブができ
ていた様に感じます。
ユーチューブで、往年の佐野選手のレシーブ
動画が沢山見れますので、久しぶりに見て
みたら、今までボンヤリ見逃していた佐野
選手の動きのポイントが分かった気がしま
した。
2つあります。
一つは、筋肉の力でかがんで姿勢を落とし
ていない事。驚いた事に、佐野選手は足を
後ろに滑らせて支えを無くし、自身の身体
を自由落下させて姿勢を下げています。
体術でいう「抜き」を、もっと極端にして
本当の自由落下速度を使っています。
だから、通常の「運動神経の良い」スポー
ツ選手の動きよりも早い動きを作る事が出
来たのです。
彼女がレシーブしたときに、カエルが車に
轢かれた様な形になっていた(例えが悪く
てすみません)事を覚えておられる方も
多いと思います。それは、垂直落下のスカ
イダイビンングの様な形でレシーブをして
いたから、そうなっていたという事なの
ですね。
普通のスパイクやサーブレシーブの時は
そんな速度はいらないので、通常の筋肉
動作で取られていますが、世界の強打者
のスパイクを、スーパーレシーブをする
時のモードでは、こういう動きを瞬時に
行っていたのでしょう。
2つ目は、1つ目とも関連もしますが、
出来る限りレシーブ後の球の動きを眼で
追うようにしている事。
回転レシーブや、身体を投げ出しす大き
な動作でのレシーブでは、どうしても
レシーブ後の球を見られなくなりがちで
す。佐野選手は、殆どの場合、レシー
ブ後も球筋を見られる形を追及して工夫
しておられたのでしょう。
他のリベロ選手に比べて、佐野選手の
取り方は地味に見えても、こういう
達人技が隠れていいたのですね。
2016年6月11日土曜日
【本】どうなってるの? ニッポンの新聞 池上彰 東京堂出版
自ら新聞大好き人間と言う池上氏がニッポン
の新聞の内幕やジャーナリズムについての
意見を書いた本です。
朝日新聞の問題や、なぜ、読売と朝日は
全く違う事を書くのか、、など。
いくつかポイントと思った点を書いてみます。
まず、昔(昭和の真ん中頃)はどの新聞もほぼ
同じ内容の紙面で、どれを買っても同じと言わ
れていました。各新聞社の主張は社説の所だけ
で表現されていました。
当時は、ネットもなく、TVでもニュース番組
は殆ど無かったので、事実や事件などを伝える
のが新聞の第1の意味だったから。
(そう言えば、NHKが磯村アナをキャスター
にしたNC9というニュース1時間番組が出来
た時には、大変に新鮮に感じた事を思い出しま
した。今では考えられませんね。当時は新聞に
書かれている事は、真実なのだと子供心に信じ
ていました)
今は、ネットやTVでニュース自体は知る事
が出来る世の中になったので、新聞は紙面全
体でカラー(論調)を出すようになってきて
います。
(昔から取っている新聞 読売とか朝日とか
毎日とか、、を習慣的に取り続けている家庭
は多いと思います。レイアウトなどが読み慣
れていますから。又、新聞を他紙に切り替え
るのは面倒でもありますし。
でも、子供の頃の感覚で、新聞を読んでいる
とトンデモナイ偏った見方になる時代になっ
ている事をしっかり意識している人はどれだ
けいるのか、疑問を感じます。
子供の時の様に、新聞に書かれている事は
正しいハズとして読んでいると、紙面全体
でカラーを出す(どの事実を取り上げ、意図
的な編集をして紙面が作られている)今の
新聞では、新聞社のカラーに知らない間に
染められてしまいます。 これは恐ろしい
事ですね)
各新聞社の論調は、新聞社の社内権力図に
によって変わるもの。例えば、読売新聞は
自民党の政治家と深いつながりを持つ渡邉
氏がトップになって、明確に権力寄りの
論調になっています。
論調は新聞社内で指示が出ていなくても、
現場記者が社内の空気を読んで、自主的に
記事の取捨選択や表現を変えるという事が
起こっている面もあります。(サラリーマン
ですからね。。)
新聞は各社 カラーを出す事は可能ですが、
TVは中立でないといけません。
電波は使える周波数帯が限られており、そ
れを警察や消防などと分け合って使ってい
る=国民の資産を使っているので、中立を
維持する義務があります。
端的に表れているのは、新聞では編集委員
という人が社説を書きますが、TVには
編集委員はいません。その変わり解説委員
がいて、解説をしています。
新聞が守るべきは日本新聞協会が定めた
「新聞倫理綱領」ですが、放送には放送法
があります。
自民党や政府が、放送局の幹部を呼びつけ
て色々言った事が数年前にありましたが、
放送法は「放送責任は法律で定める権限に
基づく場合でなければ、何人からも干渉
され、又は規律される事がない」となって
おり、自民党などが事情聴取をした事自体
が法律違反の可能性が高いのです。放送法
は時の権力からの干渉を防ぐ事を目的とし
た物です。
(但し、現状のTVを見ていると、明らに
放送局でカラーを出している様に見えます。
現実は、どんどん理念から捻じ曲げられて
きているのでしょう)
「国益」「売国」などという言葉を紙面で
使うメディアもあるが、それらは言論封殺
の為の言葉で、メディアが使うべきもので
はありません。
「愛国報道」は発行部数を増やせて経営的
には大成功なのでしょうが、報道メディア
として守るべきは客観スタイルです。
「世論調査」も良く報道されますが、これ
も質問の仕方次第で、都合よく結果の操作
が可能です。
新聞社はサラリーマン化しており、社員は
危険地帯に出せない。危険地帯の取材は
フリーランス任せになっています。
広告を出しているスポンサー企業との関係
は、表には言えないが 勿論 不都合な記
事への干渉はあっておかしくありません。
新聞記者いつの間にか「社会的エリート」
扱いされているが、本来は「キラワレ者」
であるべきでしょう。
紙でもWebでも、放送でも、ジャーナリズム
は、民主主義の底辺を支えるインフラであり、
それに徹する事が重要と考える。
とのこと。
ウオーターゲート事件やリクルート事件の時
に何が起こったのか、朝日新聞での騒動の内情
なども書かれています。
大筋は池上さんの意見にナルホドと思うのです
が、彼の新聞に対する結論は、「新聞を生かすも
殺すも、読み手次第なのです」という物には
普通の読者としては違和感がありました。
普通の家庭は1紙しか購読していないのですから。
作り手の都合を、読者側に責任丸投げしている
様に感じられました。
最近のパナマ文書なども、意図的なリーク情報
から始まった騒動ですので、黒幕による意図的
なメディア操作(メディア側もそれを分かっていな
がら)に世論が操られているのでは という不信
も感じます。
やはり、読者としては 自身の身を守る為に
も メディア情報を鵜呑みにしない、という
読み手次第 なのかもしれませんね。。。。
の新聞の内幕やジャーナリズムについての
意見を書いた本です。
朝日新聞の問題や、なぜ、読売と朝日は
全く違う事を書くのか、、など。
いくつかポイントと思った点を書いてみます。
まず、昔(昭和の真ん中頃)はどの新聞もほぼ
同じ内容の紙面で、どれを買っても同じと言わ
れていました。各新聞社の主張は社説の所だけ
で表現されていました。
当時は、ネットもなく、TVでもニュース番組
は殆ど無かったので、事実や事件などを伝える
のが新聞の第1の意味だったから。
(そう言えば、NHKが磯村アナをキャスター
にしたNC9というニュース1時間番組が出来
た時には、大変に新鮮に感じた事を思い出しま
した。今では考えられませんね。当時は新聞に
書かれている事は、真実なのだと子供心に信じ
ていました)
今は、ネットやTVでニュース自体は知る事
が出来る世の中になったので、新聞は紙面全
体でカラー(論調)を出すようになってきて
います。
(昔から取っている新聞 読売とか朝日とか
毎日とか、、を習慣的に取り続けている家庭
は多いと思います。レイアウトなどが読み慣
れていますから。又、新聞を他紙に切り替え
るのは面倒でもありますし。
でも、子供の頃の感覚で、新聞を読んでいる
とトンデモナイ偏った見方になる時代になっ
ている事をしっかり意識している人はどれだ
けいるのか、疑問を感じます。
子供の時の様に、新聞に書かれている事は
正しいハズとして読んでいると、紙面全体
でカラーを出す(どの事実を取り上げ、意図
的な編集をして紙面が作られている)今の
新聞では、新聞社のカラーに知らない間に
染められてしまいます。 これは恐ろしい
事ですね)
各新聞社の論調は、新聞社の社内権力図に
によって変わるもの。例えば、読売新聞は
自民党の政治家と深いつながりを持つ渡邉
氏がトップになって、明確に権力寄りの
論調になっています。
論調は新聞社内で指示が出ていなくても、
現場記者が社内の空気を読んで、自主的に
記事の取捨選択や表現を変えるという事が
起こっている面もあります。(サラリーマン
ですからね。。)
新聞は各社 カラーを出す事は可能ですが、
TVは中立でないといけません。
電波は使える周波数帯が限られており、そ
れを警察や消防などと分け合って使ってい
る=国民の資産を使っているので、中立を
維持する義務があります。
端的に表れているのは、新聞では編集委員
という人が社説を書きますが、TVには
編集委員はいません。その変わり解説委員
がいて、解説をしています。
新聞が守るべきは日本新聞協会が定めた
「新聞倫理綱領」ですが、放送には放送法
があります。
自民党や政府が、放送局の幹部を呼びつけ
て色々言った事が数年前にありましたが、
放送法は「放送責任は法律で定める権限に
基づく場合でなければ、何人からも干渉
され、又は規律される事がない」となって
おり、自民党などが事情聴取をした事自体
が法律違反の可能性が高いのです。放送法
は時の権力からの干渉を防ぐ事を目的とし
た物です。
(但し、現状のTVを見ていると、明らに
放送局でカラーを出している様に見えます。
現実は、どんどん理念から捻じ曲げられて
きているのでしょう)
「国益」「売国」などという言葉を紙面で
使うメディアもあるが、それらは言論封殺
の為の言葉で、メディアが使うべきもので
はありません。
「愛国報道」は発行部数を増やせて経営的
には大成功なのでしょうが、報道メディア
として守るべきは客観スタイルです。
「世論調査」も良く報道されますが、これ
も質問の仕方次第で、都合よく結果の操作
が可能です。
新聞社はサラリーマン化しており、社員は
危険地帯に出せない。危険地帯の取材は
フリーランス任せになっています。
広告を出しているスポンサー企業との関係
は、表には言えないが 勿論 不都合な記
事への干渉はあっておかしくありません。
新聞記者いつの間にか「社会的エリート」
扱いされているが、本来は「キラワレ者」
であるべきでしょう。
紙でもWebでも、放送でも、ジャーナリズム
は、民主主義の底辺を支えるインフラであり、
それに徹する事が重要と考える。
とのこと。
ウオーターゲート事件やリクルート事件の時
に何が起こったのか、朝日新聞での騒動の内情
なども書かれています。
大筋は池上さんの意見にナルホドと思うのです
が、彼の新聞に対する結論は、「新聞を生かすも
殺すも、読み手次第なのです」という物には
普通の読者としては違和感がありました。
普通の家庭は1紙しか購読していないのですから。
作り手の都合を、読者側に責任丸投げしている
様に感じられました。
最近のパナマ文書なども、意図的なリーク情報
から始まった騒動ですので、黒幕による意図的
なメディア操作(メディア側もそれを分かっていな
がら)に世論が操られているのでは という不信
も感じます。
やはり、読者としては 自身の身を守る為に
も メディア情報を鵜呑みにしない、という
読み手次第 なのかもしれませんね。。。。
2016年5月29日日曜日
【本】メンタル強化メソッド45 浮世満理子 実業之日本社
スポーツの世界でメンタルの重要性はかなり言われていますが、
その強化法はどうしたら良いのか。 この本が教えてくれました。
ポイントを記します。
・メンタルは「こうなりたい」という目標と表裏一体。
・メンタルは思考、感情、行動の3つの要素でできている。
思考は「努力」「根性」「執念」「平常心」「精神」「心」など。
感情は「喜び」「悲しみ」「怒り」など。
行動は、目標達成への導く行動の数々で、「ルーティン」など。
・メンタルを強化するのは「達成感」
ちょっと頑張らないとできない目標をクリアして、達成感が得ら
れると、自分に自信がついてきます。この達成感を繰り返して
行くことで、自信と諦めない心が育っていきます。
・目標は 頑張らないと達成できない目標がちょうど良い。
イチロー選手が打率ではなく、安打数を目標に設定したのは絶妙。
安打数ならば、積み重ねていいって達成できる目標で、どんなに
調子の悪い試合でも、1本ヒットが出る事で目標に近づきます。
何試合ヒットが出なくても、又 次の試合に向けて頑張れる気持ち
へと切り替わります。
・勝負の勝ち負けではなく、いかに今できる事を全力で出し尽くし
たかが、次につながっていく。
相手と戦うのではなく、自分の最高を出せるかとの戦いが必要。
・トップアスリートは練習でも、「つらくてしんどい」=「嫌だ」
ではなく、「つらくてしんどい」=「強くなれる」「上手くなれる」
という思考回路にする。
・弱音や悪い言葉は、パフォーマンスを落とす危険信号。
弱音の中をしっかり書き出していくと、解決の糸口が見える。
・モチベーションを保つ為には「行動の目標」に切り替える
「試合に勝つ」「上達する」などの結果の目標ではなく、「毎日
素振りを50回する」などの行動の目標に変える。結果は後から
付いてくるもの。
・ケガはメンタルが原因と言っても過言ではない。
一つは練習が厳しくて、休みたいけど休みたいと言えない人はケガをする。
二つ目は、練習を休まなければいけないのに続ける事で、腱んを切ってしまう。
生真面目すぎる性格には、「年3回は休み」など休むルールを作る。練習不足
による不安へは、毎日自分の良い所、OKな行動を箇条書きするOK日記を
付けて消す。
・身体のコンディションが万全でないのは当然のこと。
トップアスリートは身体のコンディションが悪くても、結果は左右されない
と考えている。むしろ、何かしらの痛みを抱えているアスリートが多い。
身体のコンディションにこだわり過ぎると、体調を整える事が「目標」に
すり替わってしまう。結果は体調とは関係ないものだと考えよう。
プレッシャー・集中力のメンタル強化メソッド
・プレッシャーは自分の内面から生まれるもの。日記などで自分を縛る思考や
価値観に気づこう。「期待」は危険な言葉、ホテルに置いてきて試合会場に
は持ち込まない。
・自分の中に勝利に必要な要素を持つヒーロー像を作ろう。ピンチの時は、その
ヒーロー像を思い浮かべて、自分がそれになったつもりで戦おう。
・「今ここ」に100%の意識を集中すること。いいプレーをした時は「よし!」
「やった」と声を出しながら、自分を承認して自己肯感を上げて行こう。
・死ぬ一歩手前のパフォーマンスを出し切って、戦い方の「質」を高める事が
大事。それが大きな自信になって、次の結果につながる。
・緊張反応(手に汗や、ドキドキしたりなど)は、肉食獣に襲われる生命の
危険を感じていたことの名残。生命の危険ではないとイメージすれば、体の
緊張反応は治まる。
・プレッシャーや緊張を取り除いた上で、「こえをすれば、大丈夫」という
ルーティンの行動をする様にしよう。
・チャンスは数秒間限定で時間制限があるもの、今 チャンスを活かさないと
次は自分にピンチがやってくるものだと認識しよう。
・マイナスの感情、過剰な感情は、試合の結果に大きく影響するもの。怒りや
落ち込みを感じる時には、笑顔を作る事で、気分を切り替えることができる。
ゴルフなど、試合中は笑いながら移動するとミスしても結果を出す事に集中
できる。
・ミスは起きた瞬間から過去のもの。「今ここ」と唱え、目の前の試合に集中する。
以上の他にも、この本には色々とポイントメッセージが記載されています。
これを読んですぐに連想してしまうのは木村沙織選手。
10年 殆どケガしないで来ており、試合中や前後の様子もここに出ているポイント
を上手く実践しているから、結果を出し続けるのだなと納得しました。
ここに書かれている事は、スポーツだけでなくビジネスでも殆ど共通ですね。
例えば、会社では「売上xx億円」という様なものだけを目標として示している人
が多くいますが、行動を目標にしないと何にもなりませんね。
その強化法はどうしたら良いのか。 この本が教えてくれました。
ポイントを記します。
・メンタルは「こうなりたい」という目標と表裏一体。
・メンタルは思考、感情、行動の3つの要素でできている。
思考は「努力」「根性」「執念」「平常心」「精神」「心」など。
感情は「喜び」「悲しみ」「怒り」など。
行動は、目標達成への導く行動の数々で、「ルーティン」など。
・メンタルを強化するのは「達成感」
ちょっと頑張らないとできない目標をクリアして、達成感が得ら
れると、自分に自信がついてきます。この達成感を繰り返して
行くことで、自信と諦めない心が育っていきます。
・目標は 頑張らないと達成できない目標がちょうど良い。
イチロー選手が打率ではなく、安打数を目標に設定したのは絶妙。
安打数ならば、積み重ねていいって達成できる目標で、どんなに
調子の悪い試合でも、1本ヒットが出る事で目標に近づきます。
何試合ヒットが出なくても、又 次の試合に向けて頑張れる気持ち
へと切り替わります。
・勝負の勝ち負けではなく、いかに今できる事を全力で出し尽くし
たかが、次につながっていく。
相手と戦うのではなく、自分の最高を出せるかとの戦いが必要。
・トップアスリートは練習でも、「つらくてしんどい」=「嫌だ」
ではなく、「つらくてしんどい」=「強くなれる」「上手くなれる」
という思考回路にする。
・弱音や悪い言葉は、パフォーマンスを落とす危険信号。
弱音の中をしっかり書き出していくと、解決の糸口が見える。
・モチベーションを保つ為には「行動の目標」に切り替える
「試合に勝つ」「上達する」などの結果の目標ではなく、「毎日
素振りを50回する」などの行動の目標に変える。結果は後から
付いてくるもの。
・ケガはメンタルが原因と言っても過言ではない。
一つは練習が厳しくて、休みたいけど休みたいと言えない人はケガをする。
二つ目は、練習を休まなければいけないのに続ける事で、腱んを切ってしまう。
生真面目すぎる性格には、「年3回は休み」など休むルールを作る。練習不足
による不安へは、毎日自分の良い所、OKな行動を箇条書きするOK日記を
付けて消す。
・身体のコンディションが万全でないのは当然のこと。
トップアスリートは身体のコンディションが悪くても、結果は左右されない
と考えている。むしろ、何かしらの痛みを抱えているアスリートが多い。
身体のコンディションにこだわり過ぎると、体調を整える事が「目標」に
すり替わってしまう。結果は体調とは関係ないものだと考えよう。
プレッシャー・集中力のメンタル強化メソッド
・プレッシャーは自分の内面から生まれるもの。日記などで自分を縛る思考や
価値観に気づこう。「期待」は危険な言葉、ホテルに置いてきて試合会場に
は持ち込まない。
・自分の中に勝利に必要な要素を持つヒーロー像を作ろう。ピンチの時は、その
ヒーロー像を思い浮かべて、自分がそれになったつもりで戦おう。
・「今ここ」に100%の意識を集中すること。いいプレーをした時は「よし!」
「やった」と声を出しながら、自分を承認して自己肯感を上げて行こう。
・死ぬ一歩手前のパフォーマンスを出し切って、戦い方の「質」を高める事が
大事。それが大きな自信になって、次の結果につながる。
・緊張反応(手に汗や、ドキドキしたりなど)は、肉食獣に襲われる生命の
危険を感じていたことの名残。生命の危険ではないとイメージすれば、体の
緊張反応は治まる。
・プレッシャーや緊張を取り除いた上で、「こえをすれば、大丈夫」という
ルーティンの行動をする様にしよう。
・チャンスは数秒間限定で時間制限があるもの、今 チャンスを活かさないと
次は自分にピンチがやってくるものだと認識しよう。
・マイナスの感情、過剰な感情は、試合の結果に大きく影響するもの。怒りや
落ち込みを感じる時には、笑顔を作る事で、気分を切り替えることができる。
ゴルフなど、試合中は笑いながら移動するとミスしても結果を出す事に集中
できる。
・ミスは起きた瞬間から過去のもの。「今ここ」と唱え、目の前の試合に集中する。
以上の他にも、この本には色々とポイントメッセージが記載されています。
これを読んですぐに連想してしまうのは木村沙織選手。
10年 殆どケガしないで来ており、試合中や前後の様子もここに出ているポイント
を上手く実践しているから、結果を出し続けるのだなと納得しました。
ここに書かれている事は、スポーツだけでなくビジネスでも殆ど共通ですね。
例えば、会社では「売上xx億円」という様なものだけを目標として示している人
が多くいますが、行動を目標にしないと何にもなりませんね。
2016年5月28日土曜日
【平和】オバマ大統領の広島スピーチ
全文訳を新聞で読みました。
とても好感を持ちました。
謝罪の言葉が無い。などの非難をする
人もいるでしょうが、それは米国代表
という立場ですので、私はその制約の中
でとても良いスピーチをしてくれたと
感心しました。
特に、原爆という武器についてだけで
はなく、「戦争」という事自体を廃絶
して行きたいという意思を全世界に
アピールしています。
訳によると、第二次大戦も「最も単純な
部族同士の紛争の原因のように、支配、
征服を欲する本能という同じ根本から
戦争は起きてきました。つまり、古い
パターンが制約が働くことなく、新し
い能力により増幅されました」と言い、
又、「私たちは過去の失敗を繰り返す
よう遺伝子で決められているわけでは
ありません。私たちは学ぶことができ
ます。選ぶことができます。子供達に
違う方法を伝えることができます。
共通する人間性を説明し、戦争が起こ
りにくく、残虐性が簡単には受け入れ
られないようにする物堅いです。」
とのこと。
「力には力で対抗するしかない。」
「人間には自分だけ得をしたい欲や、
征服欲などは本能なのだからそれを
前提とするのが現実的だ」という
話が一般的に語られる事が多くなって
きていると思います。
オバマさんが言っているのは、その
昔からの延長上の考えから、一歩前
に進もうという事ですね。世界一強力
な軍隊の最高責任者の発言としては
矛盾感もありますが、考え方として
はとても共感できます。
出自はどうであれ、日本の9条はそ
れを更に1歩進めた上に、具体的に
明文化して実践しようとしている。
本能を超えようとする人類の知恵の
挑戦だと思っています。
どうすれば、この挑戦をもっと前に
進められるのか。そういう知恵だし
が出来ると良いのですが。
古い枠組みの中の人は、米国の核の
傘の下にいるから言える理想論だと
いう人もいるでしょう。
でも、やはり 人類としての本能欲
克服への挑戦なのではないでしょうか。
とても好感を持ちました。
謝罪の言葉が無い。などの非難をする
人もいるでしょうが、それは米国代表
という立場ですので、私はその制約の中
でとても良いスピーチをしてくれたと
感心しました。
特に、原爆という武器についてだけで
はなく、「戦争」という事自体を廃絶
して行きたいという意思を全世界に
アピールしています。
訳によると、第二次大戦も「最も単純な
部族同士の紛争の原因のように、支配、
征服を欲する本能という同じ根本から
戦争は起きてきました。つまり、古い
パターンが制約が働くことなく、新し
い能力により増幅されました」と言い、
又、「私たちは過去の失敗を繰り返す
よう遺伝子で決められているわけでは
ありません。私たちは学ぶことができ
ます。選ぶことができます。子供達に
違う方法を伝えることができます。
共通する人間性を説明し、戦争が起こ
りにくく、残虐性が簡単には受け入れ
られないようにする物堅いです。」
とのこと。
「力には力で対抗するしかない。」
「人間には自分だけ得をしたい欲や、
征服欲などは本能なのだからそれを
前提とするのが現実的だ」という
話が一般的に語られる事が多くなって
きていると思います。
オバマさんが言っているのは、その
昔からの延長上の考えから、一歩前
に進もうという事ですね。世界一強力
な軍隊の最高責任者の発言としては
矛盾感もありますが、考え方として
はとても共感できます。
出自はどうであれ、日本の9条はそ
れを更に1歩進めた上に、具体的に
明文化して実践しようとしている。
本能を超えようとする人類の知恵の
挑戦だと思っています。
どうすれば、この挑戦をもっと前に
進められるのか。そういう知恵だし
が出来ると良いのですが。
古い枠組みの中の人は、米国の核の
傘の下にいるから言える理想論だと
いう人もいるでしょう。
でも、やはり 人類としての本能欲
克服への挑戦なのではないでしょうか。
2016年5月27日金曜日
【マーケティング】ロボホンの店頭展示。もう一工夫したら良いのに
ずっと気になっていたロボホンがいよいよ
発売になりました。
たまたま新宿を通る機会があったので、
ヨドバシマルチメディア館とビックカメ
ラでロボホンがどんな風になっているか
見て来ました。
ヨドバシでは、透明ケースに1体入って
いて、ショーケースには「実演が見たい
時は店員に言ってください」との貼り
紙があるだけ。
ビックカメラでは、展示台の上に充電
イス(?)があって、そこに1体座っ
っています。頭のボタンを押すと生き
返って(?)スタンバイになりました。
ただし、私が話かけても反応してくれ
ず。店員さんが話かけるとちゃんと反
応しました。私の声が周りのノイズに
まぎれて聞き取れなかったみたい。
店内は店内放送や音楽があるので
音声認識には厳しい環境なのでしょう。
両方のお店も、ロボホンの前に他の
お客さんはおられませんでした。
感想としては、「勿体ないなあ」と
いうもの。
電気製品の店頭展示では、デモモード
という店頭用の特殊モードを持たせて
いつ事があります。
ロボホンなんて、それが最もしやす
い物なのではないかと思うのですが。
折角 エスカレータ正面の一等地に
置いてもらっているのですから、
・ロボホンは踊ってお客さんを
呼び込む。
・お客様が近づいてきたら、積極
的に話かける。
・お客様の写真を撮って、その場
でプロジェクションして見せる。
・歌ってみせる。
・お客様と雑談する。
・お店の宣伝も少し言わせる。
これぐらいの特別プログラミング
を仕込む事は十分できると思えま
す。 ぜったい、お客の眼は引け
ると思います。
今のままでは、お店もどうアピール
したらよいか、売りあぐねている
という印象です。
シャープは、遊び心を刺激するマー
ケティングのしかけをもっとして
みたら良いのに。
勿体ない。
発売になりました。
たまたま新宿を通る機会があったので、
ヨドバシマルチメディア館とビックカメ
ラでロボホンがどんな風になっているか
見て来ました。
ヨドバシでは、透明ケースに1体入って
いて、ショーケースには「実演が見たい
時は店員に言ってください」との貼り
紙があるだけ。
ビックカメラでは、展示台の上に充電
イス(?)があって、そこに1体座っ
っています。頭のボタンを押すと生き
返って(?)スタンバイになりました。
ただし、私が話かけても反応してくれ
ず。店員さんが話かけるとちゃんと反
応しました。私の声が周りのノイズに
まぎれて聞き取れなかったみたい。
店内は店内放送や音楽があるので
音声認識には厳しい環境なのでしょう。
両方のお店も、ロボホンの前に他の
お客さんはおられませんでした。
感想としては、「勿体ないなあ」と
いうもの。
電気製品の店頭展示では、デモモード
という店頭用の特殊モードを持たせて
いつ事があります。
ロボホンなんて、それが最もしやす
い物なのではないかと思うのですが。
折角 エスカレータ正面の一等地に
置いてもらっているのですから、
・ロボホンは踊ってお客さんを
呼び込む。
・お客様が近づいてきたら、積極
的に話かける。
・お客様の写真を撮って、その場
でプロジェクションして見せる。
・歌ってみせる。
・お客様と雑談する。
・お店の宣伝も少し言わせる。
これぐらいの特別プログラミング
を仕込む事は十分できると思えま
す。 ぜったい、お客の眼は引け
ると思います。
今のままでは、お店もどうアピール
したらよいか、売りあぐねている
という印象です。
シャープは、遊び心を刺激するマー
ケティングのしかけをもっとして
みたら良いのに。
勿体ない。
2016年5月22日日曜日
【バレーボール】オリンピック最終予選OQT2016
昨夜の対イタリア戦で火の鳥ジャパンも
リオオリンピック行き切符を獲得しました。
選手の皆さん、本当に頑張りました。
久々に、手に汗握る試合でした。
この結果を引き寄せたのは、間違いなく
木村沙織選手。
本当にすごい集中力で爆発してくれました。
いつもなら、ブロックされたり、アウトに
なっているだろうなというシチュエーション
でも、奇跡の様に点を決めています。
TV解説でも言っていましたが、全く笑顔
を出さずに、真剣勝負の意識をずっと保っ
ている様に見えました。
この状態(ゾーンに入る?)の木村選手
には、きっと周りがスローに見えていた
のではないでしょうか。
神業と思えるスパイクを次々と打ってく
れました。
ロンドンオリンピックとその前のOQTで
も非常に苦しい状況があり、その時の
火の鳥メンバーの方々も、一様にシン
と静まりかえり、無言で超集中状態に
入ってどんなスパイクが来ても必ず
拾って拾って落とさないという神がかり
状態を見せてくれた事を覚えています。
その時の木村選手も、もちろん極限
集中状態で何があってもへこたれず
に決める。という事をしてくれていま
した。
解説の川合さんが、昨日の試合では
4-5年前の木村が戻ってきた。という
表現をしていましたが、私には それ
を超えた状態に感じられました。
今回の木村選手からは、4-5年前の
エースとしての集中状態に加えて、
当時の竹下選手の持っていたチーム
全体を引っ張る、何が何でもチーム
をオリンピックに連れて行くという
覚悟の集中状態が加算されて、一回り
凄み、深みが増した気魄を感じました。
ロンドン時は木村選手、竹下選手だけ
ではなく、佐野選手や新鍋選手など
ゾーンの力を出してくれる方が何人
もおられました。今回のチームは、
未経験メンバーが多いのですが、こう
いう経験を踏まえて、徐々にそういう
力を発揮してくれる選手が増えてく
るのだと思います。
技術を超えた世界かもしれませんが、
これを超えた所にしかメダルは無い
のだと思います。
木村選手には、ファンと後輩にすご
い物を見せてくれたという感謝の
気持ちが湧いてきます。これが、
必ず、火の鳥の地力アップにつながる
と信じます。
タイ戦は非常にまれな逆転劇だった
かもしれませんが、本当の真剣勝負
を見せてもらったという意味で、
昨夜のイタリア戦は記憶に残る1戦
です。
リオオリンピック行き切符を獲得しました。
選手の皆さん、本当に頑張りました。
久々に、手に汗握る試合でした。
この結果を引き寄せたのは、間違いなく
木村沙織選手。
本当にすごい集中力で爆発してくれました。
いつもなら、ブロックされたり、アウトに
なっているだろうなというシチュエーション
でも、奇跡の様に点を決めています。
TV解説でも言っていましたが、全く笑顔
を出さずに、真剣勝負の意識をずっと保っ
ている様に見えました。
この状態(ゾーンに入る?)の木村選手
には、きっと周りがスローに見えていた
のではないでしょうか。
神業と思えるスパイクを次々と打ってく
れました。
ロンドンオリンピックとその前のOQTで
も非常に苦しい状況があり、その時の
火の鳥メンバーの方々も、一様にシン
と静まりかえり、無言で超集中状態に
入ってどんなスパイクが来ても必ず
拾って拾って落とさないという神がかり
状態を見せてくれた事を覚えています。
その時の木村選手も、もちろん極限
集中状態で何があってもへこたれず
に決める。という事をしてくれていま
した。
解説の川合さんが、昨日の試合では
4-5年前の木村が戻ってきた。という
表現をしていましたが、私には それ
を超えた状態に感じられました。
今回の木村選手からは、4-5年前の
エースとしての集中状態に加えて、
当時の竹下選手の持っていたチーム
全体を引っ張る、何が何でもチーム
をオリンピックに連れて行くという
覚悟の集中状態が加算されて、一回り
凄み、深みが増した気魄を感じました。
ロンドン時は木村選手、竹下選手だけ
ではなく、佐野選手や新鍋選手など
ゾーンの力を出してくれる方が何人
もおられました。今回のチームは、
未経験メンバーが多いのですが、こう
いう経験を踏まえて、徐々にそういう
力を発揮してくれる選手が増えてく
るのだと思います。
技術を超えた世界かもしれませんが、
これを超えた所にしかメダルは無い
のだと思います。
木村選手には、ファンと後輩にすご
い物を見せてくれたという感謝の
気持ちが湧いてきます。これが、
必ず、火の鳥の地力アップにつながる
と信じます。
タイ戦は非常にまれな逆転劇だった
かもしれませんが、本当の真剣勝負
を見せてもらったという意味で、
昨夜のイタリア戦は記憶に残る1戦
です。
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